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    今後の引退興行のスキームの検討について 

    2011年12月23日の引退興行において、米山香織が引退撤回という前代未聞の問題が発生しました。
    引退興行での引退撤回により、引退ロードを応援してくださった皆様へ多大なご迷惑をおかけしました。

    JWPは、この事実を重く認識し、二度とこのようなことが発生しないよう
    対策を検討している段階であります。

    検討している対策の一つは引退興行のスキームの整備です。

    整備中の引退興行のスキームの概要は以下のようになります。

    (1) 引退の発表を行う。
    発表以降、引退ロードが始まります。

    (2) 引退する選手に対して引退の意思を口頭で確認する。
    引退ロード中において、引退宣言を行った選手は引退撤回、もしくは引退の意思の確認を行います。

    (3) 引退する選手による引退する意思を文書に署名する。
    文書には引退を撤回する旨の内容を記載します。 また、文書中に引退撤回をした場合の罰則規定も記載します。
    選手は文書へ明確に署名することで、以降は引退撤回を事実上できないようにします。
    署名した文書は、公証人による確定日付を付与してもらいます。
    確定日付を付与した文書をホームページ上から閲覧できるようにします。
     
    (4) 引退当日の引退興行において、署名した文書を設置する。
    署名した文書を来場したお客様、関係者各位に見える位置に設置することで、 引退することに相違ないことを示します。
    文書には引退には相違がなく、引退撤回時に罰則規定があるため、引退興行が正式なものと客観的に判断できます。

    今までと異なる点は、引退は口頭で行っていたことを明確に文書化したこと、引退発表から引退に至るまでの流れを明確にすることです。
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    2011.12.23 後楽園ホール 総評 

     引退セレモニーの最中に引退撤回とは、おそらく世界初の出来事だろう。今年の7・10キネマ大会で突然かつ不可解な引退発表をおこなった米山香織が、こんども突然、しかも土壇場での引退撤回&現役続行を宣言した。
     レスラーが引退する場合、大きく分けて2つのパターンがある。ひとつはケガや病気など、つづけたくても肉体的につづけられないケース。もうひとつは、体の動く元気なうちに第2の人生に歩みだそうというもの。米山の場合、後者だった。しかしながら、第2の人生においての目標が具体的に決まっているわけでもない。「ゴールを決めて、それに向けて全力で駆け抜ける」というのが、彼女のやり方、ポリシーだった。だからかつては10周年を区切りとするつもりでいた。しかし当時はJWP認定無差別級王座に届かなかったこともあり、最高峰のベルト奪取が続行のモチベーションにもなっていた。王者としてベルトを巻いてからは米山革命を提唱しながらも、次のゴールを30歳に設定した。そこで彼女が決めたのが、2011年いっぱいという期限だったのだ。
     そのゴールは、あくまでも米山のこだわりで定められたもの。だから、他人が口出しできるものではない。発表当初こそ引退に向けて一直線だった米山。ところが、しだいに心境の変化がやってくる。ボリショイの欠場により急きょ決まった初のアメリカ遠征と、澤宗紀の引退に触発された「やりすぎくらいな引退ロード」が、そのきっかけになった。
     やればやるほど、プロレスは楽しい! 猛烈な引退ロードで、米山は完全燃焼どころかますますプロレス熱が上昇した。立ち姿やマイクアピール、もちろん試合における動きまで、すべてが見事だった。「やめるなんてもったいない」。そんな意見が、引退ロードを目撃した人たちの最大公約数だったと思う。
     と言うことは、米山は引退撤回により多くの人たちの期待に応えたことになる。と同時に、もちろん、批判もあるだろう。いずれにしても米山は、自分の意志で、最後の最後で現役続行を決めた。
    来年のJWPを見渡してみれば、伸び盛りを迎えようとする若い選手が多いことに気づく。その中に米山が入るとすれば、どんな形であれ興味深い。カベになるのもいいし、指導者的立場になるのもひとつの案だ。米山革命の思想を継承しながら、新しいJWPを作っていく。“新生”米山香織の新たなる使命だろう。

    (新井 宏)

    [結果]2011.12.23 後楽園ホール 

    12月23日(金)後楽園ホール
    『JWP-CLIMAX2011~米山香織FINAL』
    観衆1170人(満員)
     
    ▼JWPジュニアタッグマッチ10分1本勝負
     masu-me&○川佐ナナ(6分51秒/ダイビング・ボディープレス→体固め)ムーン瑞月&●矢神知樹

    ▼第4回蒼星杯ブルースターカップリーグ決勝戦・時間無制限1本勝負
     勝愛実(10分3秒/ダブルアーム・スープレックス・ホールド)ラビット美兎
    ※勝が優勝。

    ▼嵐のレジェンド6人タッグマッチ15分1本勝負
     ジャガー横田&ダンプ松本&○中森華子(10分2秒/ディスティニーハンマー→片エビ固め)阿部幸江&KAZUKI&●モーリー

    ▼ボリショイプロデュース「米山サンタ杯争奪バトルロイヤル」時間無制限
     アブドーラ・小林(20分20秒/ダイビング・バカチンガー・エルボードロップ→体固め)GAMI
    <退場順>ザ・グレート・カブキ、米山香織、帯広さやか、黒田哲広、グレート小鹿、植松寿絵&輝優優、ジ・ウィンガー、GENTARO、佐々木貴、大畠美咲、高木三四郎&さくらえみ、GAMI

    ▼ピュアハード・シングルマッチ15分1本勝負
     Leon(12分46秒/両者KO)木村響子

    ▼JWP認定無差別級選手権試合30分1本勝負
     倉垣翼(17分20秒/直伝ファルコンアロー→片エビ固め)ヘイリー・ヘイトレッド
    ※王者が4度目の防衛に失敗。倉垣翼が第18代王者となる

    ▼米山革命最終章・米山香織引退試合30分1本勝負
     春山香代子(18分48秒/ダイビング・ギロチンドロップ→片エビ固め)米山香織
    ※引退セレモニー中に米山が引退撤回を宣言。現役続行を希望した。

    [結果]2011.12.18 第105回道場マッチ 

    12月18日(日)第105回JWP道場マッチ  
    観衆 96人(満員)

    ▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
     中森華子&勝愛実&●川佐ナナ(13分3秒、オクラホマロール)モーリー&masu-me○&ラビット美兎

