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    2011.9.23 新宿FACE 総評 

     もはや手をつけられない。そんな状況にまでなっているのではないか。ヘイリー・ヘイトレッドがますます強くなっているのである。
     ヘイリーの挑戦者は、倉垣翼だった。いまのヘイリーを止めるのにうってつけの相手と言っていいのだろう。実際、倉垣は4・3後楽園でのタッグ2冠戦で直接ピンフォールを奪っている。日本ではまだシングルで負けたことがないヘイリーにとって、倉垣は唯一かつ最高の脅威なのだ。
     無差別級王者になったことで、ヘイリーは加速度的に大きくなっている。この日の倉垣には、過去何年も見せなかったような爆発力があった。にもかかわらず、結果的にはベルトに届かなかった。ヘイリーのほうがより進化しているのだろう。ものすごい闘いを制したことで、無差別級王座の海外流出が決まってしまった。ヘイリーは間もなくアメリカに帰国。現地で防衛戦を実現させるつもりだという。
    「SHIMMER(シマー)やAIWでの防衛戦を考えています。ちゃんとJWPの許可をとってやりますよ。可能であれば、SHIMMERチャンピオンのマディソン・イーグルス(オーストラリア)と闘いたい」
     ヘイリーによれば、1カ月ほどでふたたび日本に戻ってくるつもりだという。それでも、ほんとうに帰ってくるかはそのときになってみなければわからない。日本が大好きな彼女だけに、ベルトを持ったままいなくなることは考えにくいが、もしもどこかでベルトを失えば、取り返しのつかないことになってしまう。無差別級王座がはじめて海を渡る。そこにはやはり、リスクが生じるのだ。
     それにしても、JWPからヘイリーを止める選手は現れるのか、疑問が残る。スピーディーな丸め込みで3カウントを取れる可能性のあった米山も、パワーで対抗できる倉垣もやられてしまった。ならば、いったい誰が太刀打ちできるのか。王者不在の間に、挑戦者決定トーナメントやリーグ戦をやればいいというものでもないだろう。あの強さを見せ付けられては、外国人政権は歓迎できる。それでもJWP所属選手が何か具体的な対策を考えなければ、いつまでたってもベルトは所属外に渡ったままだ。
     1年間継続した日本修行の成果が、日本の老舗団体で最高峰に位置する無差別級のベルトだった。日本の女子プロレス史上においても、ヘイリーは最強トップガイジンの座を狙える位置までやってきた。この日の観客のリアクションからも、外国人王者が日本人の心をつかみかけている。あの強さを見せられては、誰もが納得せざるを得ないだろう。

    (新井 宏)
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    2011.9.23 新宿FACE 試合 

    JWP9月23日(金=祝)新宿FACE

    (1)1/15
    蒼星杯ブルースターカップ 公式リーグ戦 ○ラビット美兎(6分22秒、ラビストラル)矢神知樹●
     キャリア2年未満の選手による「ブルースターカップ」が開幕。矢神が握手の手を叩き落として試合開始。矢神はいきなりサブミッションを仕掛け、宙吊り状態での腕十字をコーナーで極める。さらに矢神はアームブリーカー。ラビットはドロップキックの連発で対抗する。カバーに入ると矢神が返す。ラビットのキャメルを逃れた矢神がドロップキック連打のお返し。ラビットのエルボーに矢神はローキックで対抗。矢神がワキ固めに入ると、ラビットが必至にエスケープ。ラビットが回転エビ固めの連続。矢神がしのいで突進を丸め込む。そのまま右脚をとってアンクルホールド。ラビットがこらえてロープに到達。矢神はニークラッシャーからフィニッシュをアピールしコーナーへ。フロッグスプラッシュを決めるとラビットがブリッジで返す。矢神がボディースラムの体勢、矢神が丸め込む。全身をぶつけて丸め込むと、矢神が返せず3カウント。ラビットが初勝利を収めるとともに幸先いい2点をゲットした。
    2011.9.23 新宿FACE

