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    2011.3.21 板橋グリーンホール 総評 

    「獅子の穴主催興行」が、予想以上の成功をおさめた。Leonをトップとして集結した獅子の穴がめざすのは、若手の底上げ。獅子の穴とは、若い選手がともに練習し、切磋琢磨していこうとする活動体だ。吉田万里子自主興行としてスタートした息吹の継続、そう考えるのがもっとも近いイメージだろう。Leonがかつての師匠・吉田万里子の役割を引き継いでいるかのようである。
    息吹は息吹の役割を終えたと判断したから、その活動にピリオドを打った。とはいえ、若手の底上げを図る作業はジャンルが存在する限り必要になってくる。だからこそ、老舗団体のJWPがある意味別ブランドとして獅子の穴を立ち上げたのは、女子プロレスを継続させるためにも重要なのだ。
    試合前には、リング上で“獅子の穴練習”が公開された。ここでは、Leon、中森華子、4・3後楽園でデビュー予定の勝愛美、さらには練習生3名を加えた合計6名が参加。タイトルマッチでLeonと闘う大畠美咲と、来場を希望したというがかなわなかった負傷欠場中の羽沙羅を除くメンバーがお披露目されたことにもなる。このあたりからも、ふだんのJWPとは違うコンセプトが見えてきた。
    しかしながら、カード全体が獅子の穴カラーで塗りつぶされていたわけでもない。獅子の穴はまだはじまったばかり。さらなる新メンバーや練習生のデビューにより、第2回大会以降はより充実した陣容が期待される。
    「獅子の穴を作ってよかったと思いました。タイトルマッチで闘った大畠も、ここまでやるのかってくらい粘りがすごくて立ち向かってきた。これからも若手の子が脚光を浴びてほしいので、若手と自分のためにぜひ(主催興行を)続けていきたいと思います」
    そしてメイン終了後、Leonは大阪で同時間帯に無差別級王座をかけて闘っている米山香織に向けてメッセージを送った。大畠を破ってハイスピード王座を防衛すると、このベルトを4・3後楽園での米山戦にかけるというのだ。これまでも、ハイスピードをかけることは考えていたのだという。しかし、大畠戦を終えるまでは言い出せなかった。これまでは後手に回っていたのだが、ベルトを守ってはじめて自分の決意を口にできたわけである。
    「自分だけが相手にベルトをかけろって言うのもおかしいと思っていたので、今日防衛したらハイスピードのタイトルマッチにしたいと言うつもりでした。お互いが同期でやってきて、ヨネが今日ベルトを守ったらですけど、2人ともチャンピオン。プレ20周年の後楽園でベルトをかけて勝ってこそ、自分は上にいけると思ってます」
    米山とLeonが一騎打ちで闘えば、好勝負はまず間違いない。ただし、それで話題になるかといえば、話は違ってくる。それを感じていたからこそ、米山はLeonに3つの条件を出していた。そのすべてをこの日、Leonはクリアー。だからといって即、無差別級のタイトルマッチになると決まったとも言えない。まずは大阪女子で下野佐和子に米山が防衛すること。さらには、「3つの条件をクリアーしたら考えてあげてもいいよ」と米山は言っていたのを忘れてはいけない。それだけに、いまは米山の返答を待つしかない。無差別級とハイスピードの2冠戦は実現するのか。条件をクリアーしたLeonに対する米山の答えは…。

    (新井 宏)
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    2011.3.21 板橋グリーンホール 試合 

    EX 5分間
    Leon(0-0)勝愛美
     4・3後楽園でデビュー予定の勝愛美(かつ・まなみ)が5分間のエキシビション。相手を務めたのは獅子の穴を主宰するLeonだ。勝は16歳の高校1年生ながら、ショルダータックルでLeonに引けをとらない当たりの強さを垣間見せた。デビューすればJWPでは初の女子高生レスラー誕生となる。


    (1) 1/ <勇往邁進>
    ●masu‐me(7分11秒、ブレーンバスター→片エビ固め)志田光○
     masu‐meがマウントパンチからのダイヤル固めで先手をとる。志田はmasu‐meの左腕をとって動きを止めにかかる。志田はフロントキックからエルボー連打。masu‐meのエルボーを誘発する。志田が突進するとmasu‐meがかわして丸め込む。2カウントで返した志田はロープに振られず相手を振るが、masu‐meがコルバタからクロスボディーの連打。志田は相手の両腕両足を固めてサブミッション。masu‐meは担ぎ上げられるところを切り返して丸め込みの連続。3カウント寸前で返した志田がカウンターのエルボーをぶち込む。さらにmasu‐meのクロスボディーをキャッチしてバックブリーカーから逆片エビ固め。masu‐meはなんとかロープにエスケープ。志田はフィニッシュを予告して高々とブレーンバスターの構え、これを切り返したmasu‐meが丸め込む。すると志田が体落としからクロスフェース。masu‐meが脚を伸ばしてエスケープに成功。志田はもう一度フィニッシュを予告して旋回式のボディースラム。返されると滞空時間の長いブレーンバスター。がっちり押さえ込むとmasu‐meは返せず。志田が3カウントをゲットした。
    2011.3.21 板橋 2011.3.21 板橋


    (2) 1/ <疾風迅雷>
    ○藤本つかさ(6分2秒、ビーナスクラッチ)矢神葵●

     藤本がサッカーボールキックを放つと矢神もやり返す。藤本がボディーシザーズからフルネルソン。両足をたたんで首を取りにいく。矢神がエスケープすると、藤本はボディースラムで叩きつけること3回。矢神が立ち上がるたびにボディースラムを放つ。藤本は矢神の髪の毛をつかんで叩きつけ串刺しのドロップキックをお見舞い。ロープに振ると矢神がエプロンに出てぶら下がりの腕十字へ。エルボーの打ち合いから矢神がロープに走ると藤本がドロップキック。藤本がエルボー連打にいくとこんどは矢神がドロップキック。矢神の腕十字に藤本はロープに逃げる、619狙いの矢神をかわして藤本が走る。矢神がスライディングでカットし619を決める。矢神が延髄斬りを放つも2カウント。ならばと矢神はフロッグスプラッシュ。藤本が返すと逆に延髄斬り。藤本はサッカーボールキック連発、正面からのキック。コーナーに上がりミサイルキックにいくと矢神がかわしシャイニング・ウィザード。藤本はブレーンバスターからフォール。矢神が返すとボディースラムも押し潰される。ボディースラムにいき矢神が突進すると藤本が両足をとって丸め込み。矢神はこれを返せず、藤本が勝利した。
    2011.3.21 板橋

