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    2010.6.13 新宿FACE 総評 

     コマンド・ボリショイは、JWPにとって最後の砦だった。ここでボリショイが高橋奈苗に敗れれば、事実上の全滅である。それだけに、ボリショイにかかる期待は大きかった。もちろん、本人も相当の覚悟で無差別級王座奪回に臨んだ。ここで敗れてしまえば、どうなるか…。
     実際、奈苗相手にここまで研究を重ねてきたのはボリショイだけだったように思う。リーグ戦で対戦した全選手、それを勝ち抜いた奈苗を迎え撃った春山香代子。そのすべてにおいて、奈苗への対策が万全だったかといえば疑問が残る。その点において、ボリショイはキッチリと対策を立ててきた。その対策が、自然と奈苗への挑発にもつながった。ピコラッカとピコバトロス。あえて新王者の技をパクり、しかも相手の神経を逆撫でするようなネーミングで、奈苗の心理に揺さぶりをかけた。それでいて、リング上では冷静に対応。弱点でもある左ヒザを徹底的に狙い、変幻自在のサブミッションで翻弄する。こういったときのボリショイは本当に強い。
     それでも、結果的には奈苗の牙城を切り崩すには至らなかった。奈苗には奈苗の野望がある。団体を守ろうとするボリショイの思いと、奈苗のもくろみ。気持ちの面では互角とみたが、紙一重の差で奈苗に凱歌が上がることになった。
     ということは、これで本当にJWPは全滅したのか。確かに、事実上全員を倒したのだから、JWPは完全に制圧されたといって間違いではない。それでも、ボリショイの敗北により、かえって団体の結束力が増すような気がしてならないのだ。試合後のリング上では米山香織、倉垣翼をはじめとして、所属選手たちがボリショイを囲むようにして奈苗と対峙した。奈苗が宣言したように、他団体での防衛戦は必至だろう。それでも、このベルトをとり戻すのはJWPの所属選手でなければならない。ボリショイの闘いぶりを目の当たりにして、なにも感じなければウソになる。選手一人ひとりが、もっともっと奈苗を意識した闘いをしていかなければ、王座奪回はさらに困難になってくる。
     王座の価値を落とさない防衛戦をしてほしいという願いを抱きながらも、他団体での防衛戦は認めざるを得ないとボリショイはいう。JWPでのタイトル戦は、7・18後楽園が決定的。そのとき奈苗が王者として戻ってくることを信じ、JWPでは次期挑戦者決定戦を所属選手によるワンデートーナメントで決めたいという。そこにボリショイがエントリーされるのか、現時点では試合が終わったばかりで考えられないというものの、もういちど出てきてほしいとの声が多ければ、チャレンジする可能性もあるとのことだ。いずれにしても、さらに奈苗を意識してのトーナメントになるだろう。いや、そうならなければならないし、その思いがもっとも強い選手こそトーナメントを制して7・18後楽園のメインに上がるべき。自分の持つすべてをぶつけるよりも、さらなる工夫が至宝奪還のカギを握っている。
    ボリショイはタイトルマッチに臨むにあたり、無差別級王座の歴史を引き合いに出した。が、ある意味で、高橋奈苗こそJWP史上もっとも倒し甲斐のある相手ではないか。奈苗はシングル戦を希望しているNEOの宮崎有妃とのタイトルマッチをアピールした。それが実現するかはNEOしだいだが、7・18後楽園については、「JWPの選手が本気で私を倒したいと上がってくるならやってもいいと思います」とコメントしている。トーナメント1回戦から奈苗の気持ちをひきつけるような試合を、出場選手には期待したい。来るべき次期挑戦者決定トーナメントは、いままでのトーナメントとは意味が違う。
    (新井 宏)
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