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    2011.11.13 東京キネマ倶楽部 総評 

     米山香織&ヘイリー・ヘイトレッド組がタッグのスペシャリスト、ハルクラを破り、タッグ3冠の統一に成功した。この結果により、ヘイリーはなんと6冠王に。タッグ3冠と、JWP無差別級王座を含めたシングル3冠。ダブルのトリプルクラウンチャンピオンは、全世界を見渡してもおそらくプロレス史上初の快挙だろう。
     気がついたら6本のベルトを巻いていた、というのがヘイリーの実感だ。この試合で勝てば6冠王との意識はほとんどなく、実際のところ前日まで知らなかった。その前日にはアイスリボンの道場マッチに初参戦、6人タッグマッチで大暴れし、志田光とは「シングルを近いうちに見てみたい」と思わせるド迫力のシーンを現出させた。その勢いでタッグタイトル戦線では苦汁を飲まされ続けてきたハルクラを撃破。この2人にはシングルでも勝っているし、ヘイリーにはもはや敵なしといった状況だ。
    そのヘイリーは、はやくも12・23後楽園におけるJWP無差別級王座の防衛戦を宣言した。そのまえにも同王座のタイトルマッチがおこなわれる可能性もあるが、ヘイリーは米山が引退するその場で防衛戦をおこなうつもりでいる。タッグ王座は米山の引退までキープし続け、シングルに関してはその後も防衛していくというのが、彼女の描く米山引退ロード&その後、である。
    「無差別のベルトがなくなってから引退を発表して、負けることも多くて、いまいち乗り切れてなかった部分もあるけど、ヘイリーとこうしてまたチャンピオンになったことで、米山革命を突き進んでいくぞっていうつもりになりました」とは、試合後の米山のコメント。正直、引退発表後の「米山革命最終章」は、停滞気味の印象しかない。なにをもって革命なのか、第1章が成果を上げていただけに、もどかしくて仕方がなかった。ヘイリー、木村響子という同志を得たものの、肝心の米山に覇気がいまひとつ感じられなかったのだ。
    そんな状況で獲得したタッグ3冠王の座。それだけに、米山革命には有終の美を飾ってもらいたい。「ただの引退ロードでは終わらせない」との言葉を実証するためにも、常識ではありえない、または未来に向けて影響を与えるような革新的な引退を期待してみたいのだ。
    しかしながら、この日の試合後、米山は揺れる心境を吐露した。引退まであと1カ月と少し。そろそろ引退試合の相手、カードを発表してもいい時期である。
    「個人の思いを優先するか、JWPの未来を優先するのか…引退試合の相手は、まだ決められません。どうしたらいいのか、わからないんです」
    最後の相手としてやりたい相手、やりたい試合が米山にはある。そのいっぽうで、話題をつくり集客を優先させたいカードもある。米山革命では、団体外にもベルトの存在を知らしめるため所属選手の挑戦を拒否し、団体内の意識改革を促進してみせた。現在も、当時からの思いに変化はない。米山革命の思想を継続してもらうため、米山革命に則ったカードをおこなうべきとの考えもある。と同時に、引退試合はレスラー生活最後の思い出。自分のわがままを通すことも、ここでは許される。かといってありふれた引退ロードは、ここまでの米山自身が否定してきたことだ。
    そしてここで問題なのが、2つの思いにある選手が別人であるという事実である。もしもおなじレスラーなら、悩む必要はどこにもない。それが誰であるのか米山は明かさないが、この話題となると勝者とは思えないほど表情が曇ってしまう。違うから、問題なのだ。
    果たして、米山が考える最後の相手、カードとはなんなのか。そして、最終的な結論はどちらにするのか。いずれにしても、最高のパートナーであるヘイリーは、米山の意思を尊重するとしているのだが…。

    (新井 宏)
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