    (3) 1/20
    栗原あゆみ&●飯田美花(17分32秒、フィッシャーマンズスープレックスホールド)中森華子○&森居知子
     栗原と飯田がじゃんけんで先発を決めようとしているところを中森組が奇襲攻撃。森居が栗原を捕らえて先手をとる。栗原は切り返して森居にサブミッション。中森がカットに入ろうとするが飯田が阻止してみせる。栗原は森居の髪の毛をクシャクシャに。森居がコーナーに振ると栗原が読んでいてぶら下がりの腕十字に切ってとる。さらに卍固めを予告するが森居が阻止。それでも栗原は予告つきの卍固め。中森がカットに入ろうとすると飯田がグラウンドのコブラツイスト。森居がエスケープすると栗原と飯田がダブルのドロップキックを命中させる。飯田が森居にボディースラム狙い。森居が反対に飯田を叩きつける。森居は飯田の髪の毛をつかんでマットへ。森居は飯田をコーナーに追い込んで踏みつける。中森が飯田にネックブリーカードロップからキャメルクラッチ。これをはずして力強いボディースラムを放つ。森居が入り、飯田の頭部をコーナーに叩きつける。飯田がコーナーに突進するが森居に蹴飛ばされタランチュラの餌食に。飯田と森居がエルボーの打ち合い。ラリアットをかいくぐって飯田がドロップキック。飯田がダッシュしようとすると森居が押し倒して栗原に見せつけるような逆エビ固め。飯田は自力でロープに手を伸ばす。森居は脚を引いて中央にもっていき、もう一度逆エビ固め。なんとかしのいだ飯田はドロップキックの乱れ打ち。代わった栗原もドロップキックの集中砲火を森居に浴びせる。飯田が串刺しドロップキックにいくと、栗原がダブルニーアタックで続き、栗原が飯田ミサイルを発射。もう一度、栗原がダブルニーアタック。カバーにいくと森居が返す。森居のショルダータックル連発に栗原が吹っ飛ばされる。森居がブレーンバスターホールド。栗原は2カウントでクリアー。中森のDDTから森居がレッグドロップ、ダブルのブレーンバスター。栗原と飯田がダブルでの攻撃を試みるも中森がかわして、ふたりまとめてのネックブリーカー。中森のミサイルキックは栗原が返す。中森は脚をとって変形のスタンディングヒールホールド。飯田がカットを試みるも森居が阻止。栗原が脱出するが中森はストレッチマフラー。これは飯田のカットが成功。栗原がエルボーにいくと中森もやり返す。栗原のニーがヒットし、2カウント。栗原はコーナーに上がりミサイルキックへ。飯田がチェンジを求めるが栗原の指示は「抑えろ!」。栗原が中森にジャーマンを決めるが森居がカット。栗原が中森を攻めようとすると飯田がチェンジと立候補。飯田は中森にドロップキックの連打、タニバットも連打。中森を立ち上げ、首固め。森居が入って中森とダブルのショルダータックル。森居が飯田をボディースラム。中森とファンタスティックフリップ。森居が栗原を抑えるが、栗原のカットが間に合う。直後に飯田が中森に丸め込み。返されると再び丸め込む。突進したところで中森が体当たりからショルダースルー。飯田は栗原のカットに救われる。中森がボディースラムからコーナーに上がりダイビングボディープレス。これも栗原がカット。森居が栗原を場外に送り出し、中森がもういちどダイビングボディープレス。万事休すと思われたが飯田の肩が上がる。しかし続いてのフィッシャーマンは飯田が返せず。中森&飯田組がセミのタッグマッチを制した。
    2011.3.21 板橋

    (4) 1/30 ハイスピード選手権試合
    ○<王者>Leon(20分29秒、キャプチュードバスター→片エビ固め)<挑戦者>大畠美咲●
    ※第4代王者が初防衛に成功。
     両者ガッチリと握手を交わして試合開始。ロープワークから大畠がドロップキック。コーナーに振るとLeonがサッと上がって威嚇する。バックの取り合いから大畠が脚をとる。Leonは大畠の動きを止めて逆エビ固め。大畠がエスケープするとLeonがサマーソルトドロップ。Leonは大畠の両腕をバックからとってストレッチ。さらに両足を突きたてる。コーナーに追い込んで踏みつけると、大畠が相手の動きを読んで丸め込むがLeonがドロップキック。エルボーの打ち合いからLeonが強烈な一発を打ち込むと大畠が連打。大畠はコルバタからLeonを場外に送り出しプランチャで宙を舞う。リングに戻ったLeonに大畠はミサイルキックの4連打。ボディースラムで叩きつけるとダイビングボディープレス。しかしこれは読まれていて両足を突き当てられる。それでも大畠はスピアーを自爆させることに成功。コーナーに上がるとLeonがドロップキックで撃墜。場外に落ちた大畠にスワンダイブのプランチャをぶつけていく。Leonは大畠をリングに戻してミサイルキック。Leonは大畠にバックブリーカー、サッカーボールキック、ノキアンバックブリーカー。テキサスクローバーホールド狙いは大畠が張り手で回避。しかしLeonが旋回式の超高速バックブリーカー。レオンストーンを背中にヒットさせるが、大畠がなんとか返してみせる。Leonはフィニッシュを予告し立ち上げる。大畠がこらえてスピアーをかわすと両腕を固めるサブミッション。その体勢からLeonが担ぎ上げるが大畠が切り返して腕十字狙い。切り返したLeonだが、腕へのキックを食らう。大畠がコーナーに上がるとLeonが突進。捕らえた大畠がぶら下がりの腕十字。さらに右肩へのミサイルキックから腕十字へもっていく。Leonはそのまま持ち上げるが、叩きつけられた大畠がワキ固め。大畠はアームブリーカー。背後からLeonがスリーパー。返した大畠だが、Leonがコーナーに追い込んでいく。Leonはコーナーに相手を乗せてスパイダージャーマンを狙う。大畠は切り返してLeonに突進。Leonが突進をかわす。大畠は雪崩式の回転エビ固め。2カウントで返されるとジャーマンへ。大畠が突進するとLeonが担ぎ上げてバックフリップ。大畠が突進するとLeonがケブラドーラコンヒーロ、ロープを渡ってのミサイルキックから変形テキサスクローバー。大畠がエスケープ。Leonがエプロンから飛んで背後からスピアー。大畠を起こしてスピンキック。かわした大畠が丸め込む。Leonはフィにシュを予告するも大畠が逆打ちで切り返す。両者ダウン状態から殴り合い。立ち上がるとエルボーをぶつけ合う。カウンターのエルボーから立ち上がった大畠が低空のクロスボディー。花まるどっかん狙いはLeonがこらえてスピアー。Leonはエプロンからスワンダイブのニールキック。大畠がかわしてコーナーへ。するとLeonがバックキックで大畠を止めて雪崩式バックドロップを狙う。こらえた大畠をLeonは雪崩式で叩き落す。レオンストーンがズバリと決まるが大畠が返す。Leonは大畠を起こしてキャプチュードバスター狙い。切り返した大畠が丸め込むも3カウントには届かず。Leonのキック連打からスピアーも決め手にはならず。ならばとLeonがキャプチュードバスター。観客のため息ともに3カウント。Leonが激闘を制してハイスピード王座を守り抜いた。Leon「大畠、ずっとタッグで組んできたけど、今日闘ってあらためて、オマエは成長してるよ。でも私はまだ負けられない。後楽園での米山とのシングル、絶対に勝つ。大畠、いっしょにがんばっていこう! 獅子の穴を作って本当によかったと思ってます。ハイスピードのベルト防衛しました。米山はいま、大阪で無差別のベルトかけて絶対勝つと信じてます。こんなにたくさんのお客さんが来てくれました。ブログも毎日書いてます。米山への思いは伝わってると思います。無差別をかけてもかけなくても、自分はハイスピードのベルトを米山とかけて闘いたいと思ってます。後楽園は絶対に2冠選手権にして、自分が2冠王者になります!」
    2011.3.21 板橋


