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    [メディア]中森ラジオ出演情報 

    『春馬・華子のお昼のかたすみに』
    毎週金曜日・15時~15時50分までの50分間
    (基本生放送、事前収録、代理人の場合あり)
    ☆落語家・三遊亭春馬と中森華子がお贈りするインターネット番組
    配信HP(http://senjux.com/crosswavesenju)
    ☆質問、お問い合わせは(cws@senjux.com)
    第一回目の放送は4月4日(金)となります


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    [結果]2014.3.23 第132回JWP道場マッチ 

    3月23日(日)第132回JWP道場マッチ
    ~春山香代子プロデュース・楽~
    観衆:96人(満員)

    ▼エキシビションマッチ 5分間
    コマンド ボリショイ(0-0)林結愛  

    ▼春の制服マッチ~楽翔~シングルマッチ 15分1本勝負
    ◯阿部幸江(8分56秒、ラ・マヒストラル)ラビット美兎●
    ※勝利した阿部が高校卒業試験を受けるも不正解のため、留年が決定


    ▼~楽衝~シングルマッチ 15分1本勝負
    ◯中島KAZU紗(6分45秒、片エビ固め)藤ヶ崎矢子●
    ※ダイビング・ニードロップ、KAZUKIが中島安里紗のコスチュームを着て試合

    ▼春山香代子プロデュース~楽笑6人タッグマッチ~ 30分1本勝負
    ◯春山香代子&中森華子&勝愛実(15分13秒、片エビ固め)コマンド ボリショイ&Leon&ライディーン鋼●
    ※ラリアット、全員春山のコスチュームを着用、ラリアットまたはギロチンドロップからのフォール勝ちのみ有効の決め技限定ルール。
    場外転落者は桜餅を完食しないと試合に戻れない特別ルール


    [大会直前情報]3月23日(日)第132回JWP道場マッチ 

    ◎3月23日(日)第132回JWP道場マッチ~春山香代子プロデュース・楽~  
    開場:12時30分  試合開始:13時
    交通:JR亀有駅北口よりバス「八潮車庫」又は「八潮駅」行きに乗り「六木三丁目」下車すぐ
       つくばエクスプレス八潮駅よりバス「亀有駅」行きに乗り「六木三丁目」下車すぐ

    ◆チケット情報
    料金:一般3000円、足立区民1000円(要身分証明)、小中学生100円(当日のみ)
    ※当日500円増し、FC500円引き
    ・オンラインチケット予約の締め切りは22日(土)22時まで
    PC http://www.jwp-produce.com/ モバイル http://m.jwp-produce.com/
    ・当日券の販売は12時より受付致します

    ◆グッズ販売情報
    ・春山香代子写真くじ 500円
    ・春山香代子限定グッズ各種 2000円
    ・全選手集合ポラロイド撮影 500円 
    ・ツーショットポラロイド撮影 1000円 
    ・パンフレット 1000円 
    ・各大会DVD 2000円~
    ・各選手ポートレート 1000円
    ・各選手Tシャツ 3000円~
    ・2014年JWPカレンダー 1000円
    ・「ピコウォーター」500ml 2本セット500円 ※2ケースより配送可
    ・ボリショイノート 500円

    【イベント情報】
    ◆「打ち上げ&春山おくれてお誕生会しちゃいます!」
    日時:3月23日(日)道場マッチ終了後 15時30分~17時
    場所:JWP道場(足立区六木3-6-4)
    交通:JR亀有駅北口よりバス「八潮車庫」又は「八潮駅」行きに乗り「六木三丁目」下車すぐ
       つくばエクスプレス八潮駅よりバス「亀有駅」行きに乗り「六木三丁目」下車すぐ
    料金:4000円(FC割引きあり)
    ※飲み放題&春ちゃんキャベツ付き!!
    ※持ち込み可(既製品のみ)
    参加選手:春山香代子、阿部幸江、KAZUKI、Leon、中森華子、ラビット美兎
    お問い合わせ:JWP女子プロレス 03-5849-2341

    2014.3.20 「青春・無限大パワー」試合 

    JWP「青春・無限大パワー」
    3月20日(木)埼玉・蕨アイスリボン道場

    中学を卒業したばかり。4・20後楽園のデビューをめざす林唯愛があいさつ
     オープニングの入場式でラビットがあいさつ「みなさん、こんばんは! 本日はご来場ありがとうございます。今日だけじゃなく、これからも続けていけるように無限大パワーでスタートしたいと思います。最後まで応援よろしくお願いします!」つづいてコマンド・ボリショイからあいさつ。「どうしても紹介したい選手がいます。今日めでたく中学を卒業した林唯愛(はやし・ゆあ=15歳)です」林「はじめまして、林唯愛です。思い出が詰まった中学校を卒業してきました。3月23日の道場でエキシビションマッチをおこない4月20日の後楽園のデビューに向けて練習をがんばります」。林は卒業証書を提示。ボリショイ「林はプロレス教室でプロレスラーをめざしてました。JWPでは中学卒業しないとデビューできないので、待ち遠しくやっと卒業できて、本当にJWPのファンの人も選手も待ち遠しく待っていました。まず3月23日道場でエキシビションマッチをおこなって4月20日のデビューをめざします。道場マッチでの相手はもう決まってます。誰よりも待ち望んでいた人、いるんですよ。コマンド・ボリショイ」林はビックリ。ボリショイ「いままで何年もかけてきた練習の成果を思いっきりぶつけてください」林は小学4年生の時からプロレスラーをめざしJWPの道場で練習。JWPのプロレス教室第1号の入門者でもある。