    (2)1/15
    蒼星杯ブルースターカップ 公式リーグ戦 ●川佐ナナ(4分0秒、ステイ・ウィズ・ニー)masu-me○
     masu-meがドロップキック3連発から脚をとる。ロープに逃れた川佐が全身をぶつけていく。エルボーの打ち合いからmasu-meが川佐をロープに追い込む。川佐はショルダータックルの連打でmasu-meを吹っ飛ばす。川佐、masu-meとも相手をコーナーに打ちつける。川佐のボディーアタックをかわしてmasu-meが丸め込みからクロスボディーの連打。川佐がボディースラムからランニングボディープレス。masu-meが返すともう一発。masu-meがかわして丸め込む。masu-meはスモールパッケージ。川佐が返すと飛びついてのヒザ十字。これで川佐がギブアップ、masu-meに2点が与えられた。
    2011.9.23 新宿FACE

    (3)1/20
    ○コマンドボリショイ&小松奈央(15分55秒、センセイ固め?)春山香代子&勝愛実●
     先発に立候補した勝がショルダータックル連打で小松をダウンさせる。勝は小松をコーナーに追い込み春山とダブルの攻撃。春山がキャメルクラッチに入ると、勝はドロップキックで援護する。春山が持ち上げると、小松はフェースクラッシャーに切り返す。ボリショイが飛び出し小松と合体、春山をコーナーに追い込む。ボリショイが変形卍固めを春山に仕掛ける。ボリショイが裏投げの体勢。春山がかわしてスタナーを放つ。ボリショイのダッシュに春山がトラースキック。ローリングクレイドルでボリショイをぐるぐる回すと、逆回転まで披露。ボリショイのワキ固め狙いも春山はローリングクレイドルでかわしてみせる。勝がチェンジをアピールしリング内へ。勝がジャイアントスイングでボリショイをぶんぶん振り回す。勝は自分からタッチを求め春山に代わる。春山が勝の指示通りに回そうとするが、ボリショイがこらえる。ボリショイは春山にDDT。小松が春山にドロップキック連打。ボディースラムを狙うが春山が切り返して滞空時間の長いボディースラムを見舞う。小松が回転エビ固め、春山がカウンターのエルボー。勝がふたたび立候補。春山がフェースバスターを見舞ってから勝にチェンジ。勝はスタンプホールド。小松を寝かせてコーナーからスプラッシュ。小松のDDTを勝は食らわず。小松のクロスボディーをキャッチし勝がコーナーに上がる。ボリショイのアシストで小松がコーナー上でエルボー連打。小松が勝に強引なデッドリードライブからDDT。小松はダイビングボディープレス。春山がカット。ボリショイは勝のタッチを許さず。春山が押さえて勝が張り手の連打。しのいだボリショイが619を狙うが春山が阻止。勝がボリショイにコーナースプラッシュ。トップロープからも豪快に決める。勝がボリショイを持ち上げるもワキ固めを食らう。ボリショイがブレーンバスター狙い。勝がこらえるとサッとワキ固めに入る。春山がカット。ボリショイが春山に掌底。勝がボリショイを丸め込む。ボリショイが張り手から勝に619を決める。春山がカットするが、小松が場外に送り出す。ボリショイが勝にセンセイ固めを決めると、試合終了のゴング。ボリショイが勝からギブアップ勝ちをおさめた。
    2011.9.23 新宿FACE