    ▼シングルマッチ 20分1本勝負
     △米山香織(時間切れ引き分け)Leon△

    ▼サンタだらけのクリスマスバトルロイヤル 30分1本勝負
     ○masu-me(17分10秒、オーバーザトップロープ)KAZUKI●
    <退場順> モーリー、ムーン瑞月、Leon、中森、川佐、米山、倉垣翼、阿部幸江、
            ジャガー横田、春山香代子、勝愛実、ラビット美兎、KAZUKI
    ※優勝者はサンタさんに願い事をかなえて貰える特別ルール

    12/23後楽園 記者会見の内容 

     12月17日(土)、JWPが水道橋ふらっとんTIMESにて記者会見をおこない、12・23後楽園における「JWP-CLIMAX 2011~米山香織FINAL~」の全対戦カードを発表、参加選手が大会への意気込みを語った。
     対戦カードは以下のとおり。

    ▼(1)JWPジュニア タッグマッチ 10分1本勝負
     masu-me&川佐ナナ組 vs ムーン瑞月&矢神知樹

    ▼(2)第4回・蒼星杯ブルースターカップ決勝戦 時間無制限1本勝負
     勝愛美[5勝1敗=10点] vs ラビット美兎[4勝2敗=8点]

    ▼(3)嵐のレジェンド 6人タッグマッチ 15分1本勝負
    ジャガー横田&ダンプ松本&中森華子組 vs 阿部幸江&KAZUKI&モーリー組

    ▼(4)ボリショイプロデュース「米山サンタ杯争奪バトルロイヤル 時間無制限
    参加選手:〔女子〕さくらえみ(アイスリボン)、GAMI(WAVE)、植松寿絵(WAVE)、輝優優、大畠美咲、帯広さやか(アイスリボン)
    〔男子〕高木三四郎(ユニオン)、アブドーラ・小林(大日本)、黒田哲弘
    〔FREEDOMS〕ジ・ウィンがー、佐々木貴、GENTARO
    〔特別参戦〕ザ・グレート・カブキ
    (さらに追加の見込み)

    ▼(5)PURE HARD シングルマッチ 15分1本勝負
    Leon vs 木村響子

    ▼(6)JWP認定無差別級選手権試合 30分1本勝負
    [王者]ヘイリー・ヘイトレッド vs [挑戦者]倉垣翼

    ▼(7)米山革命最終章 米山香織引退試合 30分1本勝負
     米山香織vs春山香代子

     全カード発表後、会見参加選手がそれぞれコメントを述べた。

    (2)勝愛美vsラビット美兎
    ラビット「いちど勝に負けているので、決勝に進めたからこそ必ず借りを返します。米山さんの最初で最後の付き人なので、優勝して報告したいです。体の小ささをハンディとは思っていません。小さいからこそ(勝には)もっていないものをもってるので、決勝では必ず勝ちます」
    「12年ぶりのブルースターカップ。全勝優勝が目標でした。昨日(12・16板橋)、初黒星を喫して悔しいが、いまは決勝に進めてうれしい気持ちです。(ラビットには)1回勝ってるし、優勝とジュニアのベルトへの挑戦権をかけて闘いたい。先日の川佐戦で肩を負傷してコンディション的にはバッチリではありませんでした。コンディションを整えて、全力でぶつかっていきたいと思います」

    (3)ジャガー横田&ダンプ松本&中森華子組vs阿部幸江&KAZUKI&モーリー組
    阿部「このカード実現に向けてものすごい労力を使いました。ジャガー横田とダンプ松本がはじめておなじコーナーに立つ。私たちザ☆WANTED!?の力なくして、実現しないカードです」
    中森「ボリショイさんがオファーしたんですよ」
    阿部「私のおかげだから! 私の力なんだよ!」
    モーリー「ザ☆WANTED!?結成10周年、モーリーが入って1年。ジャガーさんにカンチョーをやったことがあるが、ダンプさんにやったら怒られるんじゃないですか?」
    阿部「会社がどうにかしてくれるよ!」
    モーリー「みんな期待してるからダンプさんにカンチョーして、いいクリスマスプレゼントにしたいです」
    (話題は中森のコスチュームへ)
    中森「立野記代さんからいただいたコスチュームを毎回着ていて、今年は5回変えてます。立野さんからまたいただいたんです」
    KAZUKI「コスチュームに着られないように。コスチュームを着てください」
    中森「立野さんのコスチュームを中森華子が着るんじゃないんだよ。中森華子が立野さんのガウンとコスチュームを着るんだよ!」
    阿部「(ジャガーとダンプが)会見に来てない? いつまでもレジェンドにあぐらかいてるんじゃねえよ! もう古いの。ジャガーやダンプの時代は終わったんだよ。私たちがレジェンドになる。まかしといて!」
    中森「(レジェンドと組む)自分はレジェンドじゃないけど、見劣りしないよう、コスチュームに恥じないように勝ちたいと思います」

    (4)ボリショイプロデュース「米山サンタ杯争奪バトルロイヤル
    ボリショイ
    「(現在欠場中だが)昨日まで出られるかどうか考えていました。無理をすれば出られるレベルです。いろいろ悩んだんですが、復帰するときは最高のボリショイを見せたい。無理して出ることはいいことではないと判断しました。今回は、レフェリーとして盛り上げたい。そこで、米山にゆかりの深い選手を集めました。プロレス頭がすごくてコ性あるいい選手ばかりなので、優勝の副賞は、JWPの興行1日プロデュース権です。対戦カード、選手、ルール含め、1大会をプロデュースしていただきます」
    米山「この試合には、アイスリボンの帯広さやかに出てほしい。米山革命に賛同してくれた、大事に思っている選手です」