    ① 1/15
    ○Leon(8分21秒、テキサスクローバーホールド)藤ヶ崎矢子●
    「青春・無限大パワー」のオープニングマッチはLeonvs藤ヶ崎。Leonはジュニアの大会で唯一後輩に胸を貸す形になる。矢子が握手を求めて開始のゴング。同時に矢子はドロップキック。連発はLeonがかわしエルボーの打ち合いにもっていく。Leonがコーナーに振り突進。矢子がかわしてドロップキックを打ち込む。Leonがボディースラムからフロントキックの連打。スリーパーにいこうとすると矢子が切り返すもLeonはフロントネックロックでギブアップを迫る。矢子はヒジを突き立てボディーシザーズから脱出。Leonは脚をたたんでフェースロックからキャメルクラッチへ。Leonが蹴っていくと矢子は絶叫して立ち向かう。Leonがロープに振ると矢子はドロップキックの3連打。受けて立ったLeonが一発のドロップキックで吹っ飛ばす。矢子のエルボー連打に胸を貸すLeon。一発で倒すと「どうした矢子!」と胸を突きだす。矢子はドロップキックの連打でダウンさせるが3発目はキャッチされケブラドーラコンヒーロを食らう。Leonが逆エビ固めで捕獲し5分経過。矢子がなんとかロープへ到達。Leonがカバーしようとすると矢子が丸め込み。返したLeonが矢子をコーナーに叩きつけスピアを放つ。矢子が2カウントでクリアー。Leonはダブルアームスープレックス。返した矢子にLeonがダブルアーム。矢子が切り返すも逆さ押さえ込みにはもっていけず。しかしカウンターノドロップキックから押さえ込みの連続でLeonを追い込む。矢子はLeonを立ち上げボディースラムを切り返してスモールパッケージ。矢子が回転エビ固めも2カウント。矢子がダッシュするとLeonがスピア。矢子が返すとLeonはテキサスクローバーホールド。反り上げると矢子が耐えきれずにギブアップ。試合後、Leonは「矢子、まだまだ足りねえんだよ。もっともっと向かってこいよ!」と叱咤した。


    ② 1/20
    ●ライディーン鋼(9分19秒、ヨーロピアンクラッチ)飯田美花○
     鋼とWAVEの飯田が一騎打ち。探り合いから手四つの構えになり、鋼が上になる。飯田が押し返していくも、鋼がマットに叩きつけコーナーに追い込んで踏みつけていく。飯田がコーナーに振りエルボーアタックからフェースバスター、ドロップキック。飯田はサーフボードストレッチから丸め込みにとりヘッドシザーズにつなぐ。鋼がロープに逃れるとショルダータックルの連発。飯田が返すとランニングボディープレス。飯田がエルボーを放つと鋼もやり返す。飯田は顔面をかきむしり、さらにエルボーの連打。鋼がドロップキックから予告付きのカナディアンバックブリーカー。マットに叩きつけると逆エビ固めにもっていく。飯田がエスケープすると中央にもっていきボディースラム。飯田が返すと突進をかわしてエプロンからアームブリーカー。さらにヒザをロープにかけて変形の卍固め。ミサイルキックからのカバーを返した鋼にグラウンドのヘッドロック。鋼がエスケープすると飯田は河津落としからサブミッションにとる。鋼は必至にエスケープ。飯田の突進に鋼はニールキック。コーナーに上がるとフロッグスプラッシュ。飯田が返すと鋼はフィニッシュを宣言しぶっこ抜きのバックドロップ。返された鋼だがムーンサルトを予告。しかし飯田に余裕でかわされ思いっきり自爆。飯田が丸め込みの連続から腕十字。鋼が反転するが飯田は三角締め。鋼がリフトアップし叩きつけると突進。飯田が腕を取ろうとするが鋼がこらえる。しかし飯田のヨーロピアンクラッチには身動きが取れず、鋼が3カウントを奪われた。


    ③ 1/20
    ●ラビット美兎(11分14秒、裏投げ→片エビ固め)Sareee○
     タッグリーグ・ザ・ベスト優勝のラビットがディアナのSareeeと一騎打ち。ラビットのセコンドにはパートナーのつくしがつく。いきなりSareeeが逆さ押さえ込みで秒殺を狙う。Sareeeがドロップキックにいくとお互いがかわしあう。Sareeeはラビットを立ち上げボディースラムを連発するとインディアンデスロックから鎌固めへ。ラビットは「よくもやったな!」と絶叫しヘアーホイップからコーナーに追い込み踏みつけていく。フェースクラッシャーからラビットがキャメルクラッチ。Sareeeが体を入れ替えフォールの体勢。ロープに振ると振られたラビットのほうがドロップキック。ラビットはボディースラムから逆片エビ固め。Sareeeが髪をつかんで抵抗するとラビットがさらに反り上げていく。Sareeeがエスケープするもロープに振ってドロップキック。ラビットのワキ固めにSareeeはエスケープ。ラビットが串刺しボディーアタック。Sareeeは串刺しドロップキックでお返し。エルボー合戦からラビットがDDT。ロープに張り付けると背後からドロップキック。Sareeeが返すとワキ固めにもっていく。5分経過。ラビットがロープに振るとSareeeがかいくぐりドロップキックの乱れ打ち。Sareeeはラビットを起こしてボディースラム。ラビットがドロップキックからSareeeを場外に追い出しプランチャで舞う。ラビットはSareeeをリングに戻してミサイルキックを連打。Sareeeが返しブレーンバスター狙いをこらえる。ドロップキックを打ち込むもラビットがクリアー。Sareeeはコーナーに上がり立ち上がったラビットにミサイルキックを連発。ラビットが返すとSareeeは「決めるぞ!」と絶叫。ラビットが切り返しラビストラル。Sareeeがかわし丸め込み合戦となる。ラビットはブレーンバスター。Sareeeが絶叫して立ち上がりバックドロップ。ラビットもやり返し両者がダウン。両者ヒザを着いた状態でエルボーを打ち合う。ラビットの連打にSareeeがダウン。10分経過。ラビットがバックを取るとロープに振ってからジャーマン。決まったと思われたがSareeeの肩が上がる。ラビットはラビストラル。Sareeeがかわすとフロントキック。Sareeeはカウンターのドロップキックからフィニッシュを予告しジャーマン。返されるも裏投げへ。これが決まるとラビットが返せず3カウントが入った。試合後、Sareeeが握手を求めるとラビットが応じ、お互いに健闘を称えあった。なお、Sareeeが裏投げでピンフォールを奪ったのはこの試合が初めてとなる。