    [結果]2011.3.21 板橋グリーンホール 獅子の穴・初主催興行 

    3月21日(月)板橋グリーンホール
    『獅子の穴・初主催興行』
     
    ▼エキシビションマッチ5分間
     Leon(0-0)勝愛実

    ▼勇往邁進15分1本勝負
     志田光(7分11秒/ブレーンバスター→片エビ固め)masu-me

    ▼疾風迅雷15分1本勝負
     藤本つかさ(6分2秒/ビーナスクラッチ)矢神葵

    ▼新進気鋭30分1本勝負
     ○中森華子&森居知子(17分32秒/フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド)栗原あゆみ&●飯田美花

    ▼獅子奮迅~ハイスピード選手権試合30分1本勝負
     (王者)Leon(20分29秒/キャプチュードバスター→片エビ固め)大畠美咲(挑戦者)
    ※第4代王者が初防衛に成功。

    2011.3.20 板橋グリーンホール 総評 

    余震への不安が残るなかで開催に踏み切られた今大会では、試合前に万が一の場合に備えての避難訓練、シミュレーションが観客参加の形で行われた。大会告知の際に「大会当日はお客様の安全を最優先し、万が一に備え避難経路を確認し安全に興行を行うことをお約束します」との発表をしていたJWP。興行としてまえもっての準備は当然のこととはいえ、観客も参加しての訓練は、あまり聞いたことがない。ファンに少しでも安心して観戦してもらいたいとの配慮が感じられた。
    まず、緊急地震速報が入った時点で試合、興行は中断。観客はリング周りに集まり、揺れが激しくなればリング下に身を隠す。そのため、リング周りのマットは取り除かれていた。リング下に入る場合は、小さなこどもや年配の方を優先してもらえるようにアナウンスし、館外に避難するケースが生じたときには通常の出入り口はもちろん、左右のドアをすべて開けることが告げられた。実際にやってみることで、観客は同ホールにおけるほかの大会でのシミュレーションもできたのではないか。
    セミファイナルで春山組がリングに向かった際、実際に緊急地震速報が入った。春山のテーマ曲が途中でストップ。伊藤リングアナから地震速報が告げられ、観客は誘導されたとおりに落ち着いてリングサイドに集まった。まえもってシミュレーションしていたこともあって混乱もなく、さいわい、板橋地区では揺れを体感しなかった。が、緊急地震速報が入った午後2時19分には福島県内で震度3の余震を記録。伊藤リングアナは大会を通じイヤホンでラジオを聴きながら進行をつとめていた。これも、緊急に備えての措置である。
    安全が確認されると興行は再開され、全5試合が無事に終了した。その後は中止になった闘聾門の大会に代わり、選手が私物を提供したり、歌を唄ったり、入場無料でのチャリティーイベントを開催。JWPも義援金を募り、日本赤十字社を通じて被災地に届けようとしている。
    プロレス会場に限らず、人の集まるところではどんな施設でも避難経路の確認は必要だと思う。デパートや劇場、ホテルなど、入ったときに確認することを日常から習慣づけしておいたほうがいい。他人への配慮はもちろん、自分のみは自分で守るとの意識も必要だ。
    さて、リング上では4・3後楽園に向けて、米山とLeonが激しい前哨戦を展開した。米山はヘイリー、Leonは獅子の穴に加入した中森を帯同して登場。中森もJWP入団のモチベーションとして無差別級王座への挑戦をめざしているだけに、気合は十分。さらにタッグ2冠への挑戦が決まっているヘイリーも絶好調である。自然と試合は白熱。Leonに至っては途中でマスクを脱ぎ捨てるほどだった。前哨戦の内容からして、4・3後楽園での好勝負は必至である。
    ただし、その試合に無差別級のベルトがかけられるとなれば話は別。米山はOSAKA女子で下野佐和子とタイトルマッチをおこない、Leonには獅子の穴主催興行でのハイスピード王座防衛戦が待っている。米山が不覚をとるようなことになれば無差別級のベルトはJWPからなくなるし、Leonが大畠に敗れれば、米山から突きつけられた条件をクリアーできなくなる。すべては3・21の結果しだい。大阪と板橋で明暗が分かれるのか、それとも一気に無差別級王座戦へと突き進むのか。米山にとってもLeonにとっても、大きな意味を持つ1日になる。 

    (新井 宏)

    2011.3.20 板橋グリーンホール 試合 

    (1) 1/20
    ○阿部幸江(10分17秒、ビクトリーAクラッチ)masu‐me●
     腕のとりあいからmasu‐meがフロントネックロック。切り返した阿部がマウントにとるとmasu‐meが反転させてエルボーを打っていく。阿部が髪の毛をつかんでmasu‐meをマットに叩きつける。阿部がグラウンドにもっていってスリーパー。胴締めから抜け出したmasu‐meがロープへ走ると阿部がクロスボディーを受け止めて逆片エビ固め。masu‐meがエスケープすると阿部はストンピングの連打から串刺しドロップキック。阿部がボディースラムから押さえ込むとmasu‐meが肩を上げる。阿部はスリーパーから立ち上がってのフロントネックロック。さらにグラウンドに移行して締め上げる。masu‐meが切り返してエルボー合戦を挑む。阿部の一発に倒れこんだmasu‐me。阿部がmasu‐meを鼓舞してエルボーを打たせていく。阿部がロープに振るとmasu‐meがようやくクロスボディーの3連打。そこからワキ固めにもっていくと阿部が悲鳴を上げながらもエスケープ。masu‐meの丸め込みは阿部が余裕で返す。阿部はmasu‐meをコーナー際に追い込む。ダッシュするとmasu‐meが丸め込みの連続で3カウント奪取を狙う。阿部が滞空時間をたっぷりとったダブルアームスープレックス。阿部が複合サブミッションにもっていくと、masu‐meはたまらずギブアップ。第1試合は阿部が貫禄の勝利を収めた。
    2011.3.20 板橋

