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    2013.10.14 新宿FACE 総評 

     無差別級王座挑戦にあたり、中森華子がまえもって“白塗り”での登場を予告した。これを聞いたとき、一抹の不安が脳裏をよぎったのは筆者だけではないような気がする。彼女にとっての一世一代の大勝負が“ギャグ”に終わってしまうことにならないか…。
     これまで何度もチャンスを逃してきた中森。チャンスをつかめる場面でなにもできなかった中森。過去の再現が、最大の見せ場で、しかも最大の屈辱とともに繰り返されてしまうのではなかろうか。華名への対抗心ではなく、はじめから2度目の無差別級王座挑戦ではそうしようと決めていたというのだが、果たしてそれは本当に有効なのか。ふたを開けてみるまでどんなことになるのか予想がつかなかった。デビュー以来最高の試合にしてほしいとの期待を抱きながらも、大きな不安もあったのだ。
     犬神凶子さんのヴォーカルとともに、中森が颯爽と入場した。その顔面は予告通りの白塗りが施されている。それがさらされた瞬間、筆者が恐れていた事態にはならなかった。そして試合中も、中森の白塗りがマイナスを与えることはない。王者・華名と互角の闘いを展開。この事実からもうひとつの人格が顔を出したというのはあまりにも短絡的だろう。中森は白塗りによって変身したのではない。顔面ペイントでも中森華子は中森華子として闘った。白塗りがきっかけになったことは事実だが、それ以上のなにかが彼女のなかで覚醒したほうが大きいのではなかろうか。中森華子の化身ではなく、あくまでも中森華子としてである。
     試合後の中島安里紗の感想が興味深かった。現在欠場中の前王者は、タイトル戦に挑んだ中森についてこんなことを言っていた。
    「おもしろかったですよね。すごいよかったです! あんな中森さん見たことないってくらい、すごいよかった。気持ちが途切れることがないというのがすごいあって。若手の試合でよくあるやられてもやり返すっていうのじゃなくて、やられてる間も気持ちが途切れない、つねに張りつめているものを感じました。これは中森さん、勝ったなって思うくらいでしたよね」
     実際には負けてしまったけれど、ライバルであるべき中島から最大級の賛辞を得た。試合後の中森は涙を流しながら「ここで落ちてしまったらいつもの自分と変わらない。落ちないで上がるしかないと思ってます。私が負けてしまってもほかに獲りにいく選手がどんどん現れてくる。私じゃなくてもどんどん進んでいく。それでも自分は落ちない。(リターンマッチは)やりたいです。どうしてもやりたいです」とコメント。タッグ2冠王になりながらモーリーの負傷により現在は一人ぼっちのタッグチャンピオン。しかし今回ばかりはそんなマイナス要素を初めて自分の力でプラスに転じてみせたのだ。ボリショイとともに華名への挑戦を宣言し、自力で勝ち取った挑戦権。負けはしたものの、そこから生まれた中森華子のベストマッチ。もう、落ちてなんかいられない。今後の大会から、中森がどんな行動を起こすのか。中森華子の覚醒を実感させろ!         (新井 宏)
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