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    2011.12.12&13 埼玉・イサミレッスル武闘館 総評 

     米山香織が、自身の引退ロードを前代未聞の猛スピードで駆け抜けている。
     スタートは、12月9日(金)の19時女子プロレスだった。10日(土)にはレイナに参戦し、11日(日)には獅子の穴主催興行からJWPでのダブルヘッダーで、計3試合。さらにはWAVEへ移動し、シングルとバトルロイヤルをこなしている。よねやマニア1&2でそれぞれ2試合ずつをおこない、14日(水)にはアイスリボンで松本浩代と一騎打ち。15日(木)になると、よねやマニア最終日として、仙女の花月とシングルマッチで対峙した。この日までの1週間で、なんと13試合。しかも連戦は終わらず、16日(金)JWP、17日(土)アイスリボン、18日(日)JWP道場マッチまでつづいていく。そして、中4日おいての12・23後楽園で、ついに最後のリングへと向かうことになるのだ。
     では、なにがここまで米山を全速力の引退ロードに駆り立てているのか。
    「私が引退に向かっているときに、それって知られているのかな? 人知れずやめていくのはイヤだなと思ったんです。そんなときに澤宗紀選手がすごい日程で試合に出まくって引退していきましたよね。そこで感動が生まれたし、すごいなって感じたんです。だから、澤選手に影響されたのが、(超ハードスケジュールの)きっかけですね。やりすぎくらいがちょうどいい? 自分は、やりすぎてないなあ。じゃあ、やればいいんだ。やろう! そんな思いつきからアイスリボンの道場をお借りしまして、“よねやマニア”を急きょ開催することになりました」
     “よねやマニア”では、所属団体のJWPとはカラーを変えて、ふだんではできないようなマッチメークにすることを心がけた。しかも、3大会ともまったく異なるテーマをもとうとしたところも斬新だった。そのアイデアは、米山革命の成果でもあるのだろう。
     初日は、米山&高橋奈苗組vs夏樹☆たいよう&世?虎組。現時点ではスターダム勢の他団体参戦は、通常ではありえない。が、米山と奈苗、夏樹の関係を考えれば、最後に肌を合わせておきたいと思うのは自然の感情である。奈苗から無差別級のベルトをJWPに奪い返し、米山革命がスタートを切った。夏樹とはハイスピード王座をかけて空中戦を駆け抜けた仲でもある。さらには、世?虎との最初で最後の遭遇も刺激的だった。「最後に(奈苗と)シングルまでできてよかったです」と、米山。彼女の考える“ザ・女子プロレス”が、そこにはあったのだ。
     2日目には一転して、男子レスラーとの絡みになった。「米山香織が上がっていけたのは蛇界のおかげ」と言うだけに、10年ぶりの復活が待ち遠しくてしかたがなかった。米山蛇織のあとは、マサ高梨とのアイアンマンマッチを敢行。いやでも30分間闘い抜けなければならないルールで、米山はなんとか完走した。
     そして最終日には、「未来を感じたいから」との理由で仙女の花月が抜擢された。一見すれば花月のチャレンジマッチと取れなくもないが、彼女はFlashトーナメントでも実証したように、事実上の仙女ナンバーツーである。「いつでも全力で闘う花月との闘いが大好き。そんな花月に真っ向から挑みたかった。だから花月ではなく、私のチャレンジマッチだったんだよ」と、米山はこの試合を組んだ理由をこう話した。だからこそ、“よねやマニア”のメインに選んだのだ。実際、花月の力強さは驚嘆ものだった。そのうえで勝ったのだから、試合後の喜びようはものすごかった。まるでベルトでも奪ったかのような、ある意味それ以上の弾けっぷりだったのではないか。
    「私とあんたは全然違うけど、言わせてもらうぞ。花月に勝ったぞ! やった、やった! 花月に勝った! リングの上は先輩も後輩もない。それを後輩が言ったら言わされてるっぽいけど、先輩が言ったらそれっぽくないだろ。負けて悔しいっていうのが残るかもしれないけど、その悔いをバネに、がんばってちょ!!」
     最後の「がんばってちょ!!」が、ものすごい決め台詞に聞こえたのは気のせいか。それほど米山が乗りに乗っている証拠でもあるのだろう。引退ロードも終盤に差し掛かり、まさしくやりすぎくらいの猛スピードである。
    「かつてない連戦で、やりすぎ感が出てきたんじゃないですか。これって、快感かな? 心地よい疲労ですね。まだまだできます。なんか、引退の実感がないですね。う~ん、やめたくない。プロレスが大好きなんだって、あらためてこの連戦で感じています」
     現在の米山は、とにかく絶好調。体の不調でリングを下りるわけではないだけに、いまから引退撤回しても、きっと、誰も怒らない。考え直してもらいたいと真剣に思っているのは、決して私だけではないはずだ。

    (新井 宏)
             
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