    (2) 1/20
    春山香代子&○倉垣翼(11分14秒、アルゼンチンバックブリーカー)コマンド・ボリショイ&矢神葵●
     タッグ2冠王者のハルクラはグリーンとオレンジを基調としたニューコスチュームで登場。先発は倉垣と矢神。序盤から矢神とボリショイが合体してハルクラの出鼻をくじく。ボリショイが倉垣に卍固め。倉垣がエスケープした瞬間にボリショイがタランチュラ。ボリショイがスリーパーにいくと倉垣がそのまま持ち上げる。倉垣はエルボーでボリショイを吹っ飛ばすと春山と合体。春山がボリショイをキャメルに捕らえると倉垣がサイドからドロップキックを叩き込む。春山がミサイルキックからボディースラムを狙うがボリショイがワキ固め。春山が逃れようとするとボリショイがサブミッションの複合技でエスケープを許さない。矢神が春山とのエルボー合戦に。春山がロープに飛ばすと矢神がエプロンに出て春山の腕をとる。ぶら下がり式腕十字に春山は苦悶の表情。ボリショイのアシストから矢神が腕十字。ボリショイが春山にアームブリーカー。春山が背後からスリーパー。ボリショイの動きを読んでのボディーアタックからスタナー。春山がボリショイにローリングクレイドル。返したボリショイがワキ固め。倉垣のカットを同士討ちさせる。倉垣がエプロンからラリアットを叩き込み春山が串刺しラリアットの連打。さらにラリアットをぶち込むも2カウント。倉垣がロープを蹴ってのドロップキック。カナディアンに持ち上げるとボリショイが切り返してバックを取る。ハルクラがボリショイを持ち上げてバックドロップ。倉垣のバックドロップはボリショイが返す。倉垣が担ぎ上げるとボリショイが回転エビ固め。矢神の619にボリショイも続く。ボリショイが倉垣に飛びついて丸め込むも春山がカット。矢神のキック連打。矢神が飛びつくと倉垣が強引にマットに叩きつける。倉垣がムーンサルとも矢神がかわす。ボリショイの掌底から矢神がフロッグスプラッシュ。倉垣が春山のカットに救われる。春山と倉垣が合体もボリショイ組が丸め込み。倉垣が矢神を担ぎ上げた状態からボリショイに体当たり。ダブルの串刺しラリアットから倉垣がアルゼンチンバックブリーカー。春山がボリショイのカットを抑えると矢神がギブアップを喫した。
    2011.3.20 板橋

    (3) 1/20
    ○KAZUKI(10分41秒、横入り式エビ固め)森居知子●
     森居がザ☆WANTED!?に引き入れられたため、この試合は、早くもザ☆WANTED!?の同門対決ということになる。森居がセコンドの阿部を意識しながらマイク。「KAZUKIさん、この試合に勝ったらなにか一芸ができるとか噂に聞いたんですけど」。「勝っても負けても一芸やっていいから」と主張するKAZUKIに森居は短期決戦。押さえ込みの連続でKAZUKIを追い込む。場外に逃れて間を取ったKAZUKIだが、リングに戻るとまたもや森居が猛攻を仕掛ける。「よくもやりやがったな!」とKAZUKIが反撃。髪の毛をつかんでマットに叩きつけ、動きを止めると噛みつき攻撃。森居がアームホイップから腕をとって噛みつきのお返し。KAZUKIが強引に押さえ込むと森居が返す。森居は逆エビ固めからヒザにツメを立てる。KAZUKIが一本背負いから腕十字を狙うが森居がエスケープ。KAZUKIが森居をコーナーに追い込んで攻撃。串刺しのジャンピングニーは森居がかわしてタランチュラに持っていく。コーナーへの振り合いはKAZUKIが制し、セカンドに乗せてのダブルニー。KAZUKIはコーナーからダイビングニードロップ。森居がかわしてレッグドロップ。森居はKAZUKIを引き起こしてブレーンバスターホールド。さらにコーナーに上がるがKAZUKIが追いつく。しかし森居は体を入れ替えて無理やりKAZUKIをセカンドに載せる。迷った森居をマットに叩きつけたKAZUKIだが2カウントで返される。KAZUKIの回転エビ固めは森居が返す。KAZUKIのカンチョーはレフェリーに誤爆。森居が押さえ込むもレフェリー不在。そこからKAZUKIがスクールボーイで丸め込むと復活したレフェリーが3カウントを入れる。勝ったのはKAZUKIのほうだった。森居「勝利はオマエに譲って、一芸をやれ」KAZUKI「勝っても負けてもやるなんて、私言ってないでしょ!」仕方なくKAZUKIは「久しぶりに吟じます」と詩吟をスタート。「手と手を取り合って~、人の輪が広がって~、復興に向かう~。ありがとうございます。みなさん(義援金への)ご協力お願いします」KAZUKIは即興で吟じてみせた。
    2011.3.20 板橋

