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    2009.12.27 後楽園ホール 総評 

    日向あずみ&コマンド・ボリショイ組vs春山香代子&米山香織組。一見すると、どの会場でも組まれそうなJWPの純血タッグマッチである。しかし、この組み合わせを引退試合のカードとして日向の方から提案してきたとき、ボリショイにはすぐにあのころのことが思い出されたという。
    JWPは選手の離脱や経営難から所属選手5人というところまで追い込まれた過去がある。そのときに残っていたのが、ボリショイ、日向、春山、米山、渡辺えりか(引退)の5人だった。聖地・後楽園から遠ざかり、小会場での大会をおこなうのが精一杯。それでもなんとか団体を存続させようと尽力したのがこの5人だった。それまでは経験のなかったフロント業務も手分けしておこなうようになった。会見でボリショイが涙を流したのは、そんな背景があったからだ。
    ボリショイはいう。「日向は、このカードを大きな大会でずっとやりたかったんじゃないですかね」。日向のデビュー10周年をきっかけに、4年近くのブランクを経て後楽園大会を復活させたときもJWPの純血6人タッグマッチがメインだった。その後、徐々に回数を増やして今年は4回の後楽園大会を開催できるようになった。どん底時代を振り返れば、よくぞここまでカムバックしたものだと思う。その先頭に立って走ってきた日向がマットを去る。この試合は引退であると同時に、来年に向けてのヒントを日向から提示しようとして組まれたのではないか。春山と米山が選ばれたのがそう考えられる理由である。春山が日向を継ぐ無差別級王者なら、米山はNEO認定ハイスピード王者。入門時からこの2人にすべてを教えてきたのが日向だった。日向あずみにはなれないけれど、日向のあとを継ぐのがこの2人…。
    「なんか夢の中にいるみたいでした。日向さんが引退する夢を見ているような。でも、板橋でのシングルのように記憶が飛んじゃったわけじゃありません。しっかりおぼえていますよ。日向さんからもらった延髄ニーだけはなんとしても出したいと思ったし、この技をもっともっと磨いて、これからも大事に使っていきたいです。日向さんが会場にきたとき、『私よりスゴイ』といわせるくらいに磨いていかないといけないですね」(米山)
    「最後の3カウントは『(春山に)任せたよ』っていうふうに勝手に受けとりました。今後のプロレス生命を左右するような瞬間だったと思います。といってもどっちにも転ぶと思うんで、これからはいままで以上に意識してやっていかないといけない。日向さんがこのカードを選んでくれた意味をよく考えて、気持ちを入れ替えてやっていきます。自分にもJWP全体にも関わることなんで」(春山)
    日向から受け継いだ米山の延髄ニーから、日向政権を陥落させた春山のキーンハンマーがフィニッシュになった。ハイレベルな同門対決はJWPカラーのひとつ。日向あずみというエースが去ることで、JWPの2010年は大きな変革を要求されてくるだろう。物理的にも選手数の減少により、所属選手のみで興行を成立させるのは困難。イヤでもフリーや他団体の力を借りることになる。
    今大会の休憩時、スクリーン上から「JWPvsエネミー オープンクラスチャレンジリーグ」の開催が発表された。これは春山の保持する無差別級王座への次期挑戦者決定戦。エントリーされる選手の半数がエネミー、つまりはフリー、他団体枠となるのである。公式戦では同門対決は存在しない。JWPはエネミー、エネミーはJWPと闘い、それぞれの勝者が4・18後楽園で春山に挑戦するという形式だ。
    たとえ多くの外敵が入ってこようとも、JWPとしての誇りと自信を胸に闘ってほしい。こんなメッセージが聞こえてくるような日向あずみの引退試合だった。対パッションレッドで一歩退いていたのも、来年以降の戦力を考えての配慮だったといっていい。日向の引退はつくづくもったいないと思うが、現実に彼女はプロレス界から引退した。
    「セレモニーをやっても実感がまだ沸かないんですよ。(春山に)とられたのはいいんですけど、やっぱり自分たちが思っていたような試合にならなかったのが心残りというか」と日向はいう。とはいえ、100%の完全満足な試合など誰もしたことがないだろう。だからこそ、「心配で戻ってきた」なんていわせることのないように、変えるべきところは大胆に変える、守るべきことは守る姿勢が求められてくる。日向あずみの引退により、JWPはかえって見逃せない団体になったといえるのではないか。        (新井 宏)              
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    2009.12.27 後楽園ホール 試合 

    ■12月27日(日)後楽園ホール 12:00
    《JWP-CLIMAX 2009 ~日向あずみFINAL》観衆1340人(超満員)

    (1)1/20
    ●黒木千里&石野由加莉(9分2秒、ムーンサルトプレス→片エビ固め)紫雷美央&○紫雷イオ
     オープニングマッチは黒木が仙女の石野とタッグを結成し紫雷姉妹と対戦。黒木が先発を買ってでてイオと対峙。ロープに押し込むとイオがキックを放ちグラウンドにもっていきキャメルクラッチの体勢。つづいて美央が黒木をロープに押し込んで攻めていく。黒木はマウントをとって美央にパンチの連打。石野が出て行くと美央がワキ固めを極める。イオが石野に飛び技の連続。石野が突進すると美央がカットし、姉妹でのダブルの攻撃へ。すると石野がスピアーで2人を吹っ飛ばす。石野は美央にミサイルキック。黒木がイオへのショルダータックル6連発で続く。美央がカットするとイオがフェースクラッシャーから美央のキックへ。黒木と石野が合体しダブルのショルダータックル。石野がエアプレーンスピンをイオに仕掛けてブロックバスター。石野が美央を場外に送り出す。黒木がイオをカバーすると美央がカット。黒木はイオを踏み台にして美央にキックを放つ。イオが黒木にフロッグスプラッシュを見舞うがかわされてしまう。すると石野がスワンダイブのミサイルキック。黒木がイオを丸め込みから逆さ押さえ込みで追い込んでいく。黒木が突進するとイオがかわして619を放つ。石野がカットするがイオは黒木を捕まえてボディースラム、コーナーに上がってムーンサルトプレス。美央が石野のカットを阻止すると、リング上では3カウント。黒木の初勝利は2010年に持ち越された。
    20091227第1試合

    (2)1/20
    蹴射斗&倉垣翼&KAZUKI&○闘獣牙Leon(9分7秒、キャプチュードバスター→片エビ固め)夏樹☆たいよう&華名&パッション・ホッティー&●パッションRay