    (4)1/20 森居知子5周年記念試合
    ●モーリー&植松寿絵(13分58秒、デス・バイ・ロドリック→ )阿部幸江&KAZUKI○
    この日より森居知子がモーリーにリングネームを改名。試合はそのモーリーが先発、ザ☆WANTED!?の阿部と対峙。ロックアップすると植松がモーリーを押してアシスト。阿部が文句をつけて植松を場外に落とす。ザ☆WANTED!?が合体でモーリーを攻める。ザ☆WANTED!?ポーズを決めると、なぜか植松も入って祝福。阿部が「クソババー!」と植松を攻撃。KAZUKIもダブルニーで植松を攻め込む。植松がモーリーを呼び込み合体しようとするが、モーリーが阿部に押さえつけられる。ザ☆WANTED!?が植松をコーナーに追い込んで串刺し攻撃。KAZUKIのダブルニーはモーリーが回避。KAZUKIは植松とモーリーをコーナーに設置してダブルニー。阿部が何往復も走り回ってなにを出すかと思いきや、植松の耳元で絶叫。植松は阿部の口を押さえて絶叫を阻止しようとする。絶叫したところで植松がトラースキックを食らわす。植松のボディープレスは阿部がブリッジで返す。植松がコーナーに上がるとKAZUKIが介入。植松がかわすと背後から阿部がバックをとる。モーリーがカットし植松を呼び込む。阿部がコーナーに上がるとモーリーがカンチョーから無理やり落とす。植松がミサイルキックでつづく。モーリーがショルダータックル連打で阿部を吹っ飛ばしていく。モーリーと阿部がエルボーの打ち合い。阿部がロープの反動を利したエルボーを放つ。モーリーが阿部を倒そうとするとKAZUKIが阻止しようと乱入。植松も入るが押し潰される。モーリーが阿部にジャックハマー。KAZUKIのニーに阿部がウラカン。モーリーをKAZUKIが抱え上げる。阿部がまわして植松にエルボー。KAZUKIは阿部のニーの上にモーリーを落とす。阿部のボディープレス、KAZUKIのダブルニードロップが決まる。KAZUKIがモーリーのカンチョーを阻止。阿部のクローズラインからKAZUKIがK-クラッシャー。KAZUKIはタイガードライバーを予告。モーリーが押さえ込む。つづけて変形バックドロップを2連打。乱戦から阿部が植松にスリングブレイド。植松のトラースキックからモーリーがショルダータックル。モーリーがKAZUKIを肩車。KAZUKIは植松をもちあげるが、カンチョーが植松へ。そこからKAZUKIが植松にアトミックドロップ。阿部とKAZUKIのカンチョーがモーリーに決まる。そこへKAZUKIのデス・バイ・ロドリック。KAZUKIが新リングネームのモーリーを仕留めた。KAZUKI「最後のカンチョーは私と阿部さんからの5周年のプレゼント。でも、カンチョーだけじゃタイトル戦線には食い込めない。磨きをかけるのはいいけどそれだけでは食い込めない」阿部「ザ☆WANTED!?が結成されて、今年の12月で10周年を迎えます。これを機に、ザ☆WANTED!?の自主興行を開催したいと思います!」植松「オマエ(モーリー)植松寿絵にあこがれて植松寿絵みたいになりたくて、植松寿絵をパートナーに選んだんじゃないのか? それがカンチョーされて終わりか? 自主興行絶対やれよ」KAZUKI「まあまあ、今日のところはお帰りください」植松「ケツ痛くてどうやって帰るんだよ?」
    2011.9.23 新宿FACE