    ④ 1/20
    ○勝愛実&下野佐和子(13分40秒、オレンジブロッサムホールド)夕陽&山下りな●
     3月初め、練習中に左足を負傷したジュニア2冠王者の勝が強行出場、元王者の下野とのタッグで夕陽&山下組との対戦となった。3月末でプロレスから卒業する夕陽は、前日のWAVEにひきつづいての山下とのタッグ結成となる。下野とは前日に組んでおり、この日は対戦だ。4人が握手をかわすが挑戦表明している山下は勝の手を叩いて対抗意識をあらわにしてみせる。先発は勝と夕陽という夢の対決。勝が夕陽をかいくぐると倒された夕陽がヘッドスプリングで立ち上がりにらみ合う。つづく下野と山下の大女対決で、ともにショルダータックルをぶつけあう。下野はパワーボㇺの構えも山下がショルダースルー。そこへ下野がショルダータックル。下野はボディースラムから山下に逆エビ固め。さらにコーナーに追い込み顔面を踏みつけていく。中央に戻すとスリーパーホールドへ。山下が逃れようとすると下野はキャメルクラッチに変更。そこへ夕陽が乱入しカットする。下野はフロントネックロックから自軍コーナーにもっていき勝にチェンジ。勝は山下に力強いボディースラムを連発。山下が返すと脚を取って丸め込む。夕陽が勝に打撃のラッシュ。下野が乱入し勝と合体も夕陽がかわしてふたりまとめてライオンサルト。夕陽は串刺しジャンピングニーから勝にブレーンバスターを高速で放つ。夕陽がバックを取ると勝が切り返しダブルアーム。夕陽が切り返すも勝はケブラドーラコンヒーロ。夕陽が返すと勝が立ち上げて担ぎ上げる。夕陽が切り返すも勝がバックドロップ。下野が飛び出し勝と連係で串刺し攻撃。下野は雷電ドロップにいくが夕陽がかわしてヒザ十字にとる。勝がアシストして下野がエスケープ。夕陽は下野をかいくぐり蹴りを放つ。バックキックをこらえた下野が夕陽を担ぎ上げるが形が崩れる。下野は強引に投げを打ち雷電ドロップ。夕陽が返すとハニーフラッシュ。下野が返すと山下が飛び込みショルダータックルの連打。山下は串刺しでもショルダータックルを連発。下野が返すとエルボー合戦にもっていく。下野がラリアットも山下がクリアー。10分経過。勝が山下を担ぎ上げ叩きつけるとコーナーからスプラッシュ。山下が脚を立ててカットすると夕陽が619を放ち山下とキックの競演。山下は勝を立ち上げバックドロップ狙い。勝が切り返すもラリアットを食らう。勝が返すと山下がバックドロップ。山下は勝を立ち上げ至近距離からラリアットの4連打。下野が夕陽をかいくぐりカットに成功。山下はダウンする勝を立ち上げようとするが下野がカット。勝が立ち上がりブロックバスター。下野と夕陽は場外でやりあう。リング上では勝と山下がエルボー合戦。山下のダッシュに勝がカウンターのエルボー。勝は山下を立ち上げバックドロップ。コーナーからダイビングエルボーを投下も夕陽がギリギリでカット。下野が夕陽を場外にもっていくと、勝は山下にオレンジブロッサム。これで3カウントが入りジュニア王者の勝が挑戦を狙う山下を退けた。
    勝「今日は皆さんありがとうございました。今月いっぱいで引退してしまう選手と、このメンバーで試合ができたのはとてもうれしいです。最初で最後の対戦でしたが夕陽選手、ありがとうございました。話は変わりますがSareee、私は4月20日の後楽園であなたとベルトをかけたい。後楽園、どうですか?」Sareeeがリングに上がり「やってやるよ! 去年オマエにベルトかけて負けたこと忘れてねえんだよ。絶対に獲ってやるからな、おぼえとけよ!」。勝「私はV10をめざしてます。だからここで負けるわけにはいきません。2人とも去年よりもお互い成長していると思います。だからSareeeには私の対角線に立ってほしいです」。ボリショイが承認し、4・20後楽園でのタイトル戦(JWP認定ジュニア&POP選手権)が決定した。

    2014.3.20 青春・無限大パワー  総評 

    JWPが団体を問わずキャリア5年未満のジュニア選手による大会をプロデュース。「青春・無限大パワー」の第1弾興行が埼玉・蕨アイスリボン道場で開催された。
     大会の主役となるのは、ジュニア2冠王者の勝愛実となるのだろう。勝は3月初めに道場での練習中に左足を負傷。足首のじん帯を損傷し、3大会(3・9Joshi4Hope、仙女3・15仙台、JWP3・16板橋)を欠場していた。しかし、若手主体の大会でジュニア王者が休むにはいかないとギリギリまで調整。全治までにはいかないものの診断よりも早い回復をみせ、なんとか今大会に間に合わせた。
     全4試合では出場選手たちが自分たちのための大会であることを意識していたのだろう。ふだん以上に躍動していた選手も多く、それを見られただけでも価値のある大会だったのではなかろうか。第1試合でLeonの胸を借りた藤ヶ崎は試合後に叱咤されたものの、デビュー以来もっともよく声が出ていたと思う。セミのラビット美兎vsSareeeは事実上のジュニア2冠王座次期挑戦者決定戦で、実際その通りになった。この試合でSareeeは引退した栗原あゆみ直伝の裏投げで初めてピンフォールを奪ってみせた。タッグリーグ優勝で勢いに乗るラビットからの勝利だけに、大きな価値がある。今大会における裏投げでの勝利はSareeeに大きな自信をもたらすだろう。そしてメインは、ジュニア2冠の元王者と現王者が揃い踏み。3月いっぱいでプロレスを卒業する夕陽と、王座挑戦をアピールしている山下りなと対戦した。どの組み合わせを取っても興味深く、勝vs夕陽はタイトルマッチで見たかった夢の顔合わせ。下野vs山下の絡みは“ストロング大女”ともいえる迫力のぶつかり合いを展開した。そして近い将来、ベルトをかけての対戦が実現すればジュニアの枠を超えた肉弾戦を期待したい勝と山下の激突。そのどれもがダイジェスト的ながらも期待に違わない好勝負となっていた。内容的には大成功の第1回大会と言っていいだろう。
     そしてエンディングでは、勝が4・20後楽園でのジュニア2冠戦をアナウンス。挑戦者には、山下でなければ夏すみれでもない、この日のセミでラビットを破ったSareeeを指名した。やはり勝も、ラビットvsSareeeを次期挑戦者決定戦として注目していたのだ。
    「どっちもライバルだし、勝ったほうとベルトをかけて闘おうと思ってました。Sareeeとは昨年5月にタイトルマッチで闘いましたが、それ以来お互いに成長しているだろうし強くなってなきゃいけない。これからの女子プロレスは私たちが引っ張っていかなきゃいけないと思ってるので、勝ったSareeeを指名しました」
     指名されたSareeeはもちろん「やってやるよ!」と即答した。名指しされたことには驚いたが、挑戦の機会をうかがっていたこともある。王者のほうから希望してくれたのだから断る理由はない。
    「前回から負けたままになってて、これじゃダメだとずっと思っていました。だから指名されたことはすごくうれしく思います。でも、試合では指名したことを後悔させてやります。来月にはデビューから3年で、(JWP4・20)後楽園は4年目を迎えて最初の大きな試合になると思います。もうそろそろタイトルを獲らないといけないとも思ってますし、もう負けるわけにはいかないです」
     「後悔させてやる」と言い切ったのには理由がある。最近のSareeeはフィニッシュをジャーマンスープレックスでとることが多かった。そして今回、初めて裏投げで勝利をあげた。フィニッシュホールドが二つになったのだ。「それが昨年との大きな違いです」とSareee。王者の勝もダイビングエルボーからオレンジブロッサムなどフィニッシュに使う技が広がっている。昨年5月の板橋でメインを張った勝vsSareeeがどんな進化を見せるのか。4・20後楽園は大注目であると同時に、この試合から「青春・無限大パワー」がさらなる広がりを見せていくかもしれない。「青春・無限大パワー」の可能性に期待したい。                             (新井 宏)

