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    2011.12.16 板橋グリーンホール 総評 

     12・16板橋大会のメインは、“米山香織引退試合の前哨戦”だった。米山と、その米山を送り出す春山香代子が、6人タッグマッチで激突したのである。
    通常、引退試合となれば、現役生活最後の思い出、というセレモニー的ニュアンスが大きかったりするものだ。しかし、この試合に関しては記念マッチの上をいく闘いを期待してしまう。というのも、春山はJWP認定無差別級王座を2年間守り抜き、米山は在位期間こそ春山に劣るものの、防衛回数ではJWPでの新記録を打ち立てている。しかも、両者とも王者時代から決して力が落ちたわけではない。いつベルトを巻いてもおかしくない状態だ。だからこそ、タイトルマッチ級の激闘を見せてもらいたいと思うのだ。
    さいわい、現在の米山は絶好調。ここへきて、「やりすぎ娘」なる新キャラを発見し、引退ロードを猛スピードで駆け抜けている。そして迎える春山とのラストマッチ。そういうこともあって、一見何の変哲もない6人タッグが、“引退試合の前哨戦”になったのだろう。
    実際、無差別級王座を争うヘイリー・ヘイトレッドと倉垣翼の前哨戦同様、米山と春山の直接対決も何度か実現した。エルボー合戦では春山が「やめなきゃいいじゃん!」とメッセージを込めながら打っていく。米山も打ち返すが、そこには春山への返答はない。春山は「米山がなぜ引退するのか、やめる理由が見つからない」と現在でも疑問を抱いている。引退ロードの内容が凄まじいだけに、ますます「不思議な感覚」に陥ってしまうのだ。
    「やりすぎるくらいにやりたいのなら、どっちかが立てなくなるまでやり合いたい」と、春山は言う。同時に、引退してほしくないとの気持ちも強い。が、米山がラストマッチを宣言した以上、たとえ引退を撤回するほどの気持ちになっていたとしても、彼女の最後の相手となる責任が春山にはある。「ありがとうの気持ちよりも、試合後には物足りないと思わせない、後悔させないような試合にしたい」(春山)
    もうこれ以上できない。米山にそう思わせることこそ、デビュー戦や10周年記念試合の相手を務めてきた者の愛情表現なのだろう。米山を心置きなく引退させることが、春山香代子の“使命”となった。                      
    なお、板橋大会の結果から、ブルースターカップ決勝戦のカードが勝愛美vsラビット美兎に決定した。勝は前大会まで全勝できていたのだが、この日は後半で星を伸ばした川佐ナナに敗れ、連勝がストップ。いっぽう、決勝進出の望みをもっていたmasu-meは矢神知樹に初勝利を献上し、自動的にラビットが逃げ切りに成功した。そのラビットはこの日、メインに登場し、先輩レスラーに囲まれながらも大奮闘。結果的には春山の横須賀カッターを食らって3カウントを奪われたのだが、そこには米山から勝負を託されるという師弟関係が垣間見えた。“付き人”のラビットがJWP新人王となり、米山の引退に華を添えるのか。どちらの試合も12・23後楽園が、その舞台だ。

    (新井 宏)
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