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    2015.1.18 板橋グリーンホール大会 総評 

    JWPのタッグリーグ戦「タッグリーグ・ザ・ベスト2015」が開幕した。今年の出場チームはAブロックが中島安里紗&中森華子組、Leon&Ray組、春山香代子&希月あおい組、藤ヶ崎矢子&林結愛組、Bブロックがボリショイ・キッド&木村響子組、ラビット美兎&つくし組、KAZUKI&ライディーン鋼組、瑛凛&加藤悠組の合計8チーム。それぞれのブロックの最高得点チームが3・22川崎大会で決勝戦をおこなうのだ。ちなみにこの大会は4・5後楽園ホール大会の直前とあって、後楽園に向けてのターニングポイントとなる可能性も高い。現タッグ王者のボラドーラスL×Rが逃げ切るのか、それともほかのチームが制覇しボラドーラスへの挑戦を表明するのか。いずれにしても、最後の最後まで行方の見えないタッグの闘いが展開されるのではなかろうか。
     そんななかにあって、チーム力は未知数ながら優勝争いに加わってきそうなのが中島&中森のバイオレンスプリンセスだ。対照的に、もっとも優勝からは遠いと思われても仕方のないのが藤ヶ崎矢子&林結愛の若手チームだろう。だとすれば、開幕戦の中島組vs藤ヶ崎組は、のっけから優勝争いとは無関係の消化試合ということになるのではないか。
     しかし実際は、こういう機会でもなければなかなか組まれることのない好カードである。得点争いで考えれば、確かに勝敗は見えている。事実、実力の差は歴然だった。とはいえ、長い目で見れば確実に、とくに若手チームにとって重要な意味を持つ試合なのである。
     どんなに強いレスラーでも、必ず通るのが新人時代。中島も中森も、つい数年前がそうだった。だからこそ、矢子も結愛もがむしゃらにいけばいい。それがそう簡単にできないのは承知の上。試合後に流した涙を無駄にしないためにも、彼女たちは続けていくことが必要だ。あのときはああだったと懐かしく思い出せるようであれば、この試合をやったかいがあるというものだ。
     中島は言う。「勝てないのは当然。問題はどんな気持ちで向かってくるか。2人とも意識し合ってるライバルだと思うし、力を合わせていかないと勝てない部分もある。いま彼女たちが持ってる武器は若さ。それをもっともっと最大限に生かしてがんばっていけばいい」
     ライバルでありながら、矢子も結愛もいまは切磋琢磨して自分を磨いていく時期。タッグリーグ戦はまだ始まったばかりだけに、たとえ決勝に残れなくてもなにかキラリと光るものを見せてほしいと思う。そうなれば、ジュニア世代のさらなる活性化につながるだろう。
     ジュニアと言えば、12月の後楽園大会でラビット美兎のジュニア2冠王座に挑戦した瑛凛がこの日、新たなる一面を見せた。瑛凛はコマンド・ボリショイ、Leonとの3WAYマッチに出場。キャリアあるベテラン勢にまじりながらもスピード感あふれる闘いを展開したのだ。ロシアンフックが特長の瑛凛だが、ボリショイやLeonといった素早い動きを得意とする選手にもまれることでさらなる成長が期待できる。ボリショイの関節技やLeonの空中殺法を盗み自分のものにすれば、おもしろい存在になるだろう。彼女にとって、ジュニアはあくまでも通過点。JWPの一員になったからには、いずれは無差別級王座を争うような選手になってほしい。実績を積み重ねていくためにも、この路線は外せない。
     今大会では中島組vs矢子組の公式戦がメインとなっていたが、中島が試合後のマイクでボーナストラックを発表、全選手参加のバトルロイヤルがおこなわれた。ダメージの大きい矢子&結愛が出られなかったのは仕方のないところだが、純血バトルで最後に残ったのは中島とLeon。これは、昨年の年間最高試合の再現にもなった。最後はキャプチュードバスターでLeonが中島からピンフォール勝ち。マイクを取ったLeonは「去年は負けた試合でベストバウトをもらったけど、今年はオマエに勝った試合でベストバウトを取ってやる!」とアピール。中島とLeonはタッグリーグでもおなじブロックに入っており、公式戦で再び当たることになる。順当にいけばこの試合で勝ったほうが決勝に進出する可能性が高いだろう。ここでまたLeonが中島に勝つようなことにでもなれば、無差別級王座をかけての一騎打ちにつながるかもしれない。タッグリーグ戦でもありながら、無差別のベルトをめぐる心理戦も展開されていく。
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    [結果]1月18日(日) 板橋グリーンホール 13時 