     JWPとパッションレッドの全面対抗戦。リング上では先にJWP軍の方から突っかかり試合がスタート。場外戦から倉垣がLeonをリフトアップし、リング外のパッションめがけて投げつける。戦場がリングに戻ると蹴射斗vs華名からKAZUKIvs華名の攻防へ。華名とRayがKAZUKIをロープに捕えホッティーを加えた連係攻撃を見せる。倉垣は夏樹を力任せに投げ飛ばしLeonをコーナーから落として相手にぶつける。さらに倉垣は自らダイビングボディープレス。倉垣はホッティーとの打撃戦へ。倉垣がラリアットを放つと華名がブレーンバスターで介入し、ホッティーが丸め込む。LeonはRayに高速のドロップキック。ならばとRayはLeonにムーンサルトプレスを放つ。ホッティーがLeonを捕まえ、Rayを呼び込むがミサイルキックは同士討ちに。JWP軍が串刺し攻撃で優位に立ち、Leonがロープを走ってのミサイルキックを打ち込んでいく。倉垣のバックドロップ、LeonのマッドスプラッシュがRayを襲う。ホッティーが掌底を打ち込むと、RayがLeonにウラカンラナ。両チームが入り乱れ、LeonとRayを残して場外へ。Leonがノーザンライトボム気味にキャプチュードバスターを放つと、Rayが返せず3カウント。対抗戦はJWP軍が先勝した。
    20091227第2試合

    (3)1/30
    ●阿部幸江(10分50秒、ナナラッカ→片エビ固め)高橋奈苗○
     JWPvsパッションレッドの対抗戦第2ラウンドは、安部と奈苗によるランバージャック形式のシングルマッチ。パッションレッドはホッティーを先頭にパッショントレインでリングイン。ロックアップから試合がスタートすると、押し込まれた阿部が場外のセコンドから脚を引っ張られる。場内はもちろんパッションレッドへのブーイングに包まれる。先に手を出したパッションとJWPのセコンドが小競り合い。奈苗がミサイルキック、串刺しのラリアット。阿部がかわすとエプロンに追い出しエルボーの連打。阿部が突っ込みドロップキックで場外に送り出すと、こんどはJWP軍の中へ奈苗が転落。さっきのお返しとばかりに、いっせいにJWP軍が奈苗に襲いかかる。リングに戻された奈苗に対し、阿部はフライングボディーシザーズドロップの連発。ロープに飛んだところへ奈苗が場外に送り出し、ふたたびパッションが一斉攻撃。しかし奈苗のトペスイシーダはかわされて同士討ちに。直後にJWP軍がパッションに襲い掛かっていく。JWP軍はひとりずつ奈苗を攻撃。阿部がアストロシザーズからマヒストラルを狙うも、奈苗がかわし腹部を蹴り上げる。奈苗のボディープレスをよけた阿部がマヒストラルの入り方からサブミッションへ移行。奈苗がエスケープするとバックドロップ狙い。阿部がかわしてフェースクラッシャーから三角締めに捕えてみせる。奈苗がこれをリフトアップして回避するとラリアット。奈苗のバックドロップを切り返して阿部が丸め込むも、押し潰されてしまう。奈苗がバックドロップからダイビングボディープレス。阿部がかわすもよけきれずに、ダイビングヘッドバットを食らう形に。立ち上がった阿部がコーナーの奈苗に張り手の連打。雪崩式フランケンは奈苗が切り返し丸め込む。阿部が張り手にいくと奈苗も張り返す。阿部がフランケンシュタイナー、マヒストラル、ローリングエルボー。阿部が絶叫から飛びつくとキャッチした奈苗が前方に叩きつける。奈苗は打撃技の連打から延髄斬り。そしてとどめはナナラッカ。奈苗が3カウントをゲットすると、JWPとパッションレッドが大乱闘となった。試合後、奈苗は阿部との決別を宣言し、春山の保持するJWP認定無差別級王座獲りをアピールした。
    20091227第3試合

    (4)バトルロイヤル(時間無制限)
    輝優優(16分49秒、丸め込み→エビ固め)宮崎有妃
    ※退場順…①グレート・カブキ②日向あずみ③ダイナマイト・関西④ジャガー横田⑤木村響子⑥さくらえみ⑦尾崎魔弓&GAMI⑨田村欣子⑩里村明衣子⑪植松寿絵⑫タニー・マウス⑬カルロス天野
    まえもって発表されていた日向あずみ、田村欣子、宮崎有妃、タニー・マウス、尾崎魔弓、ダイナマイト・関西、カルロス天野、輝優優、植松寿絵、GAMI、さくらえみの11選手がリング上。3分間闘い、その後は1分毎に“シークレット選手”が登場。フォール。ギブアップのほか、場外に出た選手は失格となる。まずはタッグ3冠のベルトを巻いて入場した日向と輝が2人で植松を攻撃。その後、さくらを皮切りに全員が串刺し攻撃を見舞う。日向が関西にブレーンバスターを狙うが反対にマットに叩きつけられる。場外への落としあいは日向がこらえる。最初の“シークレット選手”は、元JWPでレボルシオンアマンドラの木村響子。木村はリングインするなり日向に殴りかかり、ビッグブーツを放つ。輝がカットすると、田村とさくらがエースクラッシャーの競演。さくらがタムラ様にエースクラッシャーを仕掛け木村の上に叩きつける。日向とさくらが合体し、木村に吊り天井。次の選手のテーマ曲がかかると場内がどよめきに包まれる。1週間前に最初で最後の一騎打ちをおこなったばかりの里村明衣子が仙台から駆けつけたのだ。里村がリングに上がろうとすると、エプロンでやりあっていたGAMIとタニーがもつれ合い、里村の入場を邪魔することに。シビレを切らした植松がロープを引き上げ同期の里村を招きいれる。この行為には日向も拍手。すると宮崎が忍び寄り、里村に恥ずかし固めの体勢。タニーも加わり、里村vsNEOマシンガンズが実現。首4の字固めが数珠繋ぎになると、ジャガー横田の入場。全員が首4の字を外し、大御所ジャガーをリングに迎える。ジャガーがGAMIに卍固めにいくと、ほかの選手たちも目のまえの相手に卍固めを極めていく。そして、もうひとりの“シークレット選手”が登場。JWPの後楽園大会での休憩時にパフォーマンスを演じるグレート・カブキが現れたのだ。試合をするのかとの期待が高まるが、カブキがリングに足を踏み入れようとすると全員がダッシュ。カブキは自らリング下に降りてしまい、失格が告げられ、第1退場者となってしまった。カブキは「女性は怖いなぁ。日向、第二の人生がんばれよ」とリング下からメッセージ。その後、日向がジャガーに雪崩式ブレーンバスター、ダルマ式ジャーマンを見舞い2カウント。するとなぜかTシャツ姿の倉垣が乱入し攻撃。日向はDDTで切り返して倉垣を追い出す。ところが、日向がコーナーに上がると落とされてしまい失格に。主役の予想外に早い敗退に、場内は「エ~?」の声に包まれた。その後、関西、ジャガー、木村、さくらが失格となり、尾崎とGAMIが同体で場外転落。残った選手たちが騎馬を作り、里村と田村が騎馬上からのエルボー合戦。田村と里村が失格すると輝のエルボーから植松も失格に。タニーがみちのくドライバー?を狙うと天野が切り返して3カウント。タニーが退場すると宮崎が外道クラッチから天野を退場させる。最後は輝が宮崎を丸め込み3カウントをゲット。日向引退のバトルロイヤルを制したのは、パートナーの輝だった。
    20091227第4試合