    (5)1/20
    ○Leon&中森華子&大畠美咲(15分20秒、キャプチュードバスター→片エビ固め)悲恋&DASHチサコ&仙台幸子●

    獅子の穴vs仙女。センダイガールズ選抜選手は、悲恋&DASHチサコ&仙台幸子の3人。仙女が奇襲攻撃を仕掛けるもJWP軍がすぐに反撃。Leonがスワンダイブのプランチャを決めてみせる。中森とLeonが合体するが悲恋がダブルのネックブリーカー。大畠が悲恋にミサイルキック。Leonと大畠が幸子を捕らえ串刺し攻撃。低空クロスボディーは幸子が返す。大畠は幸子にぶら下がり式腕十字。幸子が大畠にドロップキック、コルバタから変形卍固めへ。チサコが大畠にドロップキック。悲恋のアシストからチサコが背中へのドロップキック、ブルドッキングヘッドロック。ダブルフットスタンプでたたみかける。大畠がアームドラッグからエルボーアタック。コーナーに上がるとダイビングボディーアタック。中森に串刺し攻撃を試みるが。中森が十文字姉妹にコルバタ、ネックブリーカードロップ。さらにチサコにミサイルキック。フィッシャーマン狙いは幸子がカット。十文字姉妹でドロップキックの挟み撃ち。悲恋と中森がビッグブーツの応酬。悲恋が飛びつきヒザ十字からアンクルホールド。仙女勢がJWP軍を場外に送り出す。中森はなんとか自力でエスケープ。悲恋の動きを読んだLeonがスピアでカット。幸子がLeonを蹴落とす。中森が雪崩式ブレーンバスターを悲恋に決める。中森のハイキックが悲恋にヒット。幸子にLeonがケブラドーラコンヒーロ。Leonのスピアから大畠がクロスボディーを十文字姉妹へ。Leonは幸子にフットスタンプ。フィニッシュを予告しLeonがマッドスプラッシュ。幸子がかわしダッシュするもLeonがエルボー。幸子がLeonに雪崩式フランケン、ジャーマンでLeonを追い込む。幸子はLeonにムーンサルトプレス。Leonがヒザを立ててカット。幸子とチサコが合体の不知火。幸子はLeonを立てたバックをとる。中森が入ってハイキック。Leonがストマックブロック。大畠が雪崩式アームドラッグ、Leonもトップロープからダイブ。Leonが持ち上げようとすると悲恋がミサイルキックでカット。幸子がLeonにカウンターのエルボー。幸子の突進にLeonがスピンキック。幸子が丸め込む。Leonのスピアは幸子がギリギリで返す。しかしLeonが滞空時間をとってのキャプチュードバスター。仙女勢のカットは間に合わず、Leonが幸子から3カウントを奪った。Leon「来月のJWP、団体対抗戦出ます。JWPが絶対に優勝する」悲恋「アンタらのか弱い意気込み?聞いて失笑だよ。10月27日、後楽園で最後にな私がな意地とプライドを見せつけてやるよ、オメエらに」Leon「今日で獅子の穴を作って1周年です、もっともっと広めていくために12月2日新木場で自主興行をおこないたいと思います」そこに入ってきたのがザ☆WANTED!?「勝手なこと言ってんじゃねえよ。12月に自主興行するのはザ☆WANTED!?なんだよ」中森「がたがた言ってるなら、試合して決めればいいだろ。ザ☆WANTED!?と獅子の穴で試合して決めればいいんだ」阿部「3本勝負でもなんでもやってやるよ。自主興行をやるのはウチらだからな!」リング上では獅子の穴とザ☆WANTED!?が乱闘を繰り広げた。中森「Leonさんに言いたいことがあります。獅子の穴、つまんない。半年立ったけど、最初はすごい楽しかったし居場所ができてうれしかったけど、最近コンセプトよくわかんない。やってても意味ないと思う。私はもっとがつがつやっていきたい。次の新木場、万が一負けるようなことがあれば自分は獅子の穴やめます。Leonさんとも大畠とも。まじめなことはしたくないです。以上」大畠「いろいろ言われてごちゃごちゃですけど。自主興行かけて次の新木場で戦うんですよね。10月2日ですよね。諸事情により参戦できない。私が推薦する獅子の穴候補を送り込みますので、獅子の穴興行やりましょう」リング上はLeonひとりに「自分は自分の信じた道を進むだけです。次の新木場でザ☆WANTED!?に勝って、獅子の穴興行を実現させます!」
    2011.9.23 新宿FACE

    (6)1/30 米山革命・最終章~スペシャルシングルマッチ
    ●米山香織(14分19秒、→片エビ固め)さくらえみ○
     1年前のカベジェラ戦以来のシングルマッチ。さくらが米山の握手を叩いて両者がドロップキック。さくらが髪の毛をつかむと米山がやり返す。米山のインディアンデスロックを食らわんとするさくらに米山は鎌固め。さくらえみ70キロの2発目を米山はジャンピングニーで阻止。さくらがモンゴリアンチョップ。さくらが腹部へのパンチ、ケブラドーラコンヒーロを5連発。JWPの新人たちがマットを叩いて米山を応援。さくらはそれに対して「うるせえガキ!」とクレームをつける。さくらは米山に逆水平。ロープに振ると米山が切り返してバックドロップ。ダイビングセントーンはさくらがヒザを立ててカット。ドラゴンスリーパーは米山が何とかエスケープして不知火敢行。後ろから前からニーを打ち込み、米山が延髄ニー。さくらがかわしてトラースキック。しかしソバットは顔面に食らう。米山のキックを連打で浴びたさくらだが、延髄斬りでダウンさせる。両者がエルボーを打ち合う。さくらは「なめんじゃねえ」と米山を挑発。さくらが強引に叩きつけスプラッシュ攻撃。ムーンサルトプレスは2カウントで米山が返す。さくらはコーナーに上がり2階からのニャンニャンプレスを狙うが、米山が起き上がり雪崩式水車落とし。米山がエルボー連打から丸め込もうとするが丸め込んだのはさくらのほう。米山も丸め返して米―ZOUを狙うがさくらが切り返してマヒストラル。米山がソバットから米―ZOU。さくらが返すと、米山が後頭部にランニングニー。米山がコーナーに上がるとさくらも上がる。米山が雪崩式米―ZOUを狙う。さくらが押し潰してひねりを加えたスプラッシュ。さくらがダイビングサマーソルト。さくらは米山を立ち上げバックドロップ。米山がすぐに立ち上がり蹴りを放つ。さくらがバックドロップ。米山がふたたび蹴りへ。さくらがエルボーから倒してバックドロップ。さくらが先に立ち米山が起き上がるのを待つ。立とうとするさくらがバックドロップ。さらにタイガードライバー。返した米山に向かいさくらがコーナーへ。2階からのニャンニャンプレスを放つと、ガッチリとフォール。米山が返せず、さくらが1年ぶりのシングルを白星で飾った。さくらは先にリングを下りる。米山「1年前はここでさくらさんと髪切りマッチをやりました。私は勝って悔しい思いをして。今日負けた悔しさがうれしく感じます。引退まで残り3ヵ月、今日は悔しかったので思い出作りの引退ロードではなく攻めていきたいと思います。(10・10)キネマでの“よねやまつり”、私はメインで神取忍と一騎打ちをおこないます。それも米山革命だ。オマエらついてこーい!」
    2011.9.23 新宿FACE