    [情報]2014JWP裏タッグリーグ結果 

    2014JWP裏タッグリーグ結果
    ※タッグチーム色紙売り上げバトル総合枚数

    1位(69枚)春山香代子&勝愛実
    2位(56枚)コマンド ボリショイ&木村響子
    3位(42枚)Leon&Ray
    3位(42枚)中森華子&井上貴子
    5位(39枚)ラビット美兎&つくし
    6位(38枚)中島安里紗&華名
    7位(31枚)阿部幸江&藤ヶ崎矢子
    8位(18枚)KAZUKI&ライディーン鋼

    [結果]2014.3.20青春・無限大パワー 

    3月20日(木)埼玉・蕨市・アイスリボン道場
    「青春・無限大パワー」
    観衆:69人

    ▼15分1本勝負
    ○Leon(8分21秒、テキサスクローバーホールド)藤ヶ崎矢子●

    ▼20分1本勝負
    ○飯田美花(9分19秒、ヨーロピアンクラッチ)ライディーン鋼●

    ▼20分1本勝負
    ○Sareee(11分14秒、片エビ固め)ラビット美兎●
    ※裏投げ

    ▼20分1本勝負
    勝愛実&下野佐和子(13分40秒、オレンジブロッサム)夕陽&山下りな●

    [大会直前情報]3月20日(木)レッスル武闘館(アイスリボン道場) 

    3月20日(木)レッスル武闘館(アイスリボン道場)
    「青春無限大パワー」~produce by JWP~
    開場19時  試合開始19時30分
    交通:JR京浜東北線「蕨」駅または「西川口」駅より徒歩10分

    ◆チケット料金:最前列席・スーパービュー席 4000円、指定席 3000円、
    18歳以下指定席のみ半額  ※FC500円引き、当日500円増し
    ・オンラインチケット予約の締め切りは当日12時まで
    PC http://www.jwp-produce.com/  モバイル http://m.jwp-produce.com/
    ・当日券の販売は19時より受付致します。
    お問い合わせ:JWP女子プロレス 03-5849-2341

    ◆グッズ情報
    ・2013年上半期DVD半額セール

    [結果]2014.3.16 板橋グリーンホール  

    3月16日(日)板橋グリーンホール 
    観衆:193人(満員)
    JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2014 最終戦

    ▼シングルマッチ 15分1本勝負
    ○春山香代子(7分48秒、片エビ固め)藤ヶ崎矢子● 
    ※フェースバスター

    ▼シングルマッチ 20分1本勝負
    ○華名(11分8秒、チキンウィング・アームロック)ライディーン鋼●

    ▼シングルマッチ 30分1本勝負
    ○井上貴子(17分18秒、体固め)阿部幸江●
    ※ディスティニー・ハンマー

    ▼スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負
    コマンドボリショイ&中森華子&○木村響子(18分46秒、片エビ固め)中島安里紗●&春山香代子&KAZUKI
    ※ビッグブーツ

    ▼JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2014決勝戦 時間無制限1本勝負
    ○ラビット美兎&つくし(18分25秒、首固め)Leon&Ray● 
    ※ラビット組がタッグリーグ優勝、次期2冠タッグ挑戦者組となる

    2014.3.16 板橋グリーンホール 試合 

    JWP 3月16日(日)東京・板橋区立グリーンホール 

    ① 1/15
    ●藤ヶ崎矢子(7分48秒、フェースバスター→片エビ固め)春山香代子○
     未定だった矢子の相手には春山が名乗り。ゴングと同時に矢子がドロップキック、連発で機先を制す。しかし春山は髪をつかんで矢子をマットへ叩きつけコーナーに追い込み踏みつける。春山は逆片エビ固め。矢子が手を伸ばすと春山はそれをつかんでロープエスケープを許さない。それでも何とか矢子はロープに到達。春山が蹴飛ばしていくと矢子が立ち上がりエルボー連打。春山の一発で矢子はダウン。コーナーに振られた矢子はドロップキック。連発からカバーしようとするが春山が起き上がり矢子をマットに叩きつける。春山はニーを連打し矢子の上に乗ってみせる。5分経過。矢子のクロスボディーをキャッチした春山がギロチンドロップ。矢子が返すとスモールパッケージから逆さ押さえ込み、回転エビ固め。しのいだ春山がバックドロップからミサイルキック。矢子はブリッジで返すがフェースバスターを食らう。春山は滞空時間をたっぷりとってもう一発。矢子が返せず3カウントが入った。


    ② 1/20
    ●ライディーン鋼(11分8秒、チキンウイングアームロック)華名○
     鋼が華名に2度目のチャレンジ。ロープに追い込まれた鋼がブレイク直後にショルダータックルを浴びせる。華名がエルボーでロープに振らせず。しかし鋼は強引に振ってドロップキック。華名がサッと腕を取りワキ固めにもっていく。腹固めからアームロック、腕十字へと華名が移行。鋼がエスケープすると華名はヘッドロック。鋼がロープに振りショルダータックルの連打で吹っ飛ばしていく。華名は脚を取ってサブミッション。腕を取りにいくと鋼が体を回転させてエスケープ。エルボーの打ち合いから鋼が串刺しドロップキック。2発目を華名がかわしブレーンバスターの構え。鋼が切り返して反対にブレーンバスターを成功させる。5分経過。鋼のカナディアンバックブリーカーを華名が切り返しエルボー合戦へ。鋼は払い腰で華名にグラウンドでのヘッドロック。鋼が華名を起こしてカナディアンバックブリーカー。前方に叩き落とすとランニングボディープレス。華名が返すとエルボーの打ち合い。鋼はコーナーに追い込みボディーアタック。さらにコーナーに上がるとダイビングボディープレス。華名がかわしてスライディングキック。華名はミドルキックの連打。バックの取り合いから鋼がスリーパー。華名が切り返しスリーパーへ。鋼はかけられた状態からバックドロップ。鋼が串刺しボディーアタックからバックドロップ。華名が返すとダイビングボディープレスがヒットも2カウント。コーナーへ上がった鋼に華名は雪崩式ブレーンバスター。10分経過。華名が飛びつき腕十字。鋼がリフトアップも華名が腕十字から腕固めに持っていく。鋼が逃れると華名はフェースロックへ。鋼が脱出すると華名はチキンウイングアームロック。鋼がこらえきれずにギブアップし華名が勝ち名乗りを受けた。