    (5)1/30
    ●日向あずみ&コマンド・ボリショイ(21分27秒、キーンハンマー→片エビ固め)○春山香代子&米山香織
     日向あずみの引退試合は、日向自身のマッチメークによる純血タッグマッチ。春山&米山組、ボリショイに続いて最後に日向が入場。全員で握手をかわすと、米山は吹っ切るように大きな声で「お願いします!」と日向へ声をかける。日向が先発を勝ってでて試合がスタート。日向と米山が対峙した。春山が入りダブルで日向を攻撃。そこへボリショイが割って入ってカットする。日向は米山に吊り天井。ボリショイvs米山の後、日向vs春山へ。コーナーに振り合い、春山が串刺しラリアットを放てば日向は串刺しのジャンピングニーで対抗する。春山は串刺しのラリアットを連発で見舞うと日向も同じ技でやり返す。日向がダッシュすると春山が先回りしてラリアット。春山と米山が合体しダブルでブレーンバスター、両サイドからドロップキックを打っていく。日向が相手を場外に送り出すと、ボリショイがケブラーダ、日向がトペコンヒーロで場外弾の競演。その後、日向がスワンダイブのミサイルキックを春山に打ち込む。ボリショイが春山にワキ固め。春山はダブルアームのフェースバスターからローリングクレイドル。ボリショイはワキ固めで切り返すが、春山が再度ローリングクレイドルで廻し続ける。ボリショイと米山の攻防から日向へスイッチ。日向は米山にバックドロップからビクトリースタードロップ。日向がみちどらを狙うと米山が阻止して丸め込んでジャーマンへ移行。ふたたび日向がみちドラの体勢にいこうとするが、これも米山が押し潰してパンチの連打。米山はローリングソバットの3連発から不知火を敢行も3カウントには至らない。春山がラリアットをぶち込むと日向は背後からランニングニー。コーナーに上がった日向に対し春山は危険な角度で雪崩式のパワースラム。春山はボリショイにダブルアームの構えからコーナーへ。米山がボリショイの脚をとってパイルドライバーにいくと同時に日向へはダイビングセントーンを放つ合体攻撃を披露。そして春山がダイビングギロチンにいくも、日向が返してみせる。15分経過。春山のキーンハンマー狙いは日向が丸め込み。日向が雁之助クラッチにいくが、2度とも2カウントどまり。米山が割って入って日向の背後から直伝のニーアタック。米山と春山がコーナーに上がるとボリショイがカット。日向はボリショイのアシストを得て米山、春山に続けてスパイダージャーマンを決める。日向は春山にミサイルキック。ボリショイのキックから日向がランニングニー、ボリショイの619、日向のランニングニーと波状攻撃。そして日向がみちドラを放つも春山が返してみせる。日向がダッシュすると米山がカットし春山がキーンハンマー。しかし阻止され、バックの取り合い。ここでボリショイの掌底が日向に誤爆。春山がキーンハンマーを決めるが、ボリショイがカットする。もういちどキーンハンマーを狙う春山だが、日向がDDTで切り返す。ボリショイが米山に掌底。春山は飛び込んできたボリショイにキーンハンマー。春山が突進すると日向がトラースキック。日向は相手を立ち上げてラリアットも春山がかわす。春山のラリアットも日向がかわす。そして日向がシャイニング・ウィザードからみちドラ?。しかし米山のカットにあい3カウントには届かず。すると日向は米山にみちドラ?を放ち、コーナーに上がって春山に向かいダイビング延髄ニー。春山がかわすがラリアットもかわしてしまう。ボリショイが飛び込みDDTへ。20分経過。ニーでダウンした春山に対し日向が頬を張っていく。日向が突進すると春山がカウンターのラリアット。日向が耐えてエルボーを放つ。春山のラリアット、キックに続き、米山が米―ZOUを決める。春山がラリアットをぶち込むも、ボリショイのカットが間に合う。しかし米山がコーナーからダイビング延髄ニーを日向に打ち込み、春山につなぐ。春山は渾身のキーンハンマー。日向から最後の3カウントを奪ったのは現無差別級王者の春山だった。その後、引退セレモニーから日向が挨拶。「最後なんですけど、最後、月並みなことしかいえないんですけど、15年間やってこれたのは、先輩や同期、後輩、マスコミの方やスタッフの方、家族や親戚のみなさん、いつも応援してくれるみなさんのおかげだと思ってます。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございます。私は今日でリングを下りるんですけども、みんなまだまだ選手は体を張ってがんばってるんで、これからも女子プロレスが盛り上がるように、これからも応援よろしくお願いします。15年間、本当にどうもありがとうございました」
    20091227第5試合

    ※画像をクリックすると大きく表示されます。

    [結果]2009.12.27 後楽園ホール 

    12月27日(日)後楽園ホール 
    観衆1340人(超満員)
    「JWP-CLIMAX 2009~日向あずみFINAL」

    ▼(1)battle of generation 20分1本勝負
    紫雷美央&○紫雷イオ(9分2秒、ムーンサルト・プレス→片エビ固め)黒木千里●&石野由加莉

    ▼(2)JWPvsパッションレッド 20分1本勝負
    蹴射斗&倉垣翼&KAZUKI&○闘獣牙Leon(9分7秒、キャプチュードバスター→片エビ固め)夏樹☆たいよう&華名&パッション・ホッティー&パッションRay●

    ▼(3)JWPvsパッションレッド~ランバージャックルール 30分1本勝負
    ○高橋奈苗(10分50分、ナナラッカ→片エビ固め)阿部幸江●

    ▼(4)日向あずみプレゼンツ・Thanksバトルロイヤル(15人参加) 時間無制限
    ○輝優優(16分49秒、丸め込む→片エビ固め)宮崎有妃●
    ※退場順=ザ・グレート・カブキ、日向あずみ、ダイナマイト・関西、ジャガー横田、木村響子、さくらえみ、GAMI、尾崎魔弓、田村欣子、里村明衣子、植松寿絵、タニーマウス、カルロス天野、宮崎有妃

    ▼(5)日向あずみ引退試合 30分1本勝負
    ○春山香代子&米山香織(21分27秒、キーンハンマー→片エビ固め)日向あずみ●&コマンドボリショイ

    [結果]2009.12.23 JWP道場マッチ 

    12月23日(水・祝)JWP道場マッチ
    観衆118人(超満員)