    (7)1/30
    JWP認定無差別&TLW世界女子&ハイブリット・ファイティング3冠選手権試合
    ○<王者>ヘイリー・ヘイトレッド(20分15秒、ライガーボム→エビ固め)<挑戦者>倉垣翼●
    ※第17代JWP認定無差別級王者が2度目、TLW世界女子王座16度目、ハイブリッド・ファイティング王座3度目の防衛に成功。
     ヘイリーは帰国が控えており、この試合で防衛すれば文字通りJWP無差別級王座が海外流出することに。両国の国歌斉唱から試合開始。ヘイリーが逆水平連打、倉垣はショルダータックルからドロップキック。ラリアットから場外に落とすと、ケブラーダで宙を舞う。ヘイリーは場外戦で逆転し倉垣をエプロンに設置して攻撃する。しかし右ミドルがかわされて鉄柱に誤爆。リングに戻ると倉垣がサソリ固めを仕掛ける。ヘイリーがエスケープ。ヘイリーがローキックからチョップの連打。ランニングエルボーで倉垣を吹っ飛ばす。ヘイリーが下から腕をとり、三角締めへ。倉垣が上から体重をかけてカバーするとヘイリーが返す。倉垣が串刺しラリアットを連発。パワーボムの構えはヘイリーが切り返す。倉垣がショルダースルーを放つと壮絶なエルボー合戦へ。倉垣のラリアットをヘイリーが耐えて打ち返す。しかしラリアット合戦は倉垣が制す。コーナー上での攻防。ヘイリーが雪崩式ブレーンバスター狙い。倉垣がこらえてマットに落とす。倉垣がミサイルキック。ヘイリーのキックをかわして倉垣がアルゼンチンへ。ヘイリーを持ち上げて後方に叩きつける。倉垣はコーナーに上がるがヘイリーが起き上がりキャッチ。ヘイリーは下からのラリアットで倉垣を落とす。ヘイリーはエプロン越しのブレーンバスターの体勢。こらえた倉垣にヘイリーがハイキックからヘッドバット。そしてヘイリーがトペスイシーダを敢行、場外戦でリードする。ヘイリーは倉垣をリングに戻し、バックをとる。その体勢から滞空時間をとったジャーマンスープレックス。返した倉垣がコーナーに行くとヘイリーも上がり雪崩式のリストクラッチスープレックス。パワーボムは倉垣がこらえるがヒザ蹴りを食らう。ヘイリーは倉垣を立ち上げバックドロップ狙い。倉垣が切り返して反対にバックドロップ。場内のどよめきとともに、すぐにヘイリーが立ち上がりバックドロップ。倉垣、ヘイリーがバックドロップを打ち合う。ヘイリーがコーナーに上がると倉垣がアイコノクラズムの形でマットに叩きつける。倉垣のムーンサルトはヘイリーがクリアー。倉垣はヘイリーをコーナーに乗せ豪快なルナウイングへ。しかしヘイリーが3カウント寸前で返す。区が機はラリアットを前後から乱れ打ち。ヘイリーがパワーボム。倉垣がラリアット。両者ダウン。立ち上がってのラリアットが交錯。ヘイリーが打ち込むも2カウント。ヘイリーは背後に回りタイガースープレックス。これも2カウントで倉垣がクリアー。ヘイリーが持ち上げるが、倉垣が押し潰す。倉垣がラリアット。ヘイリーが返す。ヘイリーの右ハイ、ヘッドバット、至近距離からのラリアット。
    ヘイリーはダッシュ。倉垣がカサドーラから丸め込む。ヘイリーがラリアットを打ち込むと倉垣が押さえ込まれた勢いを逆利用し丸め込む。ヘイリーがダッシュ、ラリアットで倉垣を吹っ飛ばす。ヘイリーが頭部へのキック、ランニングニーを串刺しで放つ。そしてライガーボムにいくと倉垣は返せず、ヘイリーはベルトを持ってアメリカに帰国する。ヘイリー「ニホンゴガンバリマス。キョー、シンジュクフェース、ドーモアリガトゴザイマス!」
    2011.9.23 新宿FACE