    1月18日(日) 板橋グリーンホール 13時
    「JWP純血興行」
    観衆116人

    1、ピュアライアー対決 シングルマッチ 20分1本勝負
    ●KAZUKI(8分45秒、エビ固め)ラビット美兎◯
    ※エビ固めを切り返す。

    2、ピュアパワー対決 シングルマッチ 20分1本勝負
    ◯春山香代子(11分47秒、片エビ固め)ライディーン鋼●
    ※ラリアット

    3、ピュアスピードスター3WAYマッチ 30分1本勝負
    ◯コマンド ボリショイ(11分25秒、タイガースープレックス・ホールド)瑛凛●
    ※もうひとりはLeon

    4、タッグリーグザベスト2015 Aブロック1回戦 20分1本勝負
    〈2点〉◯中島安里紗&中森華子(15分50秒、ジャーマンスープレックス・ホールド)藤ヶ崎矢子●&林結愛〈0点〉

    5、ボーナストラック ピュアバトルロイヤル 時間無制限
    ◯Leon(10分59秒、片エビ固め)中島●
    ※キャプチュードバスター
    〈退場順〉KAZUKI&鋼、ボリショイキッド、瑛凛、ラビット、中森、春山

    [結果]1月12日(月・祝) 第142回JWP道場マッチ~七福神プロデュース~ 

    1月12日(月・祝) 第142回JWP道場マッチ~七福神プロデュース~ 15:00
    観衆96人

    第1試合 初対決!シングルマッチ 15分1本勝負
    ◯Leon(9分33秒、片エビ固め)林結愛●
    ※マッドスプラッシュ

    第2試合 2015福女決定3WAYカルタマッチ 無制限3本勝負
      中森華子 vs 中島安里紗 vs ライディーン鋼
     ◯中森(1分13秒、体固め)第25代JWP認定ジュニア王者「ら」ビット美兎●
    ◯中島(3分36秒、体固め)街角でばったり 受けたくないよ「れ」onのスピアー●
    ◯鋼(6分11秒、体固め)47kg 153cm 今年は体もスキルもレベルアップ!「え」凛●
    ◯中島(8分27秒、体固め)堂本光一が大好きなKAZUKIを白い目で見る「な」か島安里紗●

    読まれたカルタ札から3カウントを取れば1本となるルール。
    2本先取した中島が勝利


    第3試合 恵比寿様プレゼンツ・新春大食い6人タッグ 30分1本勝負
     ◯春山香代子&KAZUKI&瑛凛(13分59秒、片エビ固め)コマンド ボリショイ&ラビット美兎&藤ヶ崎矢子●
    ※横須賀カッター

    リング下に落ちたら、用意された食べ物を完食しなければリングに戻れない特別ルール

    2015.1.11 浅草・花やしき内華やしき座 総評 

     前年度最後の大一番と言える中島安里紗と藤本つかさのタイトルマッチ2連戦を終え、ともに団体の最高峰王座を守り抜いた2人の王者がタッグを組んだ。これはアンケートの結果から組まれたもので、対戦相手の“春兎”ラビット美兎&つくし組もファンからの希望が多いカードだった。12・21板橋では1週間後への前哨戦として「中島&つくし組vs藤本つかさ&ラビット組」(30分時間切れ引き分け)が組まれたのだが、タイトルマッチ後にはそれをさらにシャッフルしての組み合わせ。今回は決着がつき、無差別級王者の中島がジュニア2冠王者のラビットをフォールした。しかし試合後、今後に向けてさらなる動きが出てきたようだ。
     2・8浅草では本興行(1時開始)の後、若手を中心とした「第3回青春・無限大パワー!!」がおこなわれることが決定(4時開始)。その大会の中心になるのはやはり、ジュニア2冠王者のラビットということになるのだろう。試合に勝った中島はラビットに向かい「あなたたちが大会を盛り上げなくてはならない」とアピール。ダメージを負いながらも、それに応えたのがラビットだった。
    「『青春・無限大パワー!!』を成功させて、(1・18板橋で開幕の)タッグリーグも優勝して無差別のベルトも取ってやる!」
     ラビットはつくしとの春兎で昨年のタッグリーグを制したディフェンディングチャンピオン。この日はシングル王者2人に敗れたとはいえ、優勝候補と言って差し支えないだろう。そして、無差別級王座も中島から奪うと宣言。考えてみれば、ラビットが無差別級王座に言及するのは事実上これが初めてである。藤本に防衛したことでさらに盤石の王者になりつつある中島だが、ラビットが挑戦するところまで上がってくれば、想像を上回るような激闘が期待できるのではなかろうか。そのときは早い方がいい。2015年にラビットが無差別級王座に手が届くところまでやってくるのか、期待したい。
     無差別級王座挑戦に向け、ラビットに先を越されてはならないのが中森華子である。この日の中森は、これまたアンケートの結果を参考に木村響子との一騎打ちが実現した。木村が「大嫌い」な中森は、タッグで連敗。おまけに後楽園大会では華名に敗れたりと、このところ大事なところで勝ち星から見放されている。それだけに木村戦では勝利がほしかったが、結果は20分時間切れ引き分けに終わってしまった。
     とはいえ、浮上のチャンスは早急にやってくる。中森は中島とのバイオレンスプリンセスで「タッグリーグ・ザ・ベスト2015」にエントリー。無差別級王者・中島という心強いパートナーがいるだけに、こちらも優勝候補の一角と考えていい。同ブロックに現王者チームのボラドーラスL×Rがおり、このチームとの対戦が決勝進出への天王山か。
      なお、タッグリーグにパートナーを連れてくると明言していた華名だが、「スケジュールが合わず」エントリーされないことが発覚。ボリショイが「逃げたのか?」と問い詰めると「スケジュールが空いたらいつでも来るわ」と返答。リーグ戦出場こそ消えたものの、また別のところで掻き回される恐れもある。華名の存在が完全に消えたわけではないだけに、むしろ不気味である。