    ▼(1)タッグマッチ 15分1本勝負
    ○阿部幸江&米山香織(12分58秒、旋回式ダイビング・ボディプレス→片エビ固め)蹴射斗&黒木千里●

    ▼(2)タッグマッチ 15分1本勝負
    日向あずみ&○倉垣翼(14分13秒、ウィングクラッチホールド)KAZUKI&闘獣牙Leon●
    ※場外に落ちた選手はクリスマスケーキを完食するまで試合に戻れないルール。

    ▼(3)サンタだらけのバトルロイヤル 時間無制限
    ○あずみサンタ(13分35秒、オーバー・ザ・トップロープ)阿部サンタ●
    <退場順>Leonサンタ、蹴射斗サンタ、翼サンタ、KAZUKIサンタ、米山サンタ、黒木サンタ、春山サンタ、ボリショイサンタ
    ※残り5選手となった時点でクリスマスツリーが投入され、リング上のツリーを倒すと失格となる特別ルール。

    2009.12.13 ラゾーナ川崎プラザソル 総評 

     順風満帆な引退ロードに思わぬ横槍(?)が入った。さくらえみから日向あずみへの対戦表明である。さくらは春山香代子の無差別級王座挑戦を前に、自らの保持するICE×60王座の格を上げるため、あえてJWP、無差別級王座の象徴ともいえる日向との対戦をアピールした。タイトルマッチこそ拒否したものの、日向はさくらとの2連戦を敢行。これが思いのほか好勝負となったこともあったのだろう。日向は春山に敗れたあとのさくらに歩み寄った。タッグならベルトをかけた試合をしてもいい。日向は最後のシングルを終えたばかりの盟友・輝優優をパートナーに指名した。タイトルマッチには関わらないと決めていた日向が、ふたたび勝ち負けの舞台に立ち上がったのだ。
     今大会のメインとなった米山香織&さくらえみ組vs日向あずみ&輝優優組は、JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグに加え、インターナショナルリボンタッグ王座もかけられた3冠選手権という前代未聞のカードになった。日程的にも、日向組が奪取すればそのまま返上の可能性が高い。だからこそ、4冠王の米山とさくらには防衛しなければならない義務がある。ましてや、さくらは今年の女子プロレス界にプロレス大賞を復活させた“旬すぎる”選手である。引退を控える選手がこれほど勝敗の読めない闘いに臨むのも珍しいのではないか。
     もしも日向が順風満帆な引退ロードを歩んでいたとしたら、すべての試合で「もったいないなあ」「まだまだできるのに」という雰囲気のまま、最後の後楽園を迎えただろう。もちろん、この試合においても日向は引退前とはとうてい思えない闘いぶりだった。それこそ、今年の女子プロレスにおけるタッグのベストバウト級の内容があった。とくに、終盤における日向とさくらの攻防は“手に汗握りすぎる”スリルに満ちていた。考えてみれば、本来ならこの2人が絡むことなどありえなかったのだ。だからこそ、さくらの挑発は賞賛に値する。本当にやっておいてよかったと感じられる組み合わせ。アイスリボンでの2連戦から、今回のタッグ3冠戦。日向vsさくらは、“期間限定の名勝負数え歌”だった。さくらとの対戦を通じ、引退前の日向に対するイメージも変わったようにさえ思う。「もったいない」との気持ちを超越して「日向ってやっぱりすごいんだ」とあらためて感じさせたところに意味があるのではないか。“すごい日向”として、引退ロードのクライマックスに突入することになるからだ。
    「引退を決めたときにはもうベルトに挑戦する気はなかったけど、実際に巻いてみたら、やっぱりいいなって思いましたね。さくらさんとはなかなかまじわる機会がなかったんですけど、最後の最後で関われてよかったです」(日向)
     さくらからすれば、引退ロードで後輩に負けていく日向の姿に納得がいかなかった。だからこそ、春山を引き合いにして勝利にこだわる本来の日向あずみを引っ張り出しにかかった。ベルトを3本も失うという代償を支払う結果にこそなったが、さすがは女子プロ大賞受賞者である。日向あずみ本来の姿を取り戻させたのだから。
     では、輝とともに王者になった日向は、ベルトを巻いたままでリングに別れを告げるのだろうか。だとすれば、タッグ王座は3冠とも返上の形になるが…。これはあくまでも個人的な見解ながら、引退試合の日にもう1試合組むのもありなのではなかろうか。元気美佐恵も三田英津子も、引退試合は“複数”だった。タイトルマッチをしてから先に発表したカード(日向&C・ボリショイ組vs春山&米山組)でマットを去ることも不可能ではないような気もするが…。
    「日程的に無理だとは思います。でも、もしもやりたいっていう人がいて、日程が合えば、是非やりたいと思いますけど」と、日向はいう。引退当日のダブルヘッダーも積極姿勢ではないものの「考えてみます」とのこと。すべてはさくらのようにギリギリでも名乗り出て、実行に移す選手が現れるかどうかにかかっているのかもしれない。
    12・27後楽園まであと2週間。これを「あと2週間しかない」ととらえるか、それともさくらのように「まだ2週間もある」と考えるのか。“すごい日向”からベルトを獲れば、こんなにおいしいことはない。引退試合で闘うことになっている米山がラストマッチとは別に米桜でのリベンジに名乗り出てもいいし、資格は十分にある。12・27後楽園までJWPでは12・23道場マッチを残すのみながら、アイスリボンでは前日までに12・19、12・20、12・23、12・26の4大会が予定されている。12・27の前、または引退当日になにかが動くのか、それとも日向と輝がベルトを巻いた状態でファイナルを迎えるのか。後者だとすれば、ベルトを巻いた日向&輝はこの日の川崎大会が見納めとなるが…。 (新井 宏)

    2009.12.13 ラゾーナ川崎プラザソル 試合 

    12月13日(日)ラゾーナ川崎・プラザソル 13:00「JWP-CLIMAX 2009~2nd」
    観衆205人(超満員)
    ※画像をクリックすると大きく表示されます。