    (4) 1/30
    春山香代子&倉垣翼&○コマンド・ボリショイ&矢神葵(13分51秒、掌底→体固め)阿部幸江&KAZUKI●&森居知子&masu‐me
     全選手がこの日2試合目となる8人タッグ。矢神とmasu‐meにははじめての経験だ。
    阿部組が円陣を組んでダッシュするが森居ひとりが捕まってしまう。ひと段落するとKAZUKIが矢神と対峙。「よくも私を蹴ってくれるな!」と向かっていくが、矢神の腕十字に捕らえられる。ボリショイがKAZUKIをつれてロープ渡りからアームホイップ。KAZUKIが次々とニーをぶち込んでいく。masu‐meがボリショイにボディーアタックも春山のスタナーを食らう。ボリショイが阿部とmasu‐meを捕らえて矢神といっしょに弓矢固め。阿部の目突きからmasu‐meがボリショイを丸め込む。ボリショイの目突きをかわしまくる阿部だが最終的には食らうことに。ハルクラのラリアットから矢神が阿部に飛びつき腕十字。ハルクラが阿部にエルボードロップ。森居が春山にショルダータックル。それを受け止める春山が反対に森居を吹っ飛ばす。森居もショルダータックル連打で応戦。春山のラリアットから倉垣がトペアトミコ。倉垣のラリアットを潜り抜けたKAZUKIと森居がレッグドロップ。森居が倉垣に起き上がりこぼし式のブレーンバスター。パワーボム狙いの倉垣をKAZUKIが切り返す。倉垣がカナディアンで担ぎ上げると全員が入って混戦に。そのなかで倉垣が春山のアシストからKAZUKIと阿部を2人まとめてアルゼンチンバックブリーカー。倉垣はさらに2人まとめてのラリアット。ボリショイがKAZUKIにDDT。KAZUKIはボリショイにニーを食らわし阿部と合体。切り崩した春山が倉垣と合体。ボリショイと矢神の619が決まる。ボリショイがKAZUKIにタイガー狙いもKAZUKIがデスバイロドリックで切り返す。阿部が倉垣にフランケン。ボリショイに飛びついたKAZUKIが押さえ込むも2カウント。ボリショイが飛び込むと阿部がローリングエルボー、KAZUKIがダブルニー。KAZUKIがコーナーに上がると倉垣がカット。ボリショイが倉垣を飛び越えて雪崩式フランケン。矢神がフロッグスプラッシュをKAZUKIにお見舞い。つづいて倉垣がボリショイをコーナーから落としダブルフットスタンプ。春山のダイブから倉垣も続く。ボリショイがカバーするも森居がカット。ボリショイが走りこむとKAZUKIがニー。倉垣のカットからボリショイが掌底を叩き込むと、KAZUKIが返せず。ボリショイが乱戦を制してKAZUKIをピンフォールしてみせた。
    2011.3.20 板橋

    (5)1/30
    ●米山香織&ヘイリー・ヘイトレッド(15分35秒、米―ZOUを切り返して丸め込む→エビ固め)Leon○&中森華子
     4・3後楽園で一騎打ちをおこなう米山とLeonがタッグで前哨戦。米山のパートナーはタッグ2冠王座挑戦を控えるヘイリーで、Leonのパートナーは“獅子の穴”入りを果たした中森。Leonは米山組と握手を交わさず。ゴングと同時に突進してきたLeonのスピアーを米山がかわしエルボー合戦。米山がLeonをコーナーに追い込み踏みつける。ヘイリーがローキックの連打をLeonに浴びせる。ヘイリーが力強いボディースラムでLeonをマットに叩き落す。Leonとヘイリーがエルボーを打ち合う。ヘイリーがLeonをコーナーに叩きつけると米山がニーを連発。逆転したLeonが串刺しのスピアー。ヘイリーがLeonをコーナーに叩きつけるがLeonが串刺しドロップキック。中森が手刀をヘイリーに落としてからネックブリーカー。コーナーに上がったところをヘイリーが張り手から叩き落す。米山が中森にキャメルクラッチ。Leonが背後からのドロップキックでカット。米山とLeonがつかみ合い。中森がこれを引き裂いてキャメルクラッチを米山に仕掛ける。ヘイリーがLeonを場外に送り出してからカット。米山とヘイリーが合体。中森が2人にネックブリーカー。Leonがミサイルキックで米山を吹っ飛ばす。米山とキックのコンビネーションからヘイリーがネックブリーカードロップをLeonへ。Leonが串刺しのスピアーから飛ぶがヘイリーがかわし担ぎ上げる。逃れたLeonがスピンキックもヘイリーがかわし滞空時間の長い前方へのブレーンバスター。ヘイリーのジャンピングニーからスープレックスも2カウント。Leonがヘイリーにスピアー。中森がヘイリーに向かっていくがカウンターのビッグブーツを浴びる。中森がDDTから首筋にストンピングの連打。さらにコーナーからミサイルキック。ボディアタックはヘイリーがキャッチするもLeonがスワンダイブのミサイルキックで中森ごと吹っ飛ばす。中森がLeonとの合体からヘイリーにストレッチマフラー。ヘイリーが左右からの張り手を連打。ミドルキックの連打を耐えた中森がダブルリスト。ヘイリーがフロントスープレックス。Leonが米山を担ぎ上げてコーナーに叩きつける。コーナーに乗せると米山が反転。中森がカットに入りLeonが雪崩式のブレーンバスター。ヘイリーがカット。中森が米山を肩車。Leonはヘイリーにロープを歩いてのミサイルキック。Leonが米山にキャプチュードバスター狙いも丸め込まれる。米―ZOUの構えは中森が阻止。Leonのスピアーが米山にヒット。両者ダウン状態に。両者へのコールが交錯するなか米山がスピンキックから不知火。Leonが受け止めてキャプチュードバスター。しかしLeonはダメージからカバーに入れず。両者がヒザ立ちの状態で殴りあい。立ち上がるとエルボーの打ち合い。Leonがマスクを自ら脱いでスピンキック。ヘイリーがラリアットを浴びせ米山が背後からニー。ヘイリーが担ぎ上げて米山がダイブ、ヘイリーが前方に叩きつける。Leonにヘイリーがラリアット。米山が米―ZOU。その直後にLeonが反転し押さえ込むと、米山は返せず。“米―ZOU返し”で、Leonが無差別級王者の米山から3カウントを奪ってみせた。Leon「米山、オマエにだけはな昔から絶対負けたくないんだよ! 私はどうしても後楽園でのシングル、オマエとだから無差別のベルとかけてやりたい!」米山「米山革命、JWPの選手とは防衛戦をやらない。けど、今日のこの結果、アンタのその気持ち、多少揺らいだよ。アンタも私も明日防衛戦あるじゃん。大畠なめてんじゃないよ。いまは後楽園でタイトルかけるか、答えは出せない」。米山が退場。ボリショイ「みなさん、今日はどうもありがとうございました。今日は私たちがみなさんに勇気をいただきました。途中、緊急地震速報が入り心配されましたが全5試合終えることができました。被災地の方が1日でも早く笑顔になれるようにがんばります」その後、春山が提案。興行終了後の無料チャリティーイベントの開催をアピール、中止になった闘聾門の興行に代わり、同会場での30分後のイベント開催が決定した。
    2011.3.20 板橋

    [結果]2011.3.20 板橋グリーンホール 

    3月20日(日)板橋グリーンホール
    観衆108人

    ▼20分1本勝負
     阿部幸江(10分17秒/ビクトリーAクラッチ)masu-me

    ▼20分1本勝負
     春山香代子&○倉垣翼(11分14秒/アルゼンチンバックブリーカー)コマンドボリショイ&●矢神葵

    ▼20分1本勝負
     KAZUKI(10分41秒/横入り式ビ固め)森居知子

    ▼スペシャル8人タッグマッチ30分1本勝負
     春山香代子&倉垣翼&○コマンドボリショイ&矢神葵(13分51秒/掌底→片エビ固め)阿部幸江&●KAZUKI&森居知子&masu-me