    (5)Leon vs 木村響子
    木村
    「Leonを一言で言うと、クソマジメ。最近になってまわりにお膳立てしてもらって、日本酒マッチをやってようやくはっちゃけたんだけど、しょっぱい選手。そんな印象しかありません」
    Leon「富山の酒を馬鹿にするんじゃねえよ!」
    Leonの挑発から木村との日本酒の一気飲みを強要。
    木村「オマエを含めてJWPはなにやってんだよ? 米山引退する12月23日の春山戦が話題になってないです。気づいてないのか、気づいても何もできないのか。よねやマニアとか他団体のほうが話題になってる。オマエら口だけで、何かやったのか? 若手からベテランまでそろって見てるだけじゃないか?
    外にいるから、私には見える。(米山は)まだまだできるんじゃねえか? なんで米山革命をはじめたか? いちばんわかってあげなきゃいけないのはアンタたち。JWPはヒツジの群れ。間違えて1匹が海に落ちたら、全部がまねして飛び込んじゃうんですよ。だからそこに必ずヤギを入れる。ヤギはまねしない、自分で判断する生き物。そのヤギが米山さんだった。いなくなったら(JWPは)どうするんですかね?」
    Leon「(酔っ払って)オマエに私の気持ちがわかるかよ! 私は後楽園、オマエとシングルじゃなくて、米ちゃんの引退試合の相手になりたかったんだよ!」
    木村「わかるよ。私だって米山さんの引退試合に絡みたかったんだよ。なんで選ばれなかったのか、わかるか? わかってるならいい加減、変わったら? 思ってること、どんどん口に出せよ! 酒の力を借りてんじゃねえよ!」
    Leon「私だって、私だって、私だってこれから変わるんだよ! 15分1本勝負? ふざけんなよ! コイツとの試合は無制限1本勝負だよ。ボコボコにしなきゃ気がすまねえんだよ!」
    木村「上等だよ。やってやるよ!」
    Leon「米ちゃんを送り出すためにも、ぶっ潰して、勝たなきゃなんねえんだよ! もうオマエの顔なんか、見たくねえんだよ!」

    (6)ヘイリー・ヘイトレッド vs 倉垣翼
    倉垣
    「(ファルコンアローを伝授してくれた)ハヤブサ選手、6年間以上ずっとチャンピオンになるのを待ってくれているみなさんに、自分がベルトを巻く姿を見せたいと思います。自分とヘイリーにしかできない闘いをして、いつもはJWPには来ないお客さんたち全員をJWPのファンにしてみせます。無差別のベルトだけ戻ってくればいい。自分がベルトを獲ったら倉垣翼最強伝説を残していきたいと思っています。ファルコンアローは完全にマスターしました。今使ってる技以上に強烈な技。6年前はファイヤーバード。あれからスタイルが変わっていて、その最終形がファルコンアローだと思ったので、いままでとは違うものを取り入れました」
    ヘイリー「クラガキとは2度目のタイトルマッチ。前回は私が防衛してるが、今回はさらにハードなトレーニングをしてくるはず。それでも最後は私がクラガキを叩き潰して防衛します。(シングル三冠戦にはしないのか?)クラガキは3本のベルトをかけるに値しない。いままでとの違いを見せてほしい。男の試合のようなストロングな闘いをしたい。防衛してアメリカ、メキシコ、ヨーロッパでも試合をしたい。ファルコンアローといってもしょせんはコピーに過ぎないでしょ。クラガキのスピードや強さには警戒するけど、勝つのは私です」

    (7)米山香織 vs 春山香代子
    春山
    「やめたくないでしょ? 引退したくないでしょ? どうすんの?」
    米山「……。」
    春山「いますごく楽しいんじゃない? 引退したあと、何があるの? ケガしてる?」
    米山「……。」
    春山「米山香織に聞いてるんだけど、迷ってるから何も言えないんじゃない?」
    米山「……。」
    春山「いいよ。今回、私は米山が12年JWPにいて、6年を寮でともに生活して、かわいい後輩であり、いいライバルになったと思ったときに引退する。複雑だけど、やめてから何をしたいかわからないまま引退するのに納得がいかない。いろいろ話し合いました。でも米山は引退したいと。話題づくりからはじまったのかもしれない。そうさせたJWPが悪いのかもしれない。デビュー戦、10周年とシングルして、引退試合も選んでくれた。いままでありがとう、楽しい試合をしようとは求めてないと思います。たぶんそんな試合をしたくないと思うし、自分はハッキリ言って、この試合に負けたほうが引退したらいいと思うんですよ。そのくらいの気持ちで米山とシングルをします。ふざけた気持ちではなく、真剣に。なに言ってんだと思うかもしれないけど、そのくらいの気持ちで自分はリングに立って、米山のすべてを受け止めて、引退しても悔いが残らないように、思いっきり12年間の気持ちぶつけてもらって、JWPに入ってよかったと思ってもらえるような試合をします」
    米山「自分は引退に関しては何年も前から考えていたことで、どこかでゴールをつくり、それに向けて全力で試合する。あとのことは決まってないけど引退したあとのことではなく、引退試合を終えるまでの自分を見てほしいので、あとのことはとくに言う必要はないと思ってます。いますごい10何連戦して、体もしんどくなると思ったら、逆に体も気持ちも乗ってきて、どんどん調子が上がってきて、本当にプロレス楽しくて。もうずっとプロレス一生できたらいいなって思うときもあるけど、あと3試合。アイスリボン(12・17)、道場マッチ(12・18)、そして引退試合(12・23後楽園)、すべて出し尽くして見送ってもらえたらなと思います。もちろん、最後まで試合をするので勝ちは狙っていきます。勝って気持ちよく引退したいので、負けたほうが引退というなら、私が勝って2人で引退しましょうか?」
    春山「大丈夫。いまの米山には負けない。いまハッピーでしょ? 思う存分楽しい試合をしてもらって、(最後に)私が勝って思い残すことなく引退させてあげる。引退やめますって言ったら、キャラ的にもいいんじゃない?」
    米山「12月23日、米山香織、最後の試合です。引退します。(気持ちが揺らいでいるのでは?)それはありません」