    (1) 1/20
    ●黒木千里(10分47秒、ミサイルキック →片エビ固め)植松寿絵○
     音響トラブルによりテーマ曲がかからず。植松が「出ればいいの?」と姿を現すとウエマツコールの大合唱に。手拍子の中、対戦相手の黒木もリングイン。ロックアップからグラウンドの攻防に移行し植松がボディーシザーズの体勢へ。そこから腕十字にもっていきギブアップを迫る。黒木は脚を伸ばしてエスケープ、植松とのエルボー合戦に応じる。植松は顔面をかきむしり、倒してから両足ストンピング。腕固めに捕えた植松は、コーナーに振ってエルボーアタック。ロープの反動を利用してからフロントキックを浴びせていく。黒木はエルボー連打で反撃の構え。コーナーに振って突進するが植松がかわす。それでも黒木はロープに振って植松を倒していく。ショルダータックルからも攻撃の手を緩めず。ロープの反動を利用して何度も植松をマットに倒してみせる。黒木は植松の脚をとってリング中央へ。逆エビの構えに入るとすぐに植松がロープへ逃げる。植松はお返しとばかりに持ち上げようとするが、黒木のほうがボディースラムにとっていく。植松はクロスボディーからカバーも2カウント。植松がコーナーに上がりミサイルキックを投下。黒木が返すと植松がコーナーへ。黒木がデッドリードライブからショルダータックル、ショルダースルー、串刺しドロップキック、ボディースラムでたたみかける。カバーを返された黒木は逆エビ固め。植松がエスケープすると黒木は豪快なショルダースルーからショルダータックルの連打。2カウントで返されるも黒木は植松をロープに振る。植松はショルダースルーを切り返すが、カウンターでエルボーを食らう。植松の丸め込みは2カウント。黒木の逆さ押さえ込みを返して植松も押さえ込む。10分経過。植松の強引なカバーも2カウント。植松がコーナーからミサイルキック。黒木が立ち上がり突進すると腹部へのニーが待っていた。直後に植松がミサイルキックを放つと万事休す。植松がオープニングマッチで3カウントを奪った。植松「手拍子ありがとう!」


    (2) 1/20
    コマンド・ボリショイ&●都宮ちい(16分2秒、ハーフスラムバスター→方エビ固め)蹴射斗&●しもうま和美
     都宮に手を差し伸べたボリショイ。一方の蹴射斗はアイスリボンの若手に胸を貸してきたが、対戦したときに力を認めたしもうまとタッグを結成。都宮が先発に蹴射斗を指名。しもうまが下がり蹴射斗が出てくると都宮はちゃっかりボリショイにチェンジ。ボリショイと蹴射斗の一連の攻防のあと、都宮は自分が出て行くと申し出る。都宮は蹴射斗の攻撃をかわしていくが、蹴射斗が両手を踏みつけると場内からはブーイングが。しもうまが都宮に逆エビを決めると蹴射斗が乱入。しもうまは都宮のクロスボディーを受けとめマットに叩きつける。ボリショイがしもうまにスリーパー。ヒザをついた状態からアルゼンチンで絞り上げる。しもうまがカウンターのドロップキックを連発するとボリショイがスクッと立ち上がる。ボリショイ組がダブルのドロップキック。しもうまが気合を入れてボリショイに殴りかかる。しもうまはコーナーに振られるもボリショイにエルボーを食らわしコブラツイストへ。ボリショイはしもうまにタランチュラ。リング中央に戻すと裏投げへ。ボリショイはコーナーに上がりしもうまを蹴落とす。しもうまは気合とともに立ち上がりチンクラッシャー。しもうまはミサイルキックからカバーするが2カウント。蹴射斗がボリショイにローキックの連打。しもうまを呼び込みミドルキックで合体攻撃。蹴射斗の蹴りをかいくぐったボリショイがヒザ十字へ。蹴射斗がエスケープするとボリショイがバックをとる。蹴射斗がかわして延髄斬り。蹴射斗はボリショイにブレーンバスター狙い。ボリショイが切り返して突進し、DDT。10分経過。都宮が蹴射斗の頭部めがけてドロップキックの連打。都宮はボディースラムをアピールするが蹴射斗が投げ返す。再度のトライも都宮は蹴射斗に切り返される。しかしボリショイのアシストから都宮がロープに追い込んでエルボーの乱れ打ち。ボリショイと都宮がクローズラインにいくと蹴射斗がかわす。蹴射斗はアイアンクローから都宮をコーナーに追い込むが都宮が返してミサイルキック。蹴射斗はこの動きを読みきり逆エビ固め。ボリショイがカットに入るとしもうまも飛び込んでくる。蹴射斗がバックドロップから押さえ込むとボリショイがカット。しもうまがヒップドロップの連発から都宮を持ち上げるとボリショイが押し倒す。都宮としもうまがマウントの奪い合い。都宮のスラインディングからボリショイと都宮がしもうまを串刺し攻撃。ダブルのブレーンバスターも成功させる。都宮がしもうまにランニングフットスタンプ連打。都宮が腕十字にとると蹴射斗がカットに入る。しもうまがチンクラッシャーからヘッドバット。2カウントで都宮が返し、ハーフスラムバスターを切り返し飛びつき回転エビ固め。しもうまが持ち上げると都宮がスイングDDT。都宮のアシストからボリショイが2人へ619を放つ。都宮のエビ固めは3カウント寸前でしもうまが返す。蹴射斗のハイキックからしもうまが旋回式のハーフスラムバスター。蹴射斗がボリショイのカムバックを阻止して、リング上では3カウント。しもうまが都宮をピンフォールした。


    (3) 1/30
    ○闘獣牙Leon(13分5秒、4の字ジャックナイフ式エビ固め)Ray●
     入場時にコーナーに上がったLeonをRayが襲撃。場外に落とし空中弾を見舞うと、そのまま場外戦に突入。リングに戻ってもRayが有利に試合を運んだ。しかしLeonも負けていない。ストレッチ技でRayの動きを止め自分のペースにもっていこうとする。フロントネックロックにとったLeonが背中への蹴りを連打。「1発イクゾとアピール」し、嫌がるRayをロープに振ってドロップキック。さらに急角度の逆エビ固めでギブアップを迫る。逆片エビで絞り上げたLeonに対しRayはロープへ脱出。引き戻したLeonが滞空時間の長いダブルアームスープレックス。5分経過。LeonはスリーパーでグラウンドにRayを引き込む。Rayがコルバタから619もLeonがかわしてドロップキック。Leonがコーナーに振って突進するとRayがかわし、Leonは肩からコーナーポストへ一直線。Rayはエルボーを食らってヒザをつくが、立ち上がるとLeonとのエルボー合戦に応じていく。RayのチョップとLeonのエルボーが交錯。Rayの逆水平連打にLeonはカウンターのエルボーで倒してみせる。Rayは低空ドロップキックからコーナーに上がりミサイルキックへ。Rayはバックをとり、かわされるもバックラッシュ、スピンキック。さらにムーンサルトプレスをLeonに投下。Rayはニーを連発し突進するがLeonがケブラドーラコンヒーロ、顔面への低空ドロップキック、逆エビ固めでたたみかける。10分経過。Leonが背中へのスピアーを放ち、nokianバックブリーカーへ。そのままマットへ叩きつけフィニッシュを確信。しかしRayが返してLeonのダイブをかわす。バックブリーカーを食らったRayだが丸め込みからウラカンラナ。Rayがローリングソバットからカバーも2カウントどまり。起き上がったLeonがローリングキックをかわしてスピアー。キャプチュード狙いを切り返したRayが、丸め込み合戦。これを制したのはLeonのほうだった。試合後、悔しがるRayが突っかかり乱闘になった。Leon「パッションRay、オマエらにはパッションがあるかも知れないけど、うちらにはピュアハートがあるんだよ。誰にも負けないつよいハートだ。後楽園(JWPvsパッションレッド)、覚悟しとけよ!」