    ▼30分1本勝負
     ○Leon&中森華子(15分35秒/エビ固め)●米山香織&ヘイリー・ヘイトレッド
    ※米-ZOUを切り返す

    2011.3.6 東京キネマ倶楽部 総評 

     4・3後楽園での一騎打ちにJWP認定無差別級王座をかけるように要求するLeon。これに対し、王者の米山は「3つの条件」をLeonに課した。米山革命の宣言以来、米山はJWP所属選手の挑戦拒否の姿勢を貫いているのだが、ここへきてLeonがこの状況を切り裂きにかかっている。米山が課した条件は以下だ。

    1. ブログを毎日更新すること。
    2. 3・21獅子の穴主催興行の超満員札止め
    3. NEO認定ハイスピード王座の防衛

     なかには冗談のような要求もある。が、米山のほうはいたって真剣。ブログを更新させることによって告知だけではなく、Leon個人の感情を引き出そうとしているのである。米山は、Leonの気持ちを見たがっている、知りたがっている。ただ勝ちたい、絶対に勝つだけでは説得力に欠けすぎる。いままで何回、何百回この言葉を聞いてきたか。それ以上の何かがなければ、王者の心を動かすことは不可能。実際、米山はアイスリボンのさくらえみによって気持ちを伝えることの重要性を知らされた。その末にたどり着いたのが、髪の毛をかけての対戦だった。伝わらなければ、なかったのといっしょ。さくらの気持ちが届いたからこそ、そのときの新宿大会は超満員札止めになった。Leonが日々の気持ちを綴ることで、王座に対する本心が見えてくるはず。そこではじめて、勝ちたい、絶対に勝つとの思いが真実味を帯びるのだろう。日々のブログで思いが伝われば、それは獅子の穴主催興行の超満員につながるはず。すなわち、2番目の条件を満たすのだ。

     そこでおこなわれる大畠美咲とのハイスピードタイトルマッチ。2つの条件をクリアーした先が、ベルトの防衛である。ここでパートナー対決、獅子の穴同門対決を制してこそ、米山の気持ちを動かすことになるのだろう。
    米山は米山革命の真っ只中で自己プロデュースの大切さを見出し、JWP全体でも所属選手それぞれがプロデュースするようになっている。Leonは獅子の穴という若手によるグループを作り、それを拡大させている。それでも、対外的なアピール度となればまだまだ物足りなさも残っている。この条件をクリアーすれば所属選手として久しぶりの無差別級王座挑戦権が手に入るのはもちろん、自身の成長にとってもプラスになるのだから、一石二鳥。米山の提案に乗らない手はないだろう。果たして、4・3後楽園でのシングルマッチに無差別級のベルトはかけられるのか。Leonの動向に注目である。(新井 宏)

    2011.3.6 東京キネマ倶楽部 試合 

    3月6日(日)東京キネマ倶楽部 13:00
    『JWPタッグリーグ.ザ.ベスト2011』

    (1)10分1本勝負
    ●masu-me(6分22秒、ビーナスクラッチ)藤本つかさ○
     タッグリーグ・ザ・ベスト出場のmasu‐meと藤本がキューティーペア対決。masu‐meがクロスボディーの3連発で先制。藤本の串刺し攻撃をかわして丸め込む。マウントパンチを放っていったmasu‐meに藤本は背中を踏みつけながらの逆片エビ固め。masu‐meがエスケープすると。藤本は中央にもていきレッグロックからフェースロックで締め上げる。さらに藤本はキャメルクラッチからボディーシザーズへ。masu‐meは体重を浴びせてフォールの体勢。立ち上がったmasu‐meに藤本が串刺しのエルボーを連打。masu‐meが振り返して串刺しボディーアタック。藤本がエルボーの打ち合いに誘い込む。藤本が挑発するとmasu‐meが左右の連打。丸め込みは藤本が返して押さえ込み。藤本はボディースラムから余裕のカバー。masu‐meが返した瞬間にヒザ十字に切ってとる。masu‐meの手が伸びてエスケープ。藤本は串刺しドロップキックへ。藤本はフィニッシュを予告しブレーンバスター。masu‐meが返すとボディースラムの体勢。masu‐meが切り返して丸め込みの連続。masu‐meがダッシュすると藤本が蹴りを入れるが、ボディースラムでたたきつけたのはmasu‐meのほう。しかし藤本がトリッキーなムーブから丸め込むと万事休す。masu‐meは動くことができず、キューティーペア対決は藤本が制した。
    2011.3.6キネマ

    (2)10分1本勝負
    ○コマンド ボリショイ(6分52秒、センセイ固め)矢神葵●
     昨年末の後楽園でタッグを組み、リーグ戦でも同じコーナーに立ったボリショイと矢神がはじめての師弟対決。ロックアップからグラウンドの攻防。ボリショイが上になるとアンクルホールドの構え。察した矢神が逃れてみせる。矢神からローキックの打ち合いに誘う。エルボー合戦にも矢神はひるまず挑んでいく。ロープに追い込んで矢神がミドルキックの連打。エプロンから宙吊りの腕十字へ。矢神がリング内に戻りボリショイに飛びついて腕十字へ。ボリショイは脚を伸ばしてエスケープ。矢神が619からシャイニング・ウィザードを放つ。コーナーに上がるとボリショイが追いつきコーナー上でエルボーを打ち合う。矢神は腕をとってヘッドバット。転落したボリショイにダイビングボディープレス。立ち上がった瞬間にボリショイは左右の張り手。関節を狙う矢神に張り手を打つボリショイ。エルボー合戦からボリショイは矢神の脚を狙う。矢神は腕十字にボリショイを誘い込む。切り返したボリショイがスタンディングヒールホールド。矢神がエスケープ。ボリショイが619からカバーも矢神が返す。そしてボリショイが変形ヒザ十字を極めると矢神がタップ。師弟対決は師匠ボリショイが勝利した。
    2011.3.6キネマ


