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    2010.4.4 東京キネマ倶楽部 総評 

     OCCリーグ戦を制したのは、エネミーブロックから勝ち上がってきた高橋奈苗だった。奈苗は開幕戦で倉垣翼と時間切れで引き分けた以外は、JWP所属選手に負けなしで決勝に進出。決着をつけなければならなかった倉垣を最終的にフォールし、パーフェクトといっていい結果で春山香代子への挑戦権を勝ちとったのだ。
    この瞬間、JWPマットはパッションカラーに塗りたくられた状態だった。しかしながら、ここで抵抗したのが無差別級王者の春山香代子。リングに上がった春山は、奈苗と互角の視殺戦を展開してみせた。このときの迫力こそ、JWPに足りないものであり、JWPの所属選手にほしかったものである。
     このリーグ戦全体を通して、春山はJWPサイドがエネミーブロックに押されているような気がしてならなかった。結果や内容ではなく、気持ちの段階でエネミーに劣っていた。そんな印象をもっていたのは春山だけではないだろう。悪い意味での優等生ぶりが、そんな印象をもたれてしまった原因である。そこを打破しようと気合を入れて奈苗に立ち向かったのが、この日の試合後の春山だった。これぞ、団体トップとしての、チャンピオンとしてのつとめだと春山は考えたのだ。
    とはいえ、春山といえどほかの選手たちとおなじような印象が大きい。リーグ戦を客観的に見てきたからこそ、足りない点に気づいたのだろう。それだけに、4・18後楽園でのJWP認定無差別級タイトルマッチには大きな期待がかかる。春山はこれまで、JWPの選手はもちろん、他団体のあらゆるタイプと防衛戦をこなしてきた。チャンピオンになる前から、春山は対他団体で結果を残してきた選手でもある。それでも絶対王者としての印象といえば防衛回数の多さにもかかわらず、まだまだこれから。ここで奈苗を撃破すれば、外部からの春山への評価はガラッと変わる可能性がある。
    「リーグ戦は、歯がゆい思いで見てました。誰とはいわないけど、私が出てってやってやりたいと思うような試合もありましたね。これはみんなにとってチャンスなんだよ。それを自覚してるのかどうか、伝わってこないものもありました」
     通常の春山からすれば、考えられないような辛口発言である。それだけ危機感を感じているということか。こんどは、自分の力でチャンピオンとしての自覚を見せる番。しかも奈苗はすべてをぶつけるのに絶好の相手。4・18後楽園が、俄然見逃せなくなってきた!

    (新井 宏)