    ③ 1/30
    ●阿部幸江(17分18秒、デスティニーハンマー→体固め)井上貴子○
     貴子が握手を拒否し試合開始。組もうとすると背後からKAZUKIが乱入。しかし貴子がやり返し場外戦では貴子がリード。背後から阿部が襲いかかるが貴子のほうが客席に叩きつけていく。先に戻ったのは貴子。貴子はKAZUKIに帰るように指示。KAZUKIが帰ると貴子は「素直なパートナーだな」。貴子はキャメルクラッチに阿部を捕える。阿部が脱出するも貴子が顔面を踏みつける。阿部は噛みつきからヘアーホイップ、スリーパーホールド、ボディーシザーズで貴子の動きを止めていく。返した貴子が逆エビ固め。エスケープした阿部は空中胴締め落としからコブラツイスト。貴子が脱出するも阿部が飛びついて丸め込む。貴子はキックからダブルアームスープレックス、パイルドライバー。さらにスリーパーで仕留めにかかる。10分経過。動きの止まった阿部だがなんとかロープに手が届く。阿部が絶叫し串刺しエルボーアタック。貴子のローキックに阿部がよろめく。阿部はダブルアーム式スープレックスからコーナーへ。貴子も上がり雪崩式アームホイップ。阿部が返すと貴子は顔面へビッグブーツ連打。DDTから貴子はコーナーへ。デスティニーハンマーを阿部がかわしてスリングブレイド。さらに腕を取りサブミッションを極める。貴子はエスケープしバックキック。貴子の突進に阿部はスリングブレイド。15分経過。阿部が旋回式ボディープレス。貴子がかわすが阿部もコーナーへ。貴子がチョークスラムを雪崩式で放つ。阿部はデスティニーハンマーをかわしラリアットもかわしまくる。阿部のフランケンは2カウント。マヒストラルも2カウントどまり。もう一度決めるも3カウントに届かない。さらにもう一回決めるがギリギリで返される。阿部が絶叫して突進すると貴子がカウンターのハイキックからバックブロー。阿部が3カウント寸前で返すと貴子はデスティニーハンマー。阿部が返せず貴子が3カウントを奪った。阿部「貴子選手、4月20日後楽園あるんですけどもそこでザ☆WANTED!?一緒に組みましょう!」貴子「やだよ」阿部「やじゃないでしょ。昭和最後のアイドルレスラーとしてすごく尊敬する部分がたくさんあって、いつまでもおきれいでスタイルよくてすばらしい選手だと思うんですよ。女性としても魅力的で、いろいろ教えてるじゃないですか。見習いたいところもたくさんあるし組んでいくしかないと思うんですけど、どうでしょう?」貴子「褒め殺しもよくわかった。ふつうなら落ちるけど、私お笑いじゃないから」阿部「私だってお笑いじゃないですよ。私たちビジュアル担当ですよ。貴子さんが入ればさらにザ☆WANTED!?はビジュアル度が増すんですよ」貴子「お笑いはあんまりやりたくないので、じゃあ対戦しよう。あけとくから、あとはボリショイ選手にどうにかしてもらって」阿部「じゃOKで、4月20日、よろしくお願いします!」


    ④ 1/30
    ●中島安里紗&春山香代子&KAZUKI(18分46秒、ビッグブーツ→片エビ固め)コマンド・ボリショイ&中森華子&木村響子○
     中島がコールされると同時に木村に突っ込んでいく。場外戦となるがリング上では中島と木村がやりあう。中島がコーナーに追い込まれるとKAZUKIが自分から入っていく。木村とKAZUKIはニーの応酬。中森が入るとKAZUKIは押し戻して木村を出そうとする。そこへボリショイがカットしボリショイ組がKAZUKIへ串刺し攻撃を浴びせていく。木村が脚をかけて中森のタックルを誘うと中森は木村を睨みつける。春山が飛びこむと中森はカウンターのビッグブーツ。春山のショルダータックル連打にボリショイはヘッドスプリングでスクッと立ち上がる。春山がギロチンドロップもボリショイがウラカンラナ。木村と中島が対峙。木村がタックルからグラウンドにもっていこうとすると中島はネックロック。木村が切り返してフロントネックロック。グラウンドにもっていくと中島が切り返し5分経過。中島がアキレス腱固め。木村が上になり髪の毛をつかんでいく。木村は中島を立ち上げるとヘアーホイップの連続。中島はネックブリーカーでお返し。木村のエルボーで中島が吹っ飛ばされるとKAZUKIが飛びこみ木村にニー。木村も打ち返しニーの連打。KAZUKIがカウンターでぶち込みランニングニー。木村がかわしニーを打ち込む。ボリショイがDDTからドラゴンスープレックスの構え。中森と木村が加わるがKAZUKIがまとめて串刺しドロップキック。春山、中島も次々と串刺し攻撃を見舞う。KAZUKIはボリショイにK-クラッシャー。春山がボリショイにペディグリー、串刺しラリアットの乱れ打ち。春山の突進にボリショイはワキ固め。10分経過。春山はスタナーからトラースキック。ボリショイが旋回式ワキ固めもKAZUKIがカットに成功。中森が春山にシャイニング・ウィザード、左右からのハイキックを放つ。中森がバックを取り木村に指示を送る。木村は言われたとおりに春山へビッグブーツ。中森がコーナーに上がると春山が追い付き雪崩式パワースラムから低空ラリアット。中森はラリアットをかいくぐっていくもカウンターで浴びてしまう。中島が中森の頭部へミサイルキック、DDT、顔面へドロップキック。さらに中森の蹴りをつかんでヒールホールド。木村が入ると中島が殴り合いに持っていく。その後ろから中森がバックドロップ。フィッシャーマン狙いは中島がかわすが中森はスタンディングのシャイニング・ウィザード。中森のデスティニーハンマーをかわし中島がキューティースペシャル。返した中森がフィッシャーマンバスター。中島はジャーマン連打もボリショイにカットされる。中島は中森を引き起こすもハイキックを浴びる。中島は左右の張り手から中森をダウンさせる。15分経過。木村が入り中島の顔面を蹴りあげる。木村のエルボーで中島が吹っ飛ばされる。エプロンから中森がキック。前後から中島が蹴飛ばされていく。ボリショイも加わり3人で中島を攻撃。ボリショイのアッパー掌底から木村がネックハンギングボム。木村のダッシュに春山がカットに入り中島を救う。しかし木村は中島へスリーパー。キャメルクラッチ式で締め上げカバーすると2カウント。「終わりか!?起きろ!」木村は立ち上がった中島にヘッドバット。こらえた中島がエルボーを左右で乱打。木村がダウンし中島はジャーマン。3カウントかと思われたが木村が返す。木村も左右からの打撃の乱れ打ち。中島の張り手が決まるがカウンターのビッグブーツを食らう。木村が押さえ込むと中島が返せず、3カウントが入った。木村「オマエ(中島)がJWPの真ん中かよ。JWPもレベルが落ちたもんだな!」中島「そうだよ、私がJWPの真ん中だよ! アンタは強いよ。だからなんだよ。もっと強くなってやるよ 4月20日(後楽園)、ベルトをかけてアンタとやると決めた」木村「正直よ、弱いやつには興味ないんだよ。(春山に向かい)こっちは5年前の借りがあるんだよ。オマエはおいしいもん食ってきただろうけどな、5年間悔しい思いでこっちはカラダ張ってきたんだよ。ちょうどいいよ。無差別のベルト獲って、オマエ(春山)を挑戦者に指名してやるよ」春山「大丈夫、中島がやってくれるから」木村「テメエ(中島)やれんのかよ!?」中島「テメエこそやれんのか?テメエより強くなってやるって言ってんだろ! おぼえとけよ、4月20日!」


