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    2013.7.28 名古屋・クラブダイヤモンドホール 総評 

     JWP無差別級王者の中島安里紗がコマンド・ボリショイを相手に同王座の防衛戦をおこなった。この試合は、ボリショイがLeonを破り獲得したCMLL-REINAインターナショナル王座のベルトもかけられる、2冠王座戦に変更された。久しぶりにシングルのタイトルを奪取したボリショイは、ディケイドの第4弾となるこの試合になぜベルトをかけようとしたのだろうか。
    「自分がシングルのチャンピオンなのに別のベルトの王者に挑戦するのは卑怯だと思ったんですよ」
     このコメントからも察知できるように、ボリショイは中島をもはや後輩とはとらえていない。JWPの無差別級王者はJWPのエースである。 もしもこの試合で中島が敗れればベルトはおろかエースの座さえ引きずりおろされる。そのくらいのリスクを背負って闘う中島に対し、最大限のリスペクトを大ベテランが示したのだ。ボリショイはCMLL-REINAのベルトとともに独自の活動をすることも可能。その可能性をなくす危険性まで含めて、ボリショイは無差別級王者の中島と向き合った。この試合にはタイトル戦であると同時に、中島にとってボリショイからの独立、ボリショイから見れば中島に団体を託すことができるかという意味も込められていたのである。
     試合はボリショイが中島の右腕をターゲットに絞るサブミッションの展開からスタートを切った。中島のエルボーを封じるためである。エルボー連打によって、中島は闘いのリズムをつかむ。これをずらせばボリショイに勝機が生まれ、パターンを変えられた中島には焦りが生じ作戦変更を余儀なくされる。そうなった場合、中島はうまく対処し軌道修正できるのか。エースと王者の資格をはかる意味でもボリショイの戦法は有効だった。
     右腕を攻められた中島はエルボーよりもジャーマンに活路を見いだした。要所、要所で繰り出し、合計8発のジャーマンを仕掛けてみせた。もちろん、リズムをつかむだけでなくダメージを有効的に与えていく。最後に決めたのは、フルネルソンからのいわゆるドラゴンスープレックスホールド。相手の作戦をうまく利用し、自分の闘いにもっていったのである。「まだまだ技術面では劣る部分が多い」と中島は言うが、戦略面でも工夫できるようになっているのが、ベルトを巻いた王者の証しと言っていいのだろう。
     試合後、2冠王者となった中島の腰に、無差別級王座のベルトが戻ってきた。巻いたのは、ボリショイである。ボリショイが、中島をJWP認定無差別級王者として心から認めた瞬間だった。
    「カムバックしてくれてありがとうという気持ちに、素直になれました。このベルトを(ボリショイが中島に)巻いた時点ですべてを託す、と言う意味です」
     ボリショイの言う「すべてを託す」とは、8・18後楽園での華名戦をタイトルマッチにすることへの許可でもある。いや、許可と言うよりは中島にすべて任せるとした方がいいだろう。戦前から中島はこの試合に勝てば華名戦に無差別のベルトをかけると宣言していた。ボリショイからの勝利により、華名とのシングルマッチがJWP認定無差別級タイトルマッチになることが確実となった(7月31日の会見で正式決定)。
    「すごいキャリアを重ねているのに、ボリショイさんはそこに甘えず日々努力している。それを私は知っています。そのボリショイさんに勝てたので、より自信につながりました。いままではずっと隣で見守ってもらっていたけど、あらためて私が(JWPを)背負っていきたいと思いましたね」
     WAVEのCatch the WAVEでは決勝戦で敗れ、もくろみ通りの結果を残せなかった中島。ここで軌道修正に成功し、華名戦には万全の状態で臨めるのではなかろうか。これを乗り越えれば、中島政権はしばらく安泰か。華名とのやり取りを見ても、この試合で勝ったほうが女子プロレス全体のイニシアチブを握る可能性が高くなる。ボリショイは中島に全幅の信頼を置いている。8・18後楽園での中島vs華名は、女子プロにおける2013年最大の大一番だ。
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