    [結果]2011.9.23 東京・新宿FACE 

    9月23日(金)東京・新宿FACE
    『Road to JWP20th・12』
    観衆320人

    ▼蒼星杯ブルースターカップ公式リーグ戦15分1本勝負
     <2点>ラビット美兎(6分22秒/ラビストラル)矢神知樹<0点>

    ▼同公式リーグ戦15分1本勝負
     <2点>masu-me(4分0秒/ステイ・ウィズ・ニー)川佐ナナ<0点>

    ▼20分1本勝負
     ◯コマンドボリショイ&小松奈央(11分55秒/センセイ固めⅡ)春山香代子&●勝愛実

    ▼モーリーデビュー5周年記念試合20分1本勝負
     阿部幸江&◯KAZUKI(13分58秒/デスバイロドリック→片エビ固め)×モーリー&植松寿絵

    ▼獅子の穴vs仙女20分1本勝負
     ◯Leon&中森華子&大畠美咲(15分20秒/キャプチュードバスター→片エビ固め)悲恋&DASH・チサコ&●仙台幸子

    ▼米山革命・最終章~スペシャルシングルマッチ30分1本勝負
     さくらえみ(14分19秒/二階からのにゃんにゃんプレス→片エビ固め)米山香織

    ▼JWP認定無差別、TLW世界女子、ハイブリット・ファイティング3冠選手権試合30分1本勝負
     ヘイリー・ヘイトレッド(20分15秒/ライガーボム→エビ固め)倉垣翼
    ※ヘイリーがJWP認定無差別王座2度目、TLW世界女子王座16度目、ハイブリット・ファイティング王座3度目の防衛に成功。

    [結果]2011.9.18 第102回道場マッチ 

    9月18日(日) 第102回道場マッチ 
    観衆98人(満員)

    1、シングルマッチ 15分1本勝負
    ○中森華子(8分21秒、フィッシャーマンズスープレックスホールド)masu-me●

    2、シングルマッチ 15分1本勝負
    ○Leon(11分17秒、マッドスプラッシュ→体固め)勝愛実●

    3、タッグマッチ 15分1本勝負
    コマンドボリショイ&○矢神知樹(9分46秒、飛びつき腕ひしぎ逆十字固め)米山香織 &ラビット美兎●

    4、阿部幸江リアルバースディー・スペシャル8人タッグ 30分1本勝負
    ○阿部幸江&KAZUKI&森居知子&masu-me(18分6秒、ダイビング・ボディ・プレス→片エビ固め)春山香代子&倉垣翼&川佐ナナ●&ジャガー横田

