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    2010.1.10 東京キネマ倶楽部 総評 

     春山香代子の保持するJWP認定無差別級王座の次期挑戦者を決めるリーグ戦がスタートした。これはベルトへの挑戦権を巡る闘いであると同時に、今後の方向性を探るシリーズでもある。日向あずみの引退により、JWPはいい意味で変わるチャンスでもあるのだろう。日向という団体の象徴が去ったのはもちろん、若手のピンキー真由香も引退した。物理的にも所属選手だけで興行を開催するのは難しい。それだけに、JWPは変わらなければならない岐路に立たされている。良くも悪くも他団体の選手を頼りにしなければ大会が成立しにくい状況になっているのだ。とはいえ、JWPには所属5人の危機を乗り越えた過去がある。だからこそ、今回の状況もピンチというよりも、むしろ新しいなにかがはじまるチャンスと考えた方がいい。
     そういった意味でも、JWPvsエネミーの図式となったリーグ戦は格好の材料である。同門対決はなく、エントリーされたJWPの選手はエネミー全員、エネミーの他団体選手はJWP側の全員と闘うことになっている。それぞれの得点1位同士が最終的にJWPvsエネミーでの決勝戦を争い、その勝者が春山の無差別級王座に挑戦する。
     開幕戦ではリーグ戦が5試合おこなわれ、JWPの3勝1敗1分けの記録が残った。対抗戦ではなく個人の闘いだから、この数字は無意味かもしれない。ただし、ホームの有利さがこの結果を引き出したといえなくもない。勝敗こそつかなかったものの、それを如実に表したのがメインの倉垣翼vs高橋奈苗の試合だった。
     結果的にドローとなったこの一戦。奈苗からすれば、JWPのアリ地獄にはまったような展開だった。ガンガンいけるはずなのに、なぜか踏み出せない。「もっとこいよって思って待ってしまった自分がいる」と、奈苗は倉垣との対戦を振り返る。「攻められるところはいっぱいあったのに、どうしてできなかったのか。攻め切れなかったのが(ドローでも)敗因。自分の方が絶対に強いと思ってるけど、この結果じゃ説得力ないですよね…」
     JWPの試合内容には定評がある。といってもそれは基本的に同門対決をさしている。ハイクオリティーな攻防は、日々の顔合わせから熟成されてできたものである。そこに他団体選手が入って化学反応が起こればいいのだが、必ずしもそうはいかない。決して悪い内容ではなかったが、奈苗には時間の経過とともに苛立ちが募るばかりだった。
     今回のリーグ戦、JWPからの選手は全員が春山との同門タイトルマッチを狙っているだろう。日向が引退しても同門対決にハズレなしを継続、証明したい。かたやエネミーサイドにとっては、JWP最高峰のベルトを手にし、戦場を増やす絶好のチャンス。なかでも奈苗は、あるテーマをもとにこのリーグ戦に臨んでいる。
    「自分のためのリーグ戦だと思ってますから。だって、(タイトルマッチが)同じ顔ぶれじゃおもしろくないでしょ。JWP同士はもちろん、春山vsさくらはもうやったし、ここは春山vs高橋しかないと思う。同じ枠にさくらえみが入ってるから、直接対決はないけど内容で負けたくない。パッションレッドの情熱をもっともっと燃やして火をつけて、そのうえで自分が勝ちますよ。でも、今日のは負けに等しくて、なにをいっても…。反省ばかりです。気持ちを切り替えて出直します」
     奈苗には今年、女子プロ大賞獲得の大きな目標がある。09年受賞者のさくらがこのリーグ戦にも参加しているだけにライバル意識も相当なもの。団体最高峰のベルトだけが受賞理由にならないことはわかっている。それでも、無差別のベルト獲得がこれ以上ないきっかけ作りにつながるのも間違いない。最初に挙げたJWPが変わるという意味でも、奈苗とはむしろありがたい存在か。JWPのアリ地獄にますます陥れることで、奈苗を活かすことができるはずだからだ。
    4・18後楽園で春山と向き合うのは対他団体で内容&結果を残したJWPの選手か、それともアリ地獄のようなこの団体の特色から抜け出して勝ち残るエネミーか。いずれにしても2010年、JWPは変革の年を迎えた。
    (新井 宏)
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