    2011.12.16 板橋グリーンホール 総評 

     12・16板橋大会のメインは、“米山香織引退試合の前哨戦”だった。米山と、その米山を送り出す春山香代子が、6人タッグマッチで激突したのである。
    通常、引退試合となれば、現役生活最後の思い出、というセレモニー的ニュアンスが大きかったりするものだ。しかし、この試合に関しては記念マッチの上をいく闘いを期待してしまう。というのも、春山はJWP認定無差別級王座を2年間守り抜き、米山は在位期間こそ春山に劣るものの、防衛回数ではJWPでの新記録を打ち立てている。しかも、両者とも王者時代から決して力が落ちたわけではない。いつベルトを巻いてもおかしくない状態だ。だからこそ、タイトルマッチ級の激闘を見せてもらいたいと思うのだ。
    さいわい、現在の米山は絶好調。ここへきて、「やりすぎ娘」なる新キャラを発見し、引退ロードを猛スピードで駆け抜けている。そして迎える春山とのラストマッチ。そういうこともあって、一見何の変哲もない6人タッグが、“引退試合の前哨戦”になったのだろう。
    実際、無差別級王座を争うヘイリー・ヘイトレッドと倉垣翼の前哨戦同様、米山と春山の直接対決も何度か実現した。エルボー合戦では春山が「やめなきゃいいじゃん!」とメッセージを込めながら打っていく。米山も打ち返すが、そこには春山への返答はない。春山は「米山がなぜ引退するのか、やめる理由が見つからない」と現在でも疑問を抱いている。引退ロードの内容が凄まじいだけに、ますます「不思議な感覚」に陥ってしまうのだ。
    「やりすぎるくらいにやりたいのなら、どっちかが立てなくなるまでやり合いたい」と、春山は言う。同時に、引退してほしくないとの気持ちも強い。が、米山がラストマッチを宣言した以上、たとえ引退を撤回するほどの気持ちになっていたとしても、彼女の最後の相手となる責任が春山にはある。「ありがとうの気持ちよりも、試合後には物足りないと思わせない、後悔させないような試合にしたい」(春山)
    もうこれ以上できない。米山にそう思わせることこそ、デビュー戦や10周年記念試合の相手を務めてきた者の愛情表現なのだろう。米山を心置きなく引退させることが、春山香代子の“使命”となった。                      
    なお、板橋大会の結果から、ブルースターカップ決勝戦のカードが勝愛美vsラビット美兎に決定した。勝は前大会まで全勝できていたのだが、この日は後半で星を伸ばした川佐ナナに敗れ、連勝がストップ。いっぽう、決勝進出の望みをもっていたmasu-meは矢神知樹に初勝利を献上し、自動的にラビットが逃げ切りに成功した。そのラビットはこの日、メインに登場し、先輩レスラーに囲まれながらも大奮闘。結果的には春山の横須賀カッターを食らって3カウントを奪われたのだが、そこには米山から勝負を託されるという師弟関係が垣間見えた。“付き人”のラビットがJWP新人王となり、米山の引退に華を添えるのか。どちらの試合も12・23後楽園が、その舞台だ。

    (新井 宏)

    [結果]2011.12.16 板橋グリーンホール 

    12月16日(金)東京・板橋グリーンホール
    『Road to 20th・20』 
    観衆112人

    ▼ブルースターカップ公式リーグ戦15分1本勝負
     <2点>矢神知樹(5分15秒/ドラグーン)masu-me<6点>

    ▼同公式リーグ戦15分1本勝負
     <6点>川佐ナナ(7分42秒/ノーザンライト・スープレックス・ホールド)勝愛実<10点>

    ▼タッグマッチ 20分1本勝負
     阿部幸江&○モーリー(12分2秒/Hエッジ→片エビ固め)中森華子&●ムーン瑞月

    ▼コスプレマッチ 30分1本勝負
     木村響子&○佐藤光留(17分25秒/投げっぱなしジャーマン・スープレックス→片エビ固め)●Leon&大畠美咲

    ▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
     ○春山香代子&倉垣翼&KAZUKI(19分18秒/横須賀カッター→片エビ固め)米山香織&ヘイリー・ヘイトレッド&●ラビット美兎

    [結果]2011.12.15 よねやマニア3 

    『よねやマニア3』
    12月15日(木)イサミレッスル武闘館  
    観衆101人(満員)

    ▼JWP提供マッチ10分1本勝負
     春山香代子&○倉垣翼(9分43秒/ラリアット→片エビ固め)ラビット美兎&●川佐ナナ

    ▼10分1本勝負
     ヘイリー・ヘイトレッド(2分21秒/ランニング・ニーアタック→片エビ固め)帯広さやか

    ▼婚姻届争奪マッチ時間無制限1本勝負
     佐藤光留(8分53秒/腕ひしぎ逆十字固め)木村響子

    ▼20分1本勝負
     米山香織(14分30秒/米-ZOU)花月



    2011.12.12&13 埼玉・イサミレッスル武闘館 総評 

     米山香織が、自身の引退ロードを前代未聞の猛スピードで駆け抜けている。
     スタートは、12月9日(金)の19時女子プロレスだった。10日(土)にはレイナに参戦し、11日(日)には獅子の穴主催興行からJWPでのダブルヘッダーで、計3試合。さらにはWAVEへ移動し、シングルとバトルロイヤルをこなしている。よねやマニア1&2でそれぞれ2試合ずつをおこない、14日(水)にはアイスリボンで松本浩代と一騎打ち。15日(木)になると、よねやマニア最終日として、仙女の花月とシングルマッチで対峙した。この日までの1週間で、なんと13試合。しかも連戦は終わらず、16日(金)JWP、17日(土)アイスリボン、18日(日)JWP道場マッチまでつづいていく。そして、中4日おいての12・23後楽園で、ついに最後のリングへと向かうことになるのだ。
     では、なにがここまで米山を全速力の引退ロードに駆り立てているのか。
    「私が引退に向かっているときに、それって知られているのかな? 人知れずやめていくのはイヤだなと思ったんです。そんなときに澤宗紀選手がすごい日程で試合に出まくって引退していきましたよね。そこで感動が生まれたし、すごいなって感じたんです。だから、澤選手に影響されたのが、(超ハードスケジュールの)きっかけですね。やりすぎくらいがちょうどいい? 自分は、やりすぎてないなあ。じゃあ、やればいいんだ。やろう! そんな思いつきからアイスリボンの道場をお借りしまして、“よねやマニア”を急きょ開催することになりました」
     “よねやマニア”では、所属団体のJWPとはカラーを変えて、ふだんではできないようなマッチメークにすることを心がけた。しかも、3大会ともまったく異なるテーマをもとうとしたところも斬新だった。そのアイデアは、米山革命の成果でもあるのだろう。
     初日は、米山&高橋奈苗組vs夏樹☆たいよう&世?虎組。現時点ではスターダム勢の他団体参戦は、通常ではありえない。が、米山と奈苗、夏樹の関係を考えれば、最後に肌を合わせておきたいと思うのは自然の感情である。奈苗から無差別級のベルトをJWPに奪い返し、米山革命がスタートを切った。夏樹とはハイスピード王座をかけて空中戦を駆け抜けた仲でもある。さらには、世?虎との最初で最後の遭遇も刺激的だった。「最後に(奈苗と)シングルまでできてよかったです」と、米山。彼女の考える“ザ・女子プロレス”が、そこにはあったのだ。
     2日目には一転して、男子レスラーとの絡みになった。「米山香織が上がっていけたのは蛇界のおかげ」と言うだけに、10年ぶりの復活が待ち遠しくてしかたがなかった。米山蛇織のあとは、マサ高梨とのアイアンマンマッチを敢行。いやでも30分間闘い抜けなければならないルールで、米山はなんとか完走した。
     そして最終日には、「未来を感じたいから」との理由で仙女の花月が抜擢された。一見すれば花月のチャレンジマッチと取れなくもないが、彼女はFlashトーナメントでも実証したように、事実上の仙女ナンバーツーである。「いつでも全力で闘う花月との闘いが大好き。そんな花月に真っ向から挑みたかった。だから花月ではなく、私のチャレンジマッチだったんだよ」と、米山はこの試合を組んだ理由をこう話した。だからこそ、“よねやマニア”のメインに選んだのだ。実際、花月の力強さは驚嘆ものだった。そのうえで勝ったのだから、試合後の喜びようはものすごかった。まるでベルトでも奪ったかのような、ある意味それ以上の弾けっぷりだったのではないか。
    「私とあんたは全然違うけど、言わせてもらうぞ。花月に勝ったぞ! やった、やった! 花月に勝った! リングの上は先輩も後輩もない。それを後輩が言ったら言わされてるっぽいけど、先輩が言ったらそれっぽくないだろ。負けて悔しいっていうのが残るかもしれないけど、その悔いをバネに、がんばってちょ!!」
     最後の「がんばってちょ!!」が、ものすごい決め台詞に聞こえたのは気のせいか。それほど米山が乗りに乗っている証拠でもあるのだろう。引退ロードも終盤に差し掛かり、まさしくやりすぎくらいの猛スピードである。
    「かつてない連戦で、やりすぎ感が出てきたんじゃないですか。これって、快感かな? 心地よい疲労ですね。まだまだできます。なんか、引退の実感がないですね。う~ん、やめたくない。プロレスが大好きなんだって、あらためてこの連戦で感じています」
     現在の米山は、とにかく絶好調。体の不調でリングを下りるわけではないだけに、いまから引退撤回しても、きっと、誰も怒らない。考え直してもらいたいと真剣に思っているのは、決して私だけではないはずだ。

