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    2013.1.14  北千住・シアター1010 総評 

     JWP認定無差別級王座次期挑戦者を決めるトーナメントは、春山香代子が優勝を飾った。ある意味、順当な結果と言えなくもないが、その過程において、このトーナメントは開催する意義が十分すぎるほどあったと思う。春山をはじめとする“本命”以外から光った選手が現れたからだ。しかも、二つの方向からである。この事実は大きい。
    トーナメント全体からMVPを選ぶとすれば、阿部幸江ということになるのではないか。そしてもうひとり、甲乙つけがたいのが勝愛実である。
    阿部は1回戦のラビット美兎戦を突破したものの、準決勝の春山戦で敗れた。しかし内容はどちらも大会のベストマッチ級の好勝負になった。その2試合において、主役の座を奪っていたのが阿部だった。ラビット戦では後輩からの突き上げをしのごうとなりふり構わずふるまう姿がかえって胸を打った。春山との闘いでは、ふだんではあまり無差別級戦線に名前のあがらないことへの反逆の気持ちが発散されていたように見えた。ある意味両極端な精神状態で迎えた試合ながら、どちらも勝ちへの執着心が久々に見えたのだ。阿部の存在がJWPの層を厚くしている。そういっても過言ではないだろう。
    一方、トーナメントならではのサプライズをやってのけたのが、ジュニア2冠王の勝愛実である。全世代参加となれば、キャリア豊富な選手が勝つのは当たり前、下克上がなければトーナメントは盛り上がらない。その役割を担ったのが、勝だったのだ。勝は最近の充実ぶりから優勝候補の一角とされるモーリーから秒殺を奪い取った。7秒の試合時間でほとんどなにもしていないとはいえ、あの大逆転は立派すぎる勝ちである。しかもその勢いを次の試合にも存分につなげていた。勝が決勝に来たらおもしろい。そう感じさせたところに、価値があると思うのだ。
    伸び盛りの若手とチャンスから遠ざかっているベテラン。この二方向からMVP級の選手が出たのだから、中島への挑戦者を決める以上に次につながる2日間だった。もちろん、当事者たちがつなげようとの努力をしなければ、一発花火で終わってしまうのだが…。
    さて、優勝した春山香代子だが、王者の中島安里紗にとってはこれ以上ない相手が来たと言っていい。春山はかつて2年間に渡り無差別級王座を保持し、同王座への執着心は人一倍強い。しかもデビュー15周年の節目の年とあって、記録にも記憶にも残る実績を作ろうと躍起になっている。その一つが1・27新宿における里村明衣子との一騎打ち。ここを突破し、2・17大阪へのタイトルマッチにつなげたいところだろう。
    王者の中島にとっては、春山を倒すことは即、上の世代を超えることと考えていい。極端なことを言えば、春山一人を倒せば数人分に値するようなもの。それだけ、無差別級タイトルマッチにおける春山戦は大きな意味もあり、反対にリスクも大きい。「JWPを背負う」との言葉が、この試合で取り消される可能性だってあるのである。
    果たして、無差別のベルトを巻くのは中島か、それとも春山か。王者・中島の真価が問われる大一番が待っている。                       (新井 宏)
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