    [結果]1月11日(日)浅草・花やしき 花やしき座 13時  

    1月11日(日)浅草・花やしき 花やしき座 13時
    「2015年 JWP開幕戦」
    観衆157人(超満員札止め)

    1、2015年JWPオープニングマッチ 15分1本勝負
    ●藤ヶ崎矢子(6分20秒、ハーフハッチ・ホールド)瑛凜 ◯

    2、新春スペシャルWANTED14対決 20分1本勝負
    ◯KAZUKI(9分16秒、横入り式エビ固め)ライディーン鋼 ●

    3、新春スペシャル シングルマッチ 20分1本勝負
    ◯Leon(12分27秒、片エビ固め)渋谷シュウ(WAVE)●
    ※キャプチュードバスター

    4、新春スペシャル タッグマッチ 20分1本勝負
    コマンドボリショイ&◯春山香代子(12分8秒、片エビ固め)林結愛●&華名
    ※ペディグリー

    5、新春スペシャル シングルマッチ 20分1本勝負
    △中森華子(時間切れドロー)木村響子△

    6、新春スペシャル タッグマッチ 30分1本勝負
    ◯中島安里紗&藤本つかさ(アイスリボン)(15分46秒、ダルマ式ジャーマンスープレックス・ホールド)ラビット美兎●&つくし(アイスリボン)

    [情報]JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2015詳細 

    JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2015開催
    参加チーム:Aブロック
    ・中島安里紗&中森華子
    ・Leon&Ray
    ・春山香代子&希月あおい
    ・藤ヶ崎矢子&林結愛

    Bブロック
    ・コマンドボリショイ&木村響子
    ・ラビット美兎&つくし
    ・KAZUKI&ライディーン鋼
    ・瑛凛&加藤悠

    ◇公式ルール
    ・20分1本勝負
    ・あらゆる勝ち2点、引き分け1点、負け0点
    ・決勝戦は3月22日(日)ラゾーナ川崎 13時半
    (Aブロック最高得点チームvsBブロック最高得点チーム)

    ◇1月、2月の公式戦日程
    ■1月18日(日)板橋グリーンホール 13時
    ▼Aブロック公式戦
    中島安里紗&中森華子 vs 藤ヶ崎矢子&林結愛

    ■2月8日(日) 花やしき内花やしき座 13時
    ▼Aブロック公式戦
    藤ヶ崎矢子&林結愛vs春山香代子&希月あおい
    ▼Bブロック公式戦
    コマンドボリショイ&木村響子vs瑛凛&加藤悠

    ■2月15日(日) ラゾーナ川崎 13時半
    ▼Aブロック公式戦
    Leon&Ray vs 藤ヶ崎矢子&林結愛
    ▼Bブロック公式戦
    コマンドボリショイ&木村響子vsラビット美兎&つくし

    ■2月22日(日)板橋グリーンホール 13時
    ▼Aブロック公式戦
    中島安里紗&中森華子vs春山香代子&希月あお い
    ▼Bブロック公式戦
    瑛凛&加藤悠vsKAZUKI&ライディーン鋼