    (新井 宏)
             

    [結果]2011.12.13 よねやマニア2 

    『よねやマニア2』
    12月13日(火)イサミレッスル武闘館
    観衆92人

    ▼「蛇界転生」米山蛇織最終試合15分1本勝負
     米山蛇織&○ポイズン澤田JULIEwithナオミ・スーザン(6分58秒/モアイ・オブ・イースター→片エビ固め)●趙雲子龍&   チェ・リー

    ▼JWP提供試合10分1本勝負
     阿部幸江(5分37秒/ラ・マヒストラル)ラビット美兎

    ▼キトキト!とやま!銘酒「立山」デスマッチ10分1本勝負
     Leon(12分47秒/スクールボーイ)大家健
    ※場内実況、解説にGENTARO、コマンドボリショイ。フォールして3カウントが取れなかった選手は、両選手の出身地である富山県の銘酒『立山』を飲まなければいけない特別ルール。レフェリーが泥酔と判断した時はTKOとなる。『キトキト』とは富山県の方言で「新鮮」という意味。

    ▼アイアンマンマッチ30分
     マサ高梨(2-1)米山香織
    [1]高梨(15分39秒/エビ固め)米山
    ※エビ固めを潰して。
    [2]高梨(22分27秒/タカタニック)米山
    [3]米山(26分55秒/バッカス)高梨
    ※スリーカウント、ギブアップを取られても30分間試合は続行。終了時点でのポイントで勝敗が決まる。引き分けの場合はジャンケン。

    [結果]2011.12.12 よねやマニア1 

    『よねやマニア1』
    12月12日(月)埼玉・イサミレッスル武闘館
    観衆81人

    ▼JWP提供試合10分1本勝負
     Leon(6分29秒/スピアー→片エビ固め)ラビット美兎

    ▼15分1本勝負
     ヘイリー・ヘイトレッド(6分53秒/パワーボム→エビ固め)勇気彩

    ▼スペシャルタッグマッチ20分1本勝負
     米山香織&高橋奈苗(時間切れ引き分け)夏樹☆たいよう&世IV虎

    ▼緊急決定試合 時間無制限1本勝負
      高橋奈苗(7分19秒/ワンセコンドEX→片エビ固め)米山香織


    2011.12.11 北千住シアター1010ミニシアター 夜の部 総評 

     倉垣翼の熱望により、米山香織との最後のシングルマッチが実現した。米山はラビット美兎との師弟対決が決定していたが、倉垣からすればこの日しか1対1で闘えるチャンスはない。2試合を課すことになるとはいえ、米山にとっても異存はなかった。
     盟友・米山とのラストシングルであると同時に、倉垣はこの試合を仮想ヘイリー・ヘイトレッドとして臨んでいたようでもあった。もちろん、体格は雲泥の差である。それでも、ヘイリーから無差別級王座を奪わんとする倉垣に米山は、うってつけの相手だったのだ。
     というのも、倉垣は米山革命から大型男子レスラーとの一騎打ちという新機軸を打ち出した。現在では鳴りを潜めているものの、対ヘイリーは、“米山革命の成果”を見せつけるカードにもなっている。実際、前回の対戦では敗れはしたものの、相当に王者へイリーを追い詰めた。現段階で、ヘイリーから無差別級王座を取り戻せるのは倉垣しか考えられない。米山革命があったから、倉垣は対大型レスラー対策をより具体的に練り上げることができるのだ。
     フィニッシュに選んだのは、ファルコンアローだった。この技は、打倒ヘイリーの秘密兵器でもある。公開した時点でもはや秘密ではなくなってしまったものの、米山革命に同調するヘイリーからの勝利を狙っているからこそ、この試合で出してみる意味はあった。 
    ファルコンアローといえば、ハヤブサの得意技。ハヤブサとは6年前、無差別級王座初戴冠を狙う倉垣がファイヤーバードスプラッシュを伝授された関係がある。その甲斐あって、日向あずみから念願の無差別級王座奪取を達成した倉垣。今回もハヤブサから直々に教えを受けるという(12月14日)。米山とは違う大型のヘイリーをしっかりと持ち上げるため、倉垣はファルコンアローの精度を上げようと、あらためてハヤブサから教えを請うのである。
     メインで勝利した倉垣は試合後、米山に向かい2つの約束を交わした。ひとつは、JWP認定無差別級王座をJWPに奪回すること。そしてもうひとつは、タイトルマッチの場であり、米山が引退する12・23後楽園を満員で迎えようということだ。
     さて、引退間近の米山は、現在連戦の真っ只中。12・9の19時女子プロレスからはじまり、10日レイナ、11日には獅子の穴主催興行、JWP北千住大会のあと、新木場に移動しWAVEで2試合をおこなった。つまりこの日は、1日5試合の強行軍。さらに12日からは「よねやマニア」がスタート。少なくとも18日までは連日試合が組まれている。追加がなければ9日間で13試合。文字通り、引退までのラストスパートである。
     12・23後楽園でマットを去る米山に代わるように、この大会では次代を担う選手たちによる闘いがひとつの頂点を迎える。ブルースターカップの決勝戦がおこなわれるのである。12・11北千住大会終了時点で、優勝の可能性が残されているのは、masu-me、勝愛美、ラビット美兎の3人となった。勝はすでに決勝進出を決めており、残る枠はただひとつ。ラビットが8点でリーグ戦を追え、masu-meが6点であと1試合を残している。アイスリボンの長野ドラミにも望みがあったが、川佐ナナに敗れてmasu-meが生き残った。masu-meは12・16板橋で矢神知樹と最後のリーグ戦。ここで負ければラビットがそのまま決勝戦に進出し、masu-meが勝てばラビットとの決勝進出者決定戦にもつれ込む。ラビットが逃げ切り勝に飛びつくか、それともmasu-meがラビットに追いついて追い越すのか。ポスト米山の座をめぐる、新人王決定戦の行方も見逃せない。