    (4)1/30
    春山香代子&●KAZUKI(12分38秒、メタルウイング→片エビ固め)阿部幸江&○倉垣翼
     ハルクラとザ★WANTED!?が別々のチームで対戦。KAZUKIが握手の手を引いて阿部を丸め込むスタート。倉垣がパワーでKAZUKIと春山を圧倒する。阿部がマヒストラルを狙うと春山が切り返し、エルボーをぶち込む。阿部が飛びつくと春山がこらえるが阿部は強引にブルドッキングヘッドロックからマヒストラルへ移行。阿部がコーナーに上がると春山が無理やり落とす。春山がコーナーに上がるが倉垣が止める。阿部が入るが春山がフェースクラッシャー。春山はダブルアームで滞空時間をたっぷりとってのフェースクラッシャー。KAZUKIが阿部を持ち上げる。こらえた阿部にKAZUKIはニーを食らわす。阿部はエルボーアタックからマヒストラル狙い。かわされた阿部がKAZUKIを丸め込む。KAZUKIは阿部にK-クラッシャー狙い。阿部が切り返すもKAZUKIがマットに叩きつけダイビングニードロップへ。阿部がブリッジで跳ね除け春山のブレーンバスターとKAZUKIのダブルニーが剣山で合体。倉垣がカットに入り阿部が3カウントを免れる。KAZUKIが強引に押さえ込むも2カウント。阿部がヘッドシザーズホイップから丸め込む。倉垣がKAZUKIを持ち上げるがKAZUKIが切り返す。倉垣は両腕をとられるが強引に前に叩きつける。阿部と倉垣が合体してコーナーへ。春山がカットしKAZUKIとダブルの雪崩式を狙う。倉垣は阿部をどかして2人をアルゼンチンバックブリーカーに捕らえてみせる。倉垣が阿部をコーナーからKAZUKIに叩きつけ自らはムーンサルトプレス。倉垣はもういちどコーナーに上がるが春山が阿部を蹴散らしてコーナーへ。コーナー上で春山が至近距離でラリアットの乱れ打ち。KAZUKIが上がって雪崩式の水車落としへ。10分経過。KAZUKIのカバーを阿部がカット。KAZUKIが倉垣を起こしてK-クラッシャー狙い。倉垣がかわすがKAZUKIがダブルニー。阿部が背後からミサイルキックをKAZUKIに食らわす。倉垣は春山をエプロンに出してKAZUKIにラリアット。倉垣がダッシュすると春山がラリアットをぶち込みKAZUKIがカバー。KAZUKIが押さえるが春山のラリアットが誤爆。倉垣は前後のラリアットをKAZUKIに乱れ打ち。阿部が春山を止めて倉垣がKAZUKIにメタルウイング。春山は生還できず、倉垣がKAZUKIから3カウントを奪った。倉垣「今年はあと2試合になりますが自分は欠場したりパッションとの抗争に絡んで納得してません。2010年は春山の持つ無差別のベルトをとりにいきたいと思います。覚悟しとけよ!」春山「オマエには渡さない」


    (5) 1/60
    JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ&インターナショナルリボンタッグ選手権試合
    米山香織&●さくらえみ(21分3秒、ダイビング延髄ニー→片エビ固め)○日向あずみ&輝優優

     さくらのアピールを受ける形で、日向が最後のタイトル挑戦。王者チームがゴングとともに突進すると挑戦者チームがトラースキックで迎撃。日向と輝が合体して米山を攻めていく。日向は「さくら見とけよ!」と米山にケブラドーラコンヒーロ。さらに吊り天井で米山を持ち上げる。米山は日向の攻撃を切り返してさくらにチェンジ。さくらはモンゴリアンチョップの連打からチョップ合戦。日向のチョップが観衆からのどよめきを引き出す。さくらは髪投げからバックをとる。とられたさくらがダンスで脱出。バックのとりあいから日向は無表情で踊ってみせるが、さくらに倒され吊り天井の餌食に。米山がコーナーからダイブし日向の左腕をとる。日向が切り返してキャメルクラッチ。輝が米山の右腕を極めると反転して米山がエスケープ。輝が米山にニーを連発。米山はエルボーアタックからさくらに替わり、さくらはさくらえみ60キロで輝に串刺し攻撃。輝はさくらをかわすが、さくらもエプロンに出て輝を誘う。さくらはエプロンからリング内の輝に突進。日向がエプロンから蹴りを入れて輝と合体。さくらがクローズラインをかわすが日向と輝はさくらを持ち上げてマットに叩き落し、2方向からのドロップキック。さくらは輝にバックブリーカーからマットに叩きつけ、さくらえみ60キロ。米山が輝のバックをとりコーナーに追い込み回転エビ固め。米山のジャーマンが輝に爆発。米山は輝を寝かせてコーナーに上がるも、輝が立ち上がって雪崩式を狙う。米山が切り返して輝を場外に送り出す。さくらも日向をさくらえみ60キロで場外に出し、米山がダイブ。リングに戻ると米山が輝にダイビングセントーン。輝の延髄斬りに米山はローリングソバット。米山の不知火を切り返した輝がエアプレンスピン。10分経過。さくらを蹴散らし米山をコーナーに乗せてドラゴンスリーパーからスパイダー式にもっていく。輝がコーナーから延髄斬り。米山は2カウントで肩をあげる。米山は回転足折固め。切り返した輝が三角締め。日向を押しのけてさくらがカット。日向は米山の背後からニーを放ち投げっぱなしジャーマンを連発。日向は米山にニーをぶち込みダッシュ。リング下からさくらが脚を引っ張りダブルの攻撃へ。日向をコーナーに乗せてさくらが肩車。輝がカットし日向が米山に雪崩式ブレーンバスター。日向と輝がダブルのブレーンバスターを狙うが米山が切り返しさくらのダブルチョップ。米山が2人に不知火を放ち、ムーンサルトプレスなど米桜の空中弾が連続して日向を襲う。
    日向は輝のアシストから米ZOU狙いを切り返し、コーナーへ。米山が立ち上がりコーナーに上がるが日向が雪崩式のDDT。さくらがカットすると輝がさくらを止める。米山がラリアットをかいくぐりジャンピングニー。15分経過。さくらが日向にトラースキック。コーナーに上がるが日向も追いつく。さくらはパワーボムから輝をコーナーに乗せて雪崩式フランケン。米山のダイビングセントーンからさくらのクリオネがヒット。さくらは日向に2階からのにゃンにゃンプレスを予告つきで放つ。3カウント寸前で日向がクリアー。場内は日向コールをサクラコールが上回る。さくらがコーナーに上がると輝がカットし日向に託す。日向はスパイダージャーマン、頭部へのミサイルキック。さくらがクリアーし、ヒザへのドロップキック。マヒストラル狙いを切り返されるも逆さ押さえ込み。日向の雁之助クラッチをさくらが切り返す。さくらに輝がニーをぶち込み背後からは日向のニー。日向のみちドラはさくらがなんとかクリアー。日向がさくらを立ち上げる。米山のキックからさくらが日向を立てる。輝のエルボーが誤爆し、さくらがマヒストラル。米山のその場での不知火からさくらがマヒストラル。さくらがタイガードライバーにいくと日向も返す。20分経過。輝のエルボースマッシュから日向がニー、日向と輝の左右からのダブルのキックから日向が蹴り上げ、がみちドラへ。輝を振り切り米山がカットする。しかし日向が延髄ニーをさくらにぶち込むとついに3カウント。引退2週間前の日向が王者となった。輝とベルトを巻くのは、輝がJWPを退団したとき以来だ。日向「さくらさん、引退まえの自分にこういった舞台にその気にさせてくれてどうもありがとう」さくら「させるんじゃなかったよ…(涙)」日向「輝もどうもありがとう。これからあと2週間、たぶん防衛戦は厳しいと思うんですけど、最後まで大事にベルトを持っていたいと思います。最後の姿を見にきてください。今日はどうもありがとうございました」