    (3)JWP認定ジュニア&POP認定選手権 30分1本勝負
    ●<王者>悲恋(10分54秒、ワキ固め)<挑戦者>花月○
    ※悲恋が2度目の防衛に失敗、花月が第20代JWP認定ジュニアならびに第10代POP王者となる。
     JWPジュニア王座を含むジュニア2冠王座をかけ、仙女の選手がJWPのリングでタイトルマッチ。花月が握手を求めるも悲恋は拒否。手を踏みつけられた花月が怒りのドロップキックを3連発。花月のワキ固めは悲恋がすぐに返す。悲恋は花月をコーナーに追い込み顔面をかきむしる。さらに顔面をトップロープにこすりつけるラフ殺法。悲恋は強烈なビッグブーツ、串刺し式でも打っていく。こらえる花月を容赦なく蹴っていく悲恋。エルボーとキックが交互に炸裂。エルボー連打をかわした悲恋が脚をとられるも強引に蹴り返す。悲恋は花月を小ばかにしたように顔面を蹴り上げる。花月はコーナーに追い込んでのスピアーから豪快なブレーンバスター。花月は気合を入れて担ぎ上げようとするも悲恋が切り返してネックブリーカー。悲恋はコーナーに上がるが花月が雪崩式ブレーンバスター。カバーにいくと悲恋がブリッジで返す。すぐに花月がスピアー。さらにスワンダイブのミサイルキック。花月はエアプレーンスピンからバックフリップ。悲恋が返すと花月はダッシュ。そこへ悲恋が顔面へのビッグブーツ。両者がダウン、先に立ち上がった花月を誘っていたのか悲恋がヒールホールド。ロープへ逃れた花月に顔面蹴りの悲恋。続いて悲恋がミサイルキックの2連発。花月が返すと、悲恋はビッグブーツ。花月がギリギリで肩を上げる。ワキ固めを狙う花月の顔面をかきむしり。悲恋がビッグブーツ。花月が切り返してカバーも2カウント。花月のバックフリップは3カウントに至らず。花月が立ち上がり悲恋を担ぎ上げエアプレーンスピンからもう一度バックフリップ。悲恋が返すと花月が立ち上げ担ぎ上げるも悲恋が下から切り返しヒールホールド。花月がエスケープするが悲恋が引き戻して締め上げる。花月は必死にロープへ逃れる。マットをたたいて悔しがる悲恋。ロープを走りビッグブーツ、コーナーに上がると足を滑らせる。もう一度上がってダイビングネックブリーカー。10分経過。悲恋がビッグブーツから飛びつきヒールホールド。切り返した花月がワキ固め。がっちり決まると悲恋の手がマットをたたく。悲恋のギブアップにより、花月が新王者となった。試合後、悲恋が花月にスプレーを噴射するも後の祭りだった。試合後、矢神葵が花月が手にしたベルトに挑戦の意思を表明。ボリショイが矢神の気持ちを花月に伝えると、新王者は快諾。ボリショイは新崎人生に連絡を入れ、両者によるタイトルマッチを組むことにするという。
    そして大会終了後、花月と矢神によるジュニア2冠戦が決定。4・3後楽園で実現となる。
    2011.3.6キネマ

    (4)6人タッグマッチ 30分1本勝負
    米山香織&阿部幸江&●KAZUKI(13分38秒、首固め)ヘイリー.ヘイトレッド&中森華子&○森居知子
     米山組が突っかかり試合がスタート。中森だけを残して攻めていくが、場外から戻ってきたヘイリーと森居がピラミッドを崩してすぐに逆転。しかし無差別級王者の米山が中森を捕まえて鎌固め。逃れた中森がコーナーを利してのクロスボディー。森居が米山の髪の毛をつかんでマットに叩きつけていく。米山が反撃に転じ、森居を自軍コーナーに追い込む。阿部が串刺し攻撃を狙うが森居がタランチュラ。エスケープした阿部がパートナーを呼び込み3人で森居を集中攻撃。米山を交えてのウォンテッドポーズを決めてみせる。森居はショルダータックルの連打。中森のアシストからレッグドロップを投下。中森がミサイルキックで阿部を吹っ飛ばす。阿部と中森がエルボーの応酬。阿部とKAZUKIが中森を攻撃も森居がカットし2人まとめてネックブリーカー。米山が中森めがけてジャンピングニー。中森は米山を場外に落としてプランチャを敢行。米山を戻すと3人でのビッグブーツ。中森はフィッシャーマンスープレックス。ヘイリーが米山にランニングブレーンバスター。観客が驚きの声を上げるとヘイリーがバックキック。米山のローリングソバットをこらえてみせる。米山がバックを取るとヘイリーがロープに逃れる。そこへ阿部が絶叫し米山がスープレックス。ヘイリーもタイガースープレックスを決めるが米山が返す。米山は後頭部へのニーを放ちヘイリーに不知火。KAZUKIがヘイリーを持ち上げようとする。こらえたヘイリーにKAZUKIがニーアタック。KAZUKIがヘイリーを肩車するが、ヘイリーがかわす。阿部のボディーアタックはヘイリーが受け止めるも阿部がウラカンラナ。KAZUKIがダブルアームもヘイリーがショルダースルー。KAZUKIのニーがヘイリーにヒット。2発目はヘイリーがキャッチしマットに叩きつける。カバーは米山のカットが間に合う。森居がKAZUKIにショルダータックルの連打。6人が入り乱れるなか阿部とKAZUKIが合体でヘイリーをショルダースルー。KAZUKIが森居にK-クラッシャー。もう一度狙うが森居がバックを取る。中森がミサイルキックでKAZUKIを吹っ飛ばす。阿部とKAZUKIをヘイリーのラリアットが襲う。KAZUKIは森居にカンチョー攻撃。阿部も続くとKAZUKIも追い討ち。連続のカンチョー攻撃に森居は怒り心頭。阿部が中森を突き飛ばすと、森居の手が自然とKAZUKIへのカンチョー攻撃に。森居が丸め込むとKAZUKIは返せず。森居がKAZUKIを破ってみせた。森居がマイクを取ると中森が奪い取る。中森「報告させていただきたいことがあります。今日からJWPの選手としてやっていきます。入団したからには米山のもってる無差別のベルトを狙っていきます」米山「ウェルカム・トゥ・ザ・JWP!」森居「おいしいところもってくんじゃねえよ。自分が最初に報告しようと思ったのに!」KAZUKI「入団したからには言わせてもらうね。あんたたち、あたしたち(ザ☆WANTED!?)と被ってんだよ! 私の若かりしころのメイクとか似てるんだよ。だから、変えてきて」中森「立野さんにもらったコスチュームだから変えないよ。こんなおちゃらけになりたくない。獅子の穴に入りたいと思います」中森がリングを降りるとKAZUKIは森居を拉致。KAZUKI「あんたは獅子の穴と言うより尻の穴。ザ☆WANTED!?も上目指してんだよ。森居さんはこっち系」阿部とKAZUKIは森居にザ☆WANTED!?のポーズを強要。森居はなぜか山縣優の試合のモノマネでザ☆WANTED!?の世界に融合してみせた。KAZUKI「ハイ、森居さん合格!」最後は3人でポーズを決めた。
    2011.3.6キネマ