    (新井 宏)

    2011.12.11 北千住シアター1010ミニシアター 獅子の穴 興行 

     今年の3・21板橋以来、「獅子の穴」が2回目の主催興行を開催した。「獅子の穴」とは、Leonを中心に、若手の底上げを目的とした活動体である。ユニットではないため、ふだんの大会では実態が見えにくいのだが、そこをカバーするためか、Leon、中森華子、大畠美咲の3人はラブドライトというチームでの活動をはじめている。この3人は若手の一歩先を行く存在だけに、「獅子の穴」におけるリーダー的役割を担うことになる。
    むしろ、本来の目的が目に見えたのは、試合前の光景だった。Leonをコーチに、新人とプロレス教室に通う生徒たちが、リング上で練習をおこなっていたのだ。開場前から見られた練習は、ファンが場内に入ってからもつづいていた。受身などの基本的動きはもちろん、しだいにいくつかのパートに分かれるようになっていく。Leonが直々に指導する傍らで、できる選手たちは自分たちのペースでバンプを取っていく。選手や生徒たちには日常的なものながら、こちらにはやたらと新鮮に映ったのもたしかである。
    メインに選ばれたのは、中森華子と浜田文子のシングルマッチだった。WAVEのリングにおける対戦要求から実現した、伊藤道場時代の師弟対決。中森はブラックダリアではなく素の浜田文子との対戦を望んだ。文子は中森の成長を確かめるため、望まれたとおりにイスや凶器を使わない浜田文子で中森の前に立っていた。あとの評価は、すべて中森の闘い方しだいである。
    中盤までは、中森が引いてしまうようなシーンも実際あった。何気ない一瞬の表情から、気後れしているのがわかってしまったのだ。それでも中森は、精一杯のファイトで文子に食らいついていった。中盤以降は、大善戦といっていいだろう。文子が試合後に認めたように、中森の成長具合はたしかに伝わったのだ。それでも、まだまだすべてを出し切ったとは言いがたい。まったくおなじ攻撃パターンを繰り返したのは反省材料だろう。そこを文子に見切られてしまったようでもある。フィニッシュはスピンキック。そのまえの雪崩式浜ちゃんカッターで事実上の勝負は決まっていた。が、スピンキックでのフォール負けは今後の中森を考えればマイナス点になりかねない。文子に肉薄するのなら、たとえ負けても極上のフィニッシュ技を出させるべきだった。
    米山香織の引退以降、中森にかかる期待はいやがうえにも高まるはず。それだけに、さらなる成長は必須条件。JWP入団の選択は間違いではなかった。だからこそ、獅子の穴をもっともっと有効利用して、トップを脅かす存在になってほしいと思う。

    (新井 宏)

    2011.12.11 北千住シアター1010ミニシアター 獅子の穴 試合 

    12月11日(日)北千住シアター1010ミニシアター13時「第二回獅子の穴プロデュース興行~未来への架け橋~」
    観衆123人(超満員)

    (1)タッグマッチ【勇往邁進】15分1本勝負
    勝愛実&○ラビット美兎(11分48秒、ラビストラル→エビ固め)ミクロ&飯田美花●
     第2回を迎えた「獅子の穴プロデュース興行」。試合順は選手のテーマ曲がかかった時点でわかる仕組みに。オープニングマッチは、JWPの新人、勝&ラビットがフリーのミクロ&飯田組と対戦。両軍が握手をかわすがミクロのみが相手を挑発。するとJWP軍が奇襲攻撃を仕掛けて先手を奪う。ミクロとラビットが「チビ!」と罵りあいながらエルボーの打ち合い。ラビットが串刺しドロップキックから回転エビ固め。ミクロはヒザのついた状態の勝にヘッドシザーズホイップ、DDT気味にマットへ叩きつける。勝が飯田を捕らえて腰を狙う攻撃。勝が飯田を逆エビ固め、ミクロがラビットをくぐりぬけてカットする。勝が飯田にアバランシュホールドを決めるとラビットが立候補。ラビットは飯田にドロップキックの乱れ打ちで追い込んでいく。飯田がミクロのアシストを得てラビットにミサイルキック。2発目はラビットが誘い込み、勝がスプラッシュ、ラビットがミサイルキック。全体重を乗せて押さえ込むが飯田がクリアー。飯田が河津落としから津軽固め。ミクロが勝を場外に送り出し、「アックスボンバー」、飯田がミサイルキック。ラビットがブリッジで返す。ラビットはミクロにブレーンバスター。飯田が向かっていくとラビットがエルボー連打からドロップキックを叩き込む。ラビットが走りこんで丸め込む。いちど離れてもういちど丸め込むと、飯田が返せず3カウント。第1試合は、ラビットがトリッキーな丸め込みで勝利を飾った。
    2011.12.11獅子の穴