    [結果]2009.12.13 ラゾーナ川崎プラザソル 

    12月13日(日)ラゾーナ川崎プラザソル
    観衆205人(超満員)
    「JWP-CLIMAX2009~2nd」

    ▼(1)シングルマッチ 20分1本勝負
    ○植松寿絵(10分47秒、ミサイルキック→体固め)黒木千里●

    ▼(2)タッグマッチ 20分1本勝負
    蹴射斗&○しもうま和美(16分2秒、ハーフスラムバスター→片エビ固め)コマンドボリショイ&都宮ちい●

    ▼(3)シングルマッチ 30分1本勝負
    ○闘獣牙Leon(13分5秒、四の字ジャックナイフ式エビ固め)Ray●

    ▼(4)タッグマッチ 30分1本勝負
    ○倉垣翼&阿部幸江(12分38秒、メタルウイング→片エビ固め)春山香代子&KAZUKI●

    ▼(5)JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ&インターナショナルリボンタッグ3冠選手権試合 60分1本勝負
    [挑戦者組]○日向あずみ&輝優優(21分3秒、ダイビング延髄ニードロップ→片エビ固め)米山香織&さくらえみ●[王者組]
    ※米山組がJWP認定タッグ王座2度目、デイリースポーツ認定女子タッグ王座2度目、インターナショナルリボンタッグ王座3度目の防衛に失敗。
    日向組が第33代JWP認定タッグ王者、第6代デイリースポーツ認定女子タッグ王者、第7代インターナショナルリボンタッグ王者となる。

    2009.12.6 新宿FACE 総評 

     試合まえの調印式から主導権は挑戦者にあった。春山香代子vsさくらえみのJWP認定無差別級選手権試合。挑戦者のさくらは調印式でのコメントを通じ、これまでの出来事を知らないファンにも理解できるように、春山戦に至る経過を意気込みとともに説明する形を取った。そのなかには、日向あずみを引退直前まで闘いの最前線に戻したいとの訴えも込められていた。これを聞けば、たとえJWPのファンでもさくらの言葉に心を動かされたのではないか。日向の引退まで「もう3週間しかない」のではなく、「まだ3週間もある」のである。さくらが春山から無差別級王座を奪取すれば、日向が無差別級&ICE×60王座の2冠に挑戦する試合が組まれることがすでに決定している。「最後まで勝ちにこだわる試合をしたい」とする日向だからこそ、この闘いを見たいと思ったファンは多いに違いない。実際、アイスリボンのリングで実現したさくらと日向のシングル戦は、2試合ともまったく異なるテイストの好勝負となった。それだけに、3度目がどんな展開になるか見てみたいと思うのだ。
    一方の春山は、調印式でもこれまでの姿勢を貫き通した。春山の主張は「無差別の重さ」。多くを語ろうとしない春山の姿勢は、王者らしさとして評価に値する。ここで崩してしまってはさくらの思う壺という意識もあっただろう。もどかしさがあるとはいえ、貫き通すことは立派である。
     そして迎えたタイトルマッチ。場内は、これまでのJWPではありえなかった雰囲気に包まれた。春山が圧倒的なアウェー感をホームリングで感じてしまう一種異様なムード。投げ込まれた紙テープの数はほぼ同数ながら、場内から湧き出したコールに関しては断然、さくらのほうが上だった。さくらにとっては当たり前ながら、これまでのJWPになかったものが現出したのだ。10・4後楽園での米山戦においても、これまでのいきさつはなかったも同然でリングに上がっていた挑戦者。知っている人は知っているけれど、大きな器になればなるほどそうはいかなくなる。挑戦者だからこそ観衆を味方につけて力にしたいはずなのに、五分の状況で対峙してしまっては、その時点で王座奪取の可能性が低くなってしまいかねない。実際、米山はこれで2度チャンスを逃した。試合後にいくら号泣しても、それこそ後の祭りである。「挑戦者ガンバレ」の雰囲気をもっともっと作っておけば、状況が変わる可能性があったと思うのだが。
     その点で、さくらえみは場内の雰囲気をうまく逆転させることに成功した。試合開始前から「さくら勝ってくれ!」「さくら頼むぞ!」の声が客席から飛びかった。試合中、ハルヤマコールも絶えずにかかっていたものの、さくらへの声援を凌駕し全体的なムードを変えるには至らない。結果的に防衛に成功したものの、試合として春山は随分さくらに助けられたと思う。
     昨年に続き、無差別級王者としての年越しが決定した春山。ただし、彼女自身もバックステージでコメントしていたように、「100人中100人がJWPの無差別級王者が春山香代子とは思っていない」のが現実である。「合格点はあげられない」という春山。実際、JWP内ではMVPだとしても、女子プロ全体でのMVPに推す人はハッキリいって少数派だろう。最高峰のベルトをもつ王者の印象がいまひとつとなれば、団体全体にとってもうれしくない事実だ。
    しかしながら考えようによっては、防衛記録以上にこの日の春山は収穫を得たのではないか。今後、王者・春山香代子をどう印象づけていくか。「チャンピオンだといっても本当のトップじゃない。JWP無差別級王者としての自分をもっともっと広めていかないと。小さくまとまるんじゃなくて、もっと大きく外に出ていかないといけないと思う」。春山がこうコメントしていたように、彼女自身も十分に感じている。日向あずみのいないJWPはもうすぐ現実としてやってくる。防衛最多記録を保持していても、王者としての本当の資質が問われるのはむしろこれから。JWP無差別級王者・春山香代子の今後に期待したい。            (新井 宏)                                 