    2011.9.11 東京キネマ倶楽部 総評 

    9・11キネマ倶楽部大会は、9・23新宿FACEへとつづく道でもある。
     第1試合では若手による6人タッグマッチがおこなわれ、勝愛美がラビット美兎にリバーススプラッシュでフォール勝ち、「ブルースターカップ」の優勝候補に躍り出た。「ブルースターカップ」とは、JWPを中心としたキャリア2年未満の選手によるシングルの総当りリーグ戦。9・23新宿で開幕するこのリーグ戦に出場するのは、勝愛美、masu-me、ラビット美兎、川佐ナナ、矢神知樹。さらには米山香織推薦でアイスリボンの長野ドラミ、Leon推薦でレイナに参戦しているメキシコ人のアフロディータがエントリーされ、総勢7名でナンバーワンを決める。イメージとしては、「2011新人王決定戦」。開幕の9・23新宿では、公式戦2試合が組まれる予定である。
     9・23新宿で5周年記念を迎える森居知子は、キネマで植松寿絵と一騎打ちをおこなった。ザ☆WANTED!?と植松輝の代理戦争かと思いきや、森居は植松を呼び捨てにしながらも感謝の意思表示を見せていた。ステップアップのための重大発表とは、9・23新宿からの新リングネーム使用。この発表をきっかけに、新宿でのカードが森居(現時点でのリングネーム)&植松組vs阿部幸江&KAZUKI組となった。改名するからといってザ☆WANTED!?を脱退するわけではなく、あくまでもさらなるステップアップを狙ってのこと。そのリングネームによってどんな未来像を描いているのかが見えてくるのかもしれない。果たして新リングネームは、ザ☆WANTED!?の行方にも影響を及ぼすのか、それともまったく関係がないのか。そのあたりも注目したい。
     ヘイリー・ヘイトレッドの保持するJWP認定無差別級王座への次期挑戦者を決める3WAYマッチは、裏夏女のコマンド・ボリショイでもなく、6人タッグで仙女の里村明衣子をフォールした春山香代子でもなく、夏女決定トーナメントを制した倉垣翼がそのまま挑戦権を勝ちとった。試合後、倉垣は「ヘイリーを倒したら海外で防衛戦をやってもいい」と発言した。タイトルマッチは、無差別級王座のほか、TLW世界女子、ハイブリッドファイティング王座もかかる3冠戦となる。TLWとハイブリッドの両王座がアメリカのタイトルだけに、ヘイリーに代わりアメリカで防衛戦をおこなうのもありえない話ではないだろう。
     メインでは、ヘイリー&米山組が中森華子&大畠美咲組の獅子の穴を退け、TLW世界女子タッグ王座を防衛した。試合後には次期挑戦者となった倉垣がヘイリーを挑発するも、王者はあえて深追いはせず、静かにその場から去っていった。これは、嵐の前の静けさと考えたほうがいい。ヘイリーと倉垣の体格からしても激闘は必至。ヘイリーが米山革命に共鳴しているだけに、米山の引退ロードにも影響を及ぼす大一番となりそうだ。
     さらに、この試合で敗れた獅子の穴にも9・23新宿ではリベンジの機会が待っている。Leon&中森&大畠組が仙女選抜選手と6人タッグで対戦するのだ。これは、仙女10・27後楽園で開催される団体対抗トーナメントの前哨戦でもある。現時点で仙女から誰が出てくるかわからないが、団体の看板を背負っての壮絶な闘いが繰り広げられるのは間違いない。こちらもひじょうに楽しみなカードである。

    (新井 宏)

    [結果]2011.9.11 東京キネマ倶楽部 

    9月11日(日)東京キネマ倶楽部
    『Road to JWP 20th・11』
    観衆185人
      
    ▼ジュニア6人タッグマッチ20分1本勝負
      masu-me&○勝愛実&矢神知樹(8分2秒/リバーススプラッシュ→片エビ固め)川佐ナナ&●ラビット美兎&小松奈央
     
    ▼20分1本勝負
     ○阿部幸江&KAZUKI(15分15秒/エルボースマッシュ→片エビ固め)Leon&●ミクロ
     
    ▼スペシャルシングルマッチ30分1本勝負
     植松寿絵(12分14秒/ドラゴン・スープレックス・ホールド)森居知子

    ▼JWP認定無差別級王座次期挑戦者決定3WAYマッチ時間無制限1本勝負
     倉垣翼(8分25秒/ラリアット→片エビ固め)春山香代子< BR>※倉垣が次期挑戦者となる。もう1人はコマンドボリショイ
     
    ▼TLW世界女子タッグ選手権試合30分1本勝負
      ヘイリー・ヘイトレッド&○米山香織(19分37秒/ダイビング延髄ニードロップ→片エビ固め)●中森華子&大畠美咲
    ※初代王者組が初防衛に成功

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