    (2)ブルースターカップ公式リーグ戦 15分1本勝負
    <1勝3敗=2点>川佐ナナ(3分58秒、ノーザンライトスープレックスホールド)矢神知樹<0勝5敗=0点>
     ブルースターカップでともに白星のない者同士の一戦。川佐がショルダータックルで突進、矢神はキックの連打で対抗する。矢神がフロントネックロックからサッカーボールキック。川佐をコーナーで捕まえるとぶら下がり式の腕十字、なおもリング中央で腕十字を仕掛けていく。川佐は体を反転させてエスケープ。川佐がボディーアタックの連発からランニングボディープレスも連発。さらにコーナーに上がりダイビングボディープレスへ。矢神がかわしてシャイニング・ウィザード。3カウント寸前で川佐が返す。川佐がボディーアタックからノーザンライトで投げると矢神が返せず、川佐がリーグ戦初勝利を上げた。
    2011.12.11獅子の穴

    (3)タッグマッチ【一刻千金】30分1本勝負
    ○Leon&米山香織(16分18秒、キャプチュードバスター→体固め)勇気彩&下野佐和子●
     獅子の穴を主催するLeonは第3試合に登場、米山との米レオを復活させた。Leonと下野が手を合わせると勇気が乱入。合体を試みると米山が入ってドロップキック。しかし勇気組がLeon組を挟み撃ちにしてダブルのバックブリーカーで担ぎ上げる。さらにLeonと米山をコーナーに宙吊りにして2方向でのボディーアタック。勇気がLeonを捕らえるとSTFから背中を踏みつけて雷電ドロップ。しのいだLeonがドロップキックからブレーンバスター。米山がインディアンデスロックから鎌固め、キャメルクラッチ。勇気が切り返してアトミックドロップの2連発。下野が米山にボディースラムの連発からカバー。ブリッジで抜けた米山がドロップキックを放つ。代わったLeonが串刺しドロップキック、ダブルアームスープレックス。下野はショルダータックルの連発で逆転を図る。雷電ドロップからキャメルクラッチに捕らえ、逆エビ固めに移行。Leonのスピアを勇気がかわして下野とクローズライン。Leonがかわすも、下野と勇気がボディーアタックを次々とぶつけていく。Leonが米山を呼び込み、勇気をコーナーへ。ダブルのフェースクラッシャーを決めると、Leonを飛び越え米山がフットスタンプ。つづいて米山を踏み台にLeonがサマーソルトドロップを放つ。米山は勇気のチョップをかいくぐるが、クロスチョップバスターの餌食に。つづいて勇気は滞空時間の長いブレーンバスター。ビッグブーツを顔面に食らった米山が返すと、下野がショルダータックルの連打から雷電ドロップ。下野がえびす落としを狙うが米山が切り返して丸め込む。下野は1本背負いから腕十字狙い。切り返した米山にバックフリップ。米山が雷電ドロップをかわすと背後からニーアタック、ダブルリストアームサルト。Leonがフィニッシュを予告しリングイン。コーナーからマッドスプラッシュにいくと下野がかわしニーをぶつける。返したLeonを担ぎ上げようとするが米山がカット。勇気が下野にLeonを渡してえびす落とし。勇気のチョークスラムから下野がコーナーからの雷電ドロップ。コーナーに上がった下野を米山がカットしLeonがスピンキック。米レオがコーナー最上段から下野をマットに叩きつける。Leonがマットスプラッシュを決めるが、下野が返す。勇気の体当たりから下野が逆さ押さえ込み。Leonがギリギリで返しカウンターのスピンキックからスピア。下野が返すとLeonはキャプチュードバスター。米山が場外で勇気を捕まえている間に3カウントが入り、米レオが最後のタッグをものにした。Leon「下野、勇気、オマエら勢いいいな。いい体格もってるし。またアンタたちと対戦できるのを楽しみにしてるよ。それから米。今日はたぶん最後のタッグ。私がここまでいるのもオマエがいた、同期としてライバルとしてパートナーとしてやってきたから。先に引退するのは寂しいと思ってる、でも私は獅子の穴も守っていかないといけない、JWPも引っ張っていかないといけないと思ってます。1試合1試合大切に米山らしく引退してほしいと思ってる」米山「オイ、主催者がめそめそすんなよ! Leon、マスクの下で泣いちゃってますよ! さみしい? オマエなんかとっとと引退しろ、あとは任せろくらい言えよ!」Leon「思ってんだよ!これからのJWPは私が引っ張っていく!」米山「JWPだけじゃないだろ、プロレス界全体をしょって立てよ! 引退のときは、もっと泣け!!」
    2011.12.11獅子の穴

    (4)大畠美咲デビュー5周年記念試合~スペシャル3WAYマッチ~時間無制限1本勝負
    大畠美咲vs春山香代子vs植松寿絵
    ○春山&植松(11分31秒、クロスボディーを切り返し→ダブルフォール)大畠●
     大畠の記念マッチにもかかわらず、春山と植松が勝手に試合を進める。大畠は「無視するな!」とクレーム。「この試合の意味わかってますか? つまりは、私の私による私のための試合なんです。それを無視しつづけて…もっと祝え!」すると、植松がコスチュームを褒めまくり、春山がコールを要求。さらには2人で花束を贈呈。そのうえセコンドをリングに上げ、全員で胴上げ。しかしエプロンに落として大畠を怒らせる。大畠は5周年記念のクロスボディーを5連発。春山が大畠と植松、2人まとめてのサブミッションに捕らえる。やられた植松と大畠が共闘してのドロップキックの挟み撃ち。大畠は植松から指示を受けるも裏切って丸め込む。大畠は植松と春山をコーナーに据えて低空クロスボディー。ダイビングボディープレスから植松にジャーマン。春山は大畠をコーナーに乗せようとするが植松が介入。そこへ大畠が2人まとめてコーナーからバックドロップ。春山は5周年のお祝いだとぺディグリーの5連発。ラストはロープのリバウンドを利用しての一発だったが、植松が「やりすぎだよ!」とカット。その植松がジャーマンを5連発。春山がカットし、もういちどぺディグリー。コーナーに上がると植松がカットしダイビングボディープレス。大畠がカットするが春山のダイビングギロチンを食らってしまう。大畠は2人まとめての逆打ちを成功させるが、クロスボディーで突進したところを捕まえられ、春山と植松が2人で押さえ込む。春山と植松の勝利が宣告されると、大畠が「ちょっと待て! オマエら大人げなさ過ぎるだろ! それはおいといて、無事に5周年迎えることができました。ふだんから応援してくださるみなさんのおかげです。ありがとうございました!」
    2011.12.11獅子の穴