    ⑤ 1/∞
    JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2014決勝戦
    ○ラビット美兎&つくし<Aブロック代表>(18分25秒、首固め)Leon&Ray●<Bブロック代表>
    ※ ラビット組が初優勝。
     春兎vsマスカラボラドーラスの決勝戦。春山&勝組の負傷棄権により、Leon&Rayが繰り上げで決勝戦へ上がってきた。握手と見せかけてラビット組が奇襲攻撃。しかしダブルのドロップキックはLeonにかわされてしまう。LeonはRayを呼び込み串刺し攻撃。ラビットを捕獲し連係で攻める。Leonはラビットにキャメルクラッチ。Rayがラビットにチョップの連打。ラビットはエルボー連打で対抗するが劣勢を跳ね返せず。しかしドロップキックからつくしにチェンジ。つくしはラビットを呼び込みダブルでの踏みつけ攻撃からダブルでフットスタンプ。つくしはRayに弓矢固め。その横からラビットがドロップキックを見舞う。Rayはエプロンを飛び越えエルボードロップ。つくしはコーナーからRayにスリーパーホールド。5分経過。つくしはパロスペシャルもRayが力尽くで前方に叩きつける。ラビットがカットに入りLeonと鬼ごっこ状態に。Leonがつくしに串刺しスピア、ケブラドーラコンヒーロ。Leonは「このガキが!」と叫んで逆エビ固め。つくしが切り返しフットスタンプ。しかし突進を捕まり叩きつけられる。Leonはノキアンバックブリーカー。ラビットがカットに入るが場外に落とされる。Leonはスピア狙い。つくしがかわしロープに張り付けると背中へのドロップキック。春兎を飛び越えLeonはRayとドロップキックの競演。場外に出された春兎はLeonのプランチャをかわし、つくしがプランチャを敢行。つづいてラビットもプランチャを決める。つくしはLeonにミサイルキック、キルスイッチ。10分経過。ラビットがつくしを呼び込みダブルのドロップキックをLeonに放つ。ダブルのブレーンバスター狙いはLeonが切り返し2人まとめてマットに叩きつける。しかし春兎は連係でLeonを圧倒。ミサイルキックの連続で追い込んでいく。ラビットが突進するとLeonはストマックブロック。肩車するとRayがダイブ。ラビットがかわし丸め込む。Leonがラビットにミサイルキックも2カウント。Leonがラビットを立ち上げキャプチュードバスター狙い。強引に持ち上げるもラビットが切り返しバックを取る。ラビットの突進にLeonが強烈なスピア。勝負ありと思われるもラビットが返す。Leonはマッドスプラッシュ。つくしのカットが成功もRayが場外に落とす。Rayがラビットを引き起こし強引なジャーマン。Rayがコーナーに上がるとつくしがカットし、ラビットが上がる。Rayが落とすもつくしがドロップキック、ラビットの雪崩式ブレーンバスターには大歓声が沸き起こる。春兎はダブルのダイビングフットスタンプ。Leonがつくしを落としてカット。ラビットは終わりと宣言してRayにジャーマン。ギリギリでRayが返すと、ラビットはラビストラル。RayがかわしてLeonがスピア、Rayが619からジャーマン。つくしがカットすると、Leonがジャーマン。2方向からボラドーラスがダイブもかわしたつくしが食らったラビットを救出、3カウントを入れさせない。ラビットがRayにラビストラル。反転したRayにつくしがドロップキック。ラビットがコーナーもRayが蹴りを入れてアイコノクラズム。これもつくしがカットに成功。Leonが回し蹴り、Rayが押さえ込むがラビットは自力で返す。Rayがラビット狙いも、つくしが割って入りハルカゼ、さらにラビットが丸め込み。Rayが返せず3カウント。春兎が優勝となり、十文字姉妹のタッグ2冠王座に挑戦することになった。ラビット「春兎、優勝しました!
    このままベルト獲って自分たちの腰にタッグのベルトを巻きたいと思います。今日はありがとうございました!」