    (5)JWPタッグリーグ.ザ.ベスト2011 決勝戦 時間無制限1本勝負
    春山香代子&○倉垣翼(21分59秒、メタルウイング→エビ固め)Leon&●大畠美咲
     タッグ2冠王のハルクラと、Leon&大畠の獅子の穴が、タッグリーグ・ザ・ベスト初代優勝をかけて対戦。ハルクラはリーグ戦を無傷、獅子の穴は優勝戦進出者決定巴戦を勝ち抜いての決勝進出だ。ハルクラの握手を拒否した獅子の穴から突っかかり試合開始。合体攻撃で倉垣をターゲットにする。大畠は倉垣にブレーンバスターの構え。倉垣が反対にボディースラム。倉垣がドロップキックを叩き込むと大畠はクロスボディー。Leonが倉垣に串刺しのドロップキック、ダブルアームスープレックス。倉垣のバックドロップを切り返しダッドリードッグからドリップキック。倉垣はエルボーアタックでLeonを倒しリフトアップから叩き落す。春山が入りLeonにスリーパー。胴締めにいったところで大畠がカットに入る。春山は大畠に強烈な張り手。Leonが串刺しのスピアーを春山へ。獅子の穴が合体しドロップキックで春山を吹っ飛ばす。大畠が春山に三角締め。返した春山がスタナー。大畠のクロスボディーを春山がキャッチ。2度目は大畠がDDTで切り返す。春山は大畠にデッドリードライブ。大畠がぶら下がり式の腕十字。外に出た大畠を倉垣が捕まえて強引にリング内へ。ハルクラが合体するとLeonがスピアー。受け止めたハルクラに大畠がクロスボディー。大畠の回転エビ固めからLeonがスピアー、大畠がDDTで続く。さらにLeonが春山にスピアーの嵐。キックのかわし合いからLeonと春山がエルボーをぶつけ合う。ハルクラがLeonにトラースキック。大畠が倉垣にヘッドシザーズホイップ。場外に送り出された倉垣に大畠がプランチャでダイブ。続いてLeonが大きく手を広げてトップロープから飛んでいく。Leonがリングに戻った春山にミサイルキック。スピアーをかわした春山が串刺しラリアットの乱れ打ち。倉垣がLeonにラリアット。かわしたLeonにトラースキック。飛んできた倉垣の腹部にカウンターのドロップキック。スピアーを受け止めた倉垣に春山がスタナーで続く。ハルクラがラリアットの挟み撃ちからダブルのバックドロップをLeonに見舞う。2人でコーナーに上がると大畠がカット。Leonが倉垣に雪崩式を狙うが倉垣が叩き落し、大畠もLeonの上に叩きつける。春山のギロチンから倉垣がボディープレスをLeonへ。ダブルの攻撃をかわしたLeon。大畠のアシストから倉垣にスパイダージャーマン。Leonはトップロープを走ってのミサイルキック。大畠の手をとって倉垣に叩きつけ、レオンストーンへ。スピアー狙いに出ると倉垣はカウンターのラリアットを叩き込む。Leonのスピンキックをキャッチして倉垣がバックドロップ。Leonのスピンキックがヒット。飛び出した春山に大畠が飛びつき丸め込みの連続。ダッシュする大畠に春山がラリアット。大畠はカバーを丸め込み。大畠ががむしゃらに春山に食らいつく。春山がキーンハンマーを狙う。大畠は低空クロスボディー。逆打ちの体勢は春山がバックフリップ。Leonのスピンキックから大畠が逆打ちを成功させる。倉垣が背後からラリアット。春山は大畠を立ち上げキーンハンマー。Leonがカットし3カウントには至らず。倉垣がLeonの介入をとめて大畠に豪快なバックドロップ。メタルウイングを狙うと大畠が切り返す。倉垣がラリアットの乱れ打ち。Leonがスピアーでカットし大畠との合体を指示。倉垣が逃れるとLeonを外に送り出すがスワンダイブのミサイルを浴び、大畠がジャーマン。倉垣は獅子の穴2人にバックドロップ。20分経過。ハルクラががったいの、倉垣の肩車に春山のギロチンが大畠へ。倉垣がカナディアンの体勢。大畠が逃れ挟み撃ちを誘う。ダブルのフィッシャーマンが倉垣へ。春山とLeonが場外戦。大畠がカウンターのラリアットをもろに食らう。そして倉垣がメタルウイング。完璧に決まると大畠は動けず。タッグリーグ優勝をハルクラがもぎ取った。倉垣「ハルクラが優勝したぞ!」春山「獅子の穴が勝ちたいのは十分伝わったよ。でも私たちタッグチームナンバーワン目指してるんで、こんなところで止まってられないんだよね。2冠をかけてアジャ・コングと闘います!」そこへ現れたのがヘイリー。「オメデト。あんたたちが勝ったけど、日本ではまだ私に勝ってないでしょ。コーラクエンホールでやらない?」春山「なんていってるかわからないけど、ヘイリーの熱い気持ちは伝わったよ。いいね、外国人の人が出てきてくれて、バリバリじゃん。サイコーだね! 私たちがバリバリ最強ナンバーワン!」Leon「本当は勝って言いたかったけど、オイ、ヨネ。オマエと後楽園のシングル、無差別のベルとかけろ。オマエの米山革命、私からしたらただ逃げてるだけなんだよ」米山「現状を理解しないでそんなこといわれるのすごく悔しいんだけど。いまのままじゃ無理じゃない? もっと実績や話題、覚悟見せてほしいんだよね。今日からブログ毎日更新してよ。それからハイスピード防衛しなよ。あと獅子の穴興行の超満員。この3つができたら考えてあげてもいいよ」Leon「わかった、絶対やってやる」米山「気持ちが伝わらないんだよね、今日からブログがんばって」Leon「後楽園での米山とのシングル、絶対無差別のベルトをかけて実現させます!」
    2011.3.6キネマ

    [結果]2011.3.6 東京キネマ倶楽部 

    3月6日(日)東京キネマ倶楽部
    『JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2011』
    観衆210人(満員)

    ▼10分1本勝負
     藤本つかさ(6分22秒/ビーナスクラッチ)masu-me

    ▼10分1本勝負
     コマンドボリショイ(6分52秒/センセイ固め)矢神葵

    ▼JWP認定ジュニア&POP認定選手権試合30分1本勝負
     花月(挑戦者)(10分54秒/ワキ固め)悲恋(王者)
    ※王者が2度目の防衛に失敗。花月が第20代JWP認定ジュニア、第10代POP王者となる。

    ▼30分1本勝負
     ヘイリー・ヘイトレッド&中森華子&○森居智子(13分38秒/首固め)米山香織&阿部幸江&●KAZUKI
    ※中森&森居のJWP入団を発表。

    ▼JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2011決勝戦時間無制限1本勝負
     (レッドゾーン)春山香代子&○倉垣翼(21分59秒/メタルウィング→エビ固め)Leon&●大畠美咲(ブルーゾーン)
    ※春倉がリーグ戦を優勝。

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