    (5)シングルマッチ【鏡華水月】30分1本勝負
    ●中森華子(15分29秒、スピンキック→片エビ固め)浜田文子○
     メインの試合は、中森が伊藤道場時代の先輩である文子との一騎打ち。慎重な立ち上がりから文子がアームホイップを見せる。中森は右腕をとって腕固めの構え。文子が切り返しバックの取り合い。中森が足4の字固めからキャメルクラッチ。文子が切り返し右脚をロック。中森がエスケープするも、文子は右脚を攻撃。脱出した中森が背中にキックを連打し、首4の字。切り返した文子をコーナーに追い込んだ中森だがカウンターのキックを浴びる。中森はコーナーからアームホイップ、ラリアットをかわしてネックブリーカードロップ。エルボーの打ち合いから中森が文子を場外に送り出しエプロンからのミサイルキック。リングに戻すと中森はコーナーからのミサイルキック。文子がスクッと立ち上がりスピンキック。文子がミサイルキックを放つが中森もすぐに立ち上がり、エルボーの応酬へ。中森がハイキックを連発するが、文子が怒りの延髄斬り。コーナーに上がった文子に中森はキックを叩き込んで雪崩式ブレーンバスター。延髄斬りからのカバーは文子が返す。中森がフィッシャーマンの体勢にいくが文子が張り手。中森はスピンキックをかわしてストレッチマフラー。文子がエスケープすると中森がミサイルキック。文子がアヤコノクラズムからランニングキック。中森が返すと、文子はフィニッシュを予告しライガーボム。返した中森に文子はムーンサルトプレス。中森がかわしてシャイニング・ウィザードからフィッシャーマンバスター。フィニッシュを宣言しコーナーへ。デスティニーハンマーはかわされるもフィッシャーマンで押さえ込む。文子が返すと、中森が立ち上げるが切り返され強引にバックドロップで叩きつけられる。しかし中森はシャイニング・ウィザードからもういちどフィッシャーマン。2カウントで返されるとコーナーに上がる。文子が立ち上がり、コーナー上でエルボーを打ち合う。ヘッドバット連打から文子が雪崩式浜ちゃんカッター。これで終わりと思われたが中森が返す。すると文子のスピンキックが炸裂。中森には返す力が残っておらず、文子がメインを制してみせた。文子「風邪ひいてたので正直手を抜こうかと思ってました。でも、なかなかやるじゃないですか。すごく燃えました。WAVEさんでブラックダリアに入ってる文子ではなく、ふつうの文子とやりたいといいましたよね。自分、休んでいましたが、戻ったからには強くなってもっともっとやってあげます。成長は認める。これからもっともっとがんばって。森居(現モーリー)とJWP入って正解じゃないの? Leonの脚を引っ張らないように。がんばってください」中森「文子さん、自分はそういう言葉を聞くために試合をしたのでありません。成長を見せるのは勝つことで、絶対に倒すのでそれまで忘れないでください。絶対に文子さんを倒します。JWP、獅子の穴に入って、みなさんに成長を見てもらいために文子さんと試合をしましたが、試合には納得してません。まだ何も残してないので、大畠と組んでタッグのベルトも狙っていきたいです」大畠「自分もベルトがほしいので大歓迎ですけど、ついてけなかったらおいていくので」中森「それはこっちのセリフだよ!」Leon「目標持つのはいいことだと思う。組んでるけどライバル。お互い、成長していこう」大畠「目標はいま決めましょう。来年に、獅子の穴第3弾興行おこないましょう。暖かくなるころに第3弾興行やりましょう!」今回、ザ☆WANTED!?自主興行を差し置いて主催興行を実現させた獅子の穴。休憩時、ザ☆WANTED!?が「暖かくなるころにザ☆WANTED!?主催興行をやります」と宣言していたが…。
    2011.12.11獅子の穴

    [結果]2011.12.11 北千住・シアター1010ミニシアター 

    12月11日(日)東京・シアター1010ミニシアター
    『Road to JWP20th.19』
    観衆97人
     
    ▼ブルースターカップ公式リーグ戦 15分1本勝負
     <4点>川佐ナナ(6分22秒/ダイビング・ボディープレス→体固め)長野ドラミ<6点>

    ▼同公式リーグ戦 15分1本勝負
     <6点>masu-me(5分37秒/オクラホマロール)レイディ・アフロディータ<4点>

    ▼米山革命・最終章~最初で最後の師弟対決~ 20分1本勝負
     米山香織(8分16秒/後方回転エビ固め)ラビット美兎

    ▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
     ○Leon&中森華子&勝愛実(17分5秒/キャプチュードバスター→片エビ固め)春山香代子&●モーリー&ムーン瑞月

    ▼ザ☆WANTED!?結成10周年記念試合 30分1本勝負
     阿部幸江(12分19秒/ラ・マヒストラル)KAZUKI

    ▼スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
     倉垣翼(14分55秒/ファルコンアロー→エビ固め)米山香織


    [結果]2011.12.11 獅子の穴プロデュース興行 

    12月11日(日)東京・シアター1010ミニシアター
    『第二回獅子の穴プロデュース興行~未来への架け橋~』
    観衆123人(超満員)
     
    ▼勇往邁進 シングルマッチ 15分1本勝負
     勝愛実&○ラビット美兎(11分48秒/ラビストラル)ミクロ&●飯田美花

    ▼ブルースターカップ公式リーグ戦 15分1本勝負
     (2点)川佐ナナ(3分58秒/ノーザンライト・スープレックス・ホールド)矢神知樹(0点)

    ▼一刻千金 タッグマッチ 30分1本勝負
     ○Leon&米山香織(16分18秒/キャプチュードバスター→体固め)勇気彩&●下野佐和子

    ▼大畠美咲デビュー5周年記念試合~スペシャル3WAYマッチ~時間無制限
     ○春山香代子&○植松寿絵(11分31秒/ダブルフォール)●大畠美咲
    ※クロスボディーアタックを切り返す。

    ▼鏡華水月 シングルマッチ 30分1本勝負
     浜田文子(15分29秒/スピンキック→片エビ固め)中森華子


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