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    2013.4.14 後楽園ホール 総評1 

     デビューした団体でトップに君臨していた師匠。堀田祐美子は、中島安里紗が生まれるまえから女子プロレス界で闘っている大先輩である。中島が24歳なら、堀田の“プロレス年齢”は27歳と、途方もない開きがある。プロレスのキャリアで考えれば雲泥の差で、中島は堀田の足元にも及ばない。本来なら、堀田が王者であり中島が挑戦者という図式が、常識的なところなのではないか。
     しかし、中島が王者として堀田を迎え撃つことになった今回のタイトルマッチ。それだけに、王者が先輩に委縮してしまう可能性も考えられた。リング上では先輩後輩もない、とはよく言われるけれど、実際のところ、必ずしもそうとはならない。悲しいかな試合のどこかで後輩が遠慮してしまう場面が見られるのが、これまでのパターンだった。先輩は永遠に先輩であり、後輩は永遠に後輩。この関係は一生逆転することはない。
     それでも、王者と挑戦者の立場は努力しだいでいつでも変えることができる。それを実践したのが、今回の中島だった。立場だけではない。先輩を先輩と思わない遠慮ない激しい攻撃。試合中、中島が堀田に対し委縮する場面は皆無だった。もちろん、攻め込まれたシーンは多い。肉体的にはダメージを負ったものの、精神的に負けていたところはまったくなかったと言っていい。試合の結果以上に、気持ち的に負けなかった。そういった姿を見せてくれるからこそ、突出したなにかを持っているわけでもない中島に、我々はなにかを託してみたいと思うのである。
    「(堀田は)すげえむかつくけど、私にとっては産みの親も育ての親もどっちも大事な親なんで」と、試合後の中島。「親」とはもちろん、プロレスの親を指す。堀田祐美子のAtoZで、中島安里紗はレスラーとしての産声を上げた。一度は捨てられたこどもを拾い育て上げたのがJWP。家出したこともあったが、中島はプロレス界に帰ってきた。そこから先は、1年に満たないうちに最高峰のベルトまでたどり着く快進撃。再デビューからちょうど1年が経過して、2度の防衛にも成功している。JWP内の先輩からの初勝利と、他団体流出の危機も防いだ師匠越え。この2回のタイプの異なる防衛は、単なる数字以上の意味がある。JWPでは異例のハードコアによる闘いも含め、中島は無差別級王座戦とともにオールラウンドのプレーヤー、ファイターになっているのだ。
    果たして3度目の防衛戦の相手は誰になるのか。近い将来における無差別級王座戦線の世代交代。それを実現させるためにも、あらゆる敵を倒していくことが求められる。もちろん、JWP内部でも中島を追い詰める存在が必要。この日は間接的ながら、中森華子とモーリーが無差別級王座を意識させるアクションを起こした。所属選手たちのジェラシーがさらなる活性化につながるはずだ。                  (新井 宏)

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