    2014.3.16 板橋グリーンホール 総評 

     タッグリーグ・ザ・ベストは“春兎”ラビット美兎&つくし組が“マスカラボラドーラス”を破り初優勝。“スプリング☆ビクトリー”春山香代子&勝愛実が勝の負傷により決勝戦を棄権せざるを得なかったのは残念だったが、ボラドーラスは実力、実績とも優勝してもおかしくないチームである。このチームに勝ったのだから、ラビット組は堂々と胸を張って4・20後楽園でのタッグ2冠戦に臨むことができるだろう。この勢いをキープして仙女の十文字姉妹と対戦すれば、王座移動も十分に考えられるのではないだろうか。そう思わせるくらいのなにかが、すでにラビット&つくしには備わっているのである。
     春兎vsボラドーラスが決勝になったことにより、セミファイナルでは中島&春山&KAZUKI組vsボリショイ&中森&木村組の6人タッグマッチが組まれていた。この試合で、無差別級王者の中島がまさかのフォール負け。タッグリーグ開幕戦では中島がラビット組からフォールを取られ、華名とのチームが機能しないきっかけを作ってしまった。どうやら板橋は中島に鬼門なのか。木村からピンフォールを奪われた中島は、さっそく次回タイトル戦の相手に木村を指名。4・20後楽園でのタイトルマッチが正式に決定した。
     しかしながら、挑戦者の目は王者よりもむしろ元王者のほうに向いている。その元王者とは春山香代子である。木村は5年前、春山の無差別級王座に挑戦。春山が2年間の長期にわたり同王座を保持した時代である。そのとき木村は、後楽園のバルコニーからダイビングフットスタンプを見舞うという危険極まりない行動をとった。そこまでして勝てなかった春山にリベンジしたい。ボリショイとのタッグの先に、木村は春山を見ていたのである。
    どうすれば春山を振り向かすことができるのか。やはり、無差別級のベルトを巻くことが一番なのではないか。春山にとって、無差別級王座は現役を続ける限り追い求めたいベルトである。だからこそ、この王座を獲得するのが一番の近道だと木村は考えている。
    「中島? ただベルトを持ってるだけ。中島から挑発されたのは(春山と対戦するのに)ちょうどいいよ」
     そう言われてしまった中島は、あと1カ月の間で木村の視線に入ることができるのか。たとえ入らなくてもタイトルマッチはおこなわれるのだが、木村の意識で王座戦はどうにでも転ぶ。あのころの春山よりすごい。そう思わせることが、中島には求められてくるだろう。                               (新井 宏)

    [大会直前情報]3月16日(日)板橋グリーンホール 17:00 

    ◆3月16日(日)板橋グリーンホール 
    「JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2014 最終戦」 
    交通:東武東上線「大山」又は都営三田線「板橋区役所前」A3出口から徒歩5分。

    ◆チケット料金:最前列席5000円、指定席A4000円、指定席B3000円(完売)
    18歳以下指定席のみ半額  ※FC500円引き、当日500円増し
    ・オンラインチケット予約の締め切りは16日(日)12時まで
    PC http://www.jwp-produce.com/  モバイル http://m.jwp-produce.com/
    ・ご予約チケットの引き換えは16時より、当日券の販売は16時30分より受付致します。
    ◆グッズ情報
    ・裏タッグリーグ色紙(リーグ戦出場全チーム) 各1000円
    ・新作DVD(2014.3.2花やしき・全5試合を収録) 2000円
    ・新作DVD(2013.12.15後楽園ホール『JWP CLIMAX 2013』全6試合収録) 4000円(初回盤特典付き)
    ・ボリショイNEWTシャツ(各サイズあり) 3000円
    ・ラビットNEWTシャツ(各サイズあり) 3000円
    ・パンフレット1000円、  
    ・2014年JWPカレンダー 1000円  
    ・各大会DVD 2000円~
    ・各選手ポートレート 1000円
    ・各選手Tシャツ 3000円~   
    ・ボリショイ「ピコウォーター」500ml 2本セット500円 ※2ケースより配送可
    ・ボリショイノート 500円
    ・ツーショットポラロイド撮影 1000円 

    勝愛実欠場でスプリング☆ビクトリーはタッグリーグ決勝を棄権 

    ◆勝愛実欠場のお知らせ
    左足首靭帯損傷で欠場中の勝愛実が3月16日板橋グリーンホールを欠場することが決定しました。
    これにより春山&勝(スプリング☆ビクトリー)はタッグリーグ・ザ・ベストの決勝戦を棄権。同じBブロックの最高得点2位のLeon&Ray(マスカラ・ボラドーラス)が繰り上げでBブロック代表となりました。
    急なカード変更、欠場をお詫び申し上げます。

    ▼春山&勝(スプリング・ビクトリー)のコメント
    〈勝愛実〉
    「練習中の怪我により板橋大会を欠場することとなりました。自分の気持ちと致しましてはせっかくのチャンスを生かすことが出来ず悔しい気持ちでいっぱいです。休んでいる間、たくさん考え悩みましたが万全な状態ではない限り、出場することは関係者及びファンの皆様にご迷惑をおかけしてしまうと考え欠場という決断に至りました。一刻も早く怪我を治して元気な姿をお見せ出来るよう努めていきたいと思いますので宜しくお願い致します。」
    〈春山香代子〉
    「スプリング☆ビクトリーvs春兎の決勝戦を楽しみにして下さっていた皆様、決勝戦を辞退してしまい申し訳ありませんでした。勝も相当悩んでましたが、今は無理をしないで、完治させることが最優先だと思います。今回は残念な結果になってしまいましたが、この悔しさをバネに必ずまた、スプリング☆ビクトリーでチャンスを掴みます!
    これからもスプリング☆ビクトリーを温かく見守っていて下さい。」

    【変更後の全カード】
    ◆3月16日(日)板橋グリーンホール 17時
    JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2014 最終戦
    ▼JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2014決勝戦 時間無制限1本勝負
    ラビット美兎&つくし(アイスリボン) vs Leon&Ray 
    ▼スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負
    中島安里紗&春山香代子&KAZUKI vs コマンドボリショイ&中森華子&X

    ▼シングルマッチ 30分1本勝負
    阿部幸江 vs 井上貴子(LLPW-X)
    ▼シングルマッチ 20分1本勝負
    ライディーン鋼 vs 華名
    ▼シングルマッチ 15分1本勝負
    藤ヶ崎矢子  vs  未定

