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    2013.2.10 浅草花やしき座 総評 

     JWPが浅草花やしきで初開催。小規模な会場ながら超満員札止め(135人)の観客を動員し、この大会がプロレス初観戦という人も中にはいた。“初”ということを大きく意識して試合をしていたのが、JWP認定無差別級王者の中島安里紗だった。この日のメインは、中島がジュニア2冠王者の勝愛実を従え、“タッグ2冠王者”春山香代子とコマンド・ボリショイ組を迎え撃つタッグマッチ。常識的に考えれば、ベテラン組に若手組に挑むチャレンジマッチとなるのだろう。そんな見た目を覆して中島がリーダーシップをとるのが、この試合の隠れたテーマであったように思う。
     「初めてでも入っていけるプロレスを意識しました」と言う中島。その上で、1週間後に控える無差別級タイトルマッチを想定し春山と対峙。と同時に、チームリーダーとして勝を引っ張っていく立場にもある。団体のトップとしていかにメインを締めることができるのか。それが無差別級王者に課せられた使命でもあるのだ。
     結果的に勝がフォールをとられ試合には敗れたものの、トップの役割はこなせていたのではなかろうか。最後にマイクをとったのは中島。「こんど東京(浅草)に帰ってくるときも、ベルトを巻いて帰ってきます」と約束した。2・17大阪で春山を乗り越えれば、さらに大きな中島安里紗が見られるとの期待がかかる。
     とは言え、春山香代子は大きく高い壁でもある。実際、今年最初の試合では、タッグタイトル戦でベルトを明け渡してしまった。中島が無差別のベルトを巻いて以来、彼女に対する見方が変わってくるのは当然である。最近の春山に対し、中島はこんな印象を述べている。
    「最初は(復帰で)温かく迎えてくれたいい先輩だったんですけど、いまは私のほうが(チャンピオンで)上の立場にありますから、敵として見てくれていますね。と言うか、敵として見ざるを得ない。だからまず、目が違います。でもそれはいいことだと思いますよ。私がベルトを持っているのに、自分のほうが上だと思われても困りますから」
     女子プロレスの場合、後輩が最高峰の王座を獲ったとしても自分のほうが上、とみる選手がいるのも事実である。そんな見方を覆していくのも中島に課せられた大きな仕事。まだ先輩選手にシングルに勝ったことがない中島だが、ここで春山を乗り越えれば、一気にイメージは変わってくる。ほかの選手ならば、「まだ○○選手がいる」、と言うことになるのだろうが、春山は無差別級王座で偉大な記録を残したトップレスラー。春山を越える選手を団体内で見つけることは正直、難しい。それだけに、中島は時代を変える大一番に臨むのだ。
    「勝つ以外にないですね。せっかく無差別を獲ったのに春山さんに戻したらまったく意味がない。春山さんを越えることで周りの目が変わってくると思うんです」
     しかしながら、ただがむしゃらに向かっていっても勝てるわけではないだろう。絶対の勝ちが求められるからこそ、運任せの出たとこ勝負ではこれからについても大きな期待はかけられない。中島にはきちんとした春山対策が求められるのではないか。
    「体重差がけっこうあるのでパワーに注意しないといけないですね。ダメージを蓄積してしまうとそれが負担になってくるので。だからといってセーブする気もないし、気持ちを途切れさせないようにしないと。少しでも弱気になったら負けると思うんです」
     復帰以来途切れさせなかった気持ちと、春山だからこその準備。この2つを携えて、中島安里紗は2・17大阪での大一番に臨む。               (新井 宏)
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