    [情報]3.2浅草・裏タッグリーグ結果 

    3.2浅草・裏タッグリーグ結果

    ※タッグチーム色紙売り上げバトル
    ○春山香代子&勝愛実(19枚)-(15枚)Leon&Ray●

    ○コマンド ボリショイ&木村響子(13枚)―(9枚)中島安里紗&華名●

    2014.3.2 浅草・花やしき内花やしき座 総評 

    3・2浅草大会では「タッグリーグ・ザ・ベスト2014」決勝進出チームが決定した。
     先におこなわれたBブロックではLeon&Ray組vs春山香代子&勝愛実組が対戦。勝ったほうが決勝に駒を進めるシチュエーションだったが、マスカラボラドーラスが1点をリードしており優位な状況。ドローとなればボラドーラスが逃げ切るかたちになっていた。
     しかし試合ではスプリングビクトリーが文字通り“春の勝利”を上げる結果に。春山は昼におこなわれたWAVE後楽園大会のメインで桜花由美のシングル王座に挑戦するも惜しくも敗れており、ホームリングで気持ちを入れ替えての勝利を飾った。勝との師弟コンビはハルクラを引き継ぐチームでもあるだけに、このタッグでベルトを獲りたいとの気持ちは大きいはず。あとはAブロックからの進出がどのチームになるのかを待つだけである。
     そして迎えたメインは注目のカード。中島安里紗&華名組vsコマンド・ボリショイ&木村響子組は、こちらもWAVE後楽園からの流れが試合に影響を与えることとなった。後楽園での木村vs華名、一騎打ちは両者KOのドロー。こんどは場所を浅草に移し、タッグリーグの最終戦で決勝をかけての激突である。こちらも勝ったほうが決勝戦に駒を進めるのだが…。
     結果的にはこちらも決着がつかず、20分フルタイム闘っての引き分けとなった。試合そのものはドローながら、リーグ戦では試合のなかったラビット美兎&つくし組がたなぼた的に3・16板橋の決勝に進出することに。
     試合は中島とボリショイに権利のあるところでタイムアップ、その後もボリショイと華名、木村と中島がやりあいリング上はグチャグチャになった。そこへ強引に割り込みマイクをつかんだのがラビットだった。
    「やったー! Aブロック優勝したぞ! スプリングビクトリーを破って春兎(ラビット&つくし組)が必ず優勝するぞ!」
     振り返ってみれば、開幕戦で中島組を破りビッグサプライズを起こしたのがラビット&つくしだった。終わってみればこのときの勝利が最後にものをいったことになる。公式戦が3試合だけに、ひとつの取りこぼしが命取りになりかねない。その逆を行ったのが、ラビット&つくしだったのだ。
     この結果、3・16板橋での決勝戦は、ラビット&つくし組vs春山&勝組に決定。ジュニアが中心を占めるなかで春山がどう試合をコントロールするのかも見どころとなるだろう。果たして、4・20後楽園で十文字姉妹のタッグ2冠王座に挑戦するのはどちらのチームなのか。
     それにしても、あえて華名をパートナーに選び自信満々だった中島の落胆といったらなかった。試合後には「3人の闘いの中に入っていけなかったのが悔しい。木村とはシングルもやりたいけど、木村の視界のなかに私は入っていないと思う。相手にされないってことが初めてで、悔しい」と涙を流した。2・23大阪ではボリショイと華名が一騎打ちをおこない、遺恨を引きずったまま今回激突した。華名と木村は言わずもがな。こういった状況の中で置いてけぼりを食ってしまったのか。中島はJWP認定無差別級王者ながら、この試合の主役になれなかった。華名とのチームワーク(?)をとるどころではなかったのである。
    「木村も華名もフリーでいろんなところに出て強くなっていったと思う。ボリショイさんも少ない人数からJWPを立て直した。そういう強さが自分には足りないと実感しました。JWPを背負っていくことで、私も強くなりたい」
     今回のタッグリーグ戦は中島にとって“教訓”となったのか。次回大会からどんな復活ロードを歩むのか。無差別級王座を強い相手から守っていく。それが団体を背負うことにつながり、自分自身を強くしていくことになるだろう。次期挑戦者として中島のまえに立つ選手はいったいだれか?

    [結果]2014.3.2 浅草・花やしき内 花やしき座 

    3月2日(日)浅草・花やしき内 花やしき座 
    観衆:154人(超満員)

    「JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2014」

    1、シングルマッチ 20分1本勝負
    ○阿部幸江(9分28秒、片エビ固め)藤ヶ崎矢子●
    ※旋回式ボディー・プレス

    2、シングルマッチ 30分1本勝負
    ○ラビット美兎(8分17秒、大ラビストラル)ライディーン鋼●

    3、花やしき・スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
    ○花屋敷花子(12分30秒、くるくる花ちゃん☆SP)KAZUKI●

    4、JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2014・Bブロック公式戦 20分1本勝負
    〈5点〉○春山香代子&勝愛実(17分18秒、片エビ固め)Leon●&Ray〈4点〉
    ※キーン・ハンマー、春山組がBブロック代表に決まる

    5、同リーグ・Aブロック公式戦 20分1本勝負
    〈3点〉中島安里紗&華名(時間切れドロー)コマンドボリショイ&木村響子〈3点〉
    ※ラビット美兎&つくしがAブロック代表に決まる

    [大会直前情報] 3月2日(日)浅草・花やしき内 花やしき座  

    ◆3月2日(日)浅草・花やしき内 花やしき座 開場:16時30分 開始:17時 
     交通:つくばエクスプレス「浅草」駅から徒歩3分。
        地下鉄銀座線・地下鉄浅草線・東武伊勢崎線「浅草」駅から徒歩5分。 ※「笑運閣口」より御入園下さい

    ◆チケット料金:(花やしき遊園地の入場料込み) 最前列席6000円、指定席A4500円、 指定席B4000円、 18歳以下は指定席のみ2000円 ※FC500円引き、当日割り増し無し 
     ※前売り券特典有り。
    ・オンラインチケット予約の締め切りは1日(土)22時まで
    PC http://www.jwp-produce.com/ モバイル http://m.jwp-produce.com/
    ・当日券の販売は16時より受付致します。

    ◆グッズ情報
    ・新作ポートレート(中島、ラビット美兎) 各1000円
    ・裏タッグリーグ色紙(中島&華名、ボリショイ&木村、春山&勝、Leon&Ray) 各1000円
    ・新作DVD2種(2014.2.9花やしき、2014.2.23大阪・全5試合を収録) 各2000円
    ・パンフレット1000円、  
    ・2014年JWPカレンダー 1000円  
    ・各大会DVD 2000円~
    ・各選手ポートレート 1000円
    ・各選手Tシャツ 3000円~   
    ・「ピコウォーター」500ml 2本セット500円 ※2ケースより配送可
    ・ボリショイノート 500円
    ・ツーショットポラロイド撮影 1000円 

    ◆ドリンク(ソフトドリンク、アルコール)の販売あり、お菓子(ストラップ付き)200円

    ◆前売りチケット先行発売情報
    ・5月25日(日)浅草花やしき内 花やしき座 13:00