    2009.12.6 新宿FACE 試合 

    『JWP―CLIMAX 2009~1st』12月6日(日)東京・新宿FACE
    観衆  369人
    ※画像をクリックすると大きく表示されます

    (1)1/20
    ○蹴射斗&植松寿絵(9分59秒、カカト落とし→片エビ固め)●黒木千里&松本都
     大会3日前に「アイスリボン選抜選手」が松本都と発表。“門外不出のみやここワールド”がはじめて他団体に登場となった。対戦相手はアイスリボンの若手を蹴りまくっている蹴射斗と、UMA対決を含め都の世界に翻弄された(・・・)経験のある植松寿絵。「ダンシングクイーン」のテーマ曲がかかるや場内がざわめく。都がコールされるとファンからのエースコールも発生。都はさっそく黒木に「いけ!」と指示。黒木は渋い表情を浮かべて蹴射斗と対峙。都が出てくるとダンスのポーズで相手を翻弄? 植松が黒木を捕えてコーナーに追い込み、蹴射斗のアシストから顔面ウォッシュ。そこへ都が邪魔をするがすぐに跳ね除けられてしまう。植松は黒木にミサイルキック。都がカットしようとするが2発とも間に合わず。都は背後から植松を捕まえるも、黒木のショルダータックルが誤爆する。蹴射斗のローキック連打が黒木を襲う。黒木はエルボー。都が飛び出すも蹴射斗が難なくカット。都はリング下から蹴射斗の脚を引っ張る。そしてマンマミーアの体勢に入るが蹴射斗が余裕でかわしてみせる。すると黒木と都がマンマミーアの競演を決める。ふつうにボディープレスで黒木に押さえ込まれた蹴射斗が余裕でクリアー。都が2人に串刺しのドロップキック。黒木が植松にショルダースルー、都が丸め込んで2カウント。都がコーナーに上がり植松の攻撃をかわしまくりコーナー上でコブラツイスト。都は植松を落としてダイビングフットスタンプ。もういちどコーナーに上がるが植松がデッドリードライブからダイビングボディープレス。かわした都がダンシングポーズからフットスタンプ。蹴射斗がカットすると黒木と都がファンタスティックフリップで競演。黒木が植松をロープに振るも丸め込まれる。黒木が切り返すと都も押さえ込む。クローズラインは植松がかわして同士討ちにもっていく。蹴射斗が黒木にキックの連打。黒木がエルボーアタックからショルダータックルを蹴射斗に連発。ボディースラムから押さえ込むと蹴射斗が1カウントで返す。植松が入るも黒木は同士討ちを誘う。蹴射斗の延髄斬りがヒットすると都がカット。植松が都を捕えると逃れて蹴射斗にドロップキック。しかし蹴射斗が黒木にバックドロップ。植松が場外で都を抑える。蹴射斗のハイキックからカカト落としが決まると黒木は動けず。第1試合は蹴射斗組が勝利した。
    2009.12.6 第1試合


    (2) 1/30 オンリーギブアップマッチ
    ●闘獣牙Leon(11分47秒、腕固め)カルロス天野○
     LeonとOZアカデミーの天野がオンリーギブアップマッチで激突。グラウンドの展開からエルボー合戦に移行。Leonがケブラドーラコンヒーロを決め天野の素足を踏みつける。Leonは逆エビ固めに天野を捕えるも、すぐにエスケープされてしまう。天野のキックをキャッチしたLeonがnokianバックブリーカーの体勢に入る。Leonは天野の背中を踏み台にしてエプロンへ。そこからフットスタンプを決めてコーナーからダイブ。さらに両足を交差しての逆エビ固めに入りギブアップ勝ちを狙う。5分経過。Leonがラリアットにいくと天野がかわしてバックをとる。Leonが逃れるも天野がジャンピングヘッドバット。天野の突進をキャッチしたLeonが三角締めへ。天野が切り返して逆エビ固め。持ち上げられたLeonが下から張り手を見まい、逆片エビ固めにもっていく。こんどは天野が三角締め。Leonがエスケープすると天野はもういちど飛びついて腕十字へ。しかし体勢が崩れて天野もダウン状態。両者が立ち上がり、天野が丸め込みから腕十字にもっていく。Leonが持ち上げようとするも天野が阻止。Leonはこれを解いて逆片エビ固め。天野は腕を伸ばして脱出に成功。10分経過。Leonのローキック連発を耐えた天野が腕十字。Leonがエスケープするが、天野がアームブリーカー。こらえたLeonはキックの乱れ打ち。天野が下からジャンプしてヘッドバット。天野が飛びつきの連続からふたたび腕十字へ。腕固めに移行すると天野はしてやったりの表情。Leonは逃れられず、ギブアップの意思表示。天野がオンリーギブアップマッチで勝利を飾った。
    2009.12.6 第2試合


    (3) 1/30 JWPvsパッションレッド
    倉垣翼, ○阿部幸江&KAZUKI(16分24秒、ラ・マヒストラル)高橋奈苗, 夏樹☆たいよう&●パッション・ホッティー
     JWPvsパッションレッドの全面対決。連敗を喫している阿部としてはなんとしても一矢報いたいところ。パッションとしても先日の大阪大会でタッグ王座を逃しているだけに、挽回の一戦だ。阿部がホッティーを払いのけて「オマエが出てこい」と奈苗を挑発。ゴングが鳴るとJWP軍がホッティーを攻める。パッションはすぐに反撃、体勢を五分に戻してみせる。夏樹のミサイルキックがKAZUKIにヒット。ホッティー飛び出しKAZUKIにキックを放っていく。KAZUKIは膝蹴りで応戦。替わった阿部がホッティーにフライングボディーシザーズドロップの2連発。ホッティーの髪の毛をつかんで投げると、ホッティーがお返しのエルボー。パッションが飛び出し連係で阿部を攻め込む。合体のブルドッキングヘッドロックは阿部が返すもすぐに夏樹の逆エビに捕まる。阿部はドロップキックから倉垣にチェンジ。倉垣は夏樹のクロスボディーを捕まえてマットに叩きつける。倉垣が夏樹にバックドロップを狙うも夏樹がトリッキーな動きから逆転。5分経過。トリプルドロップキックをかわした倉垣が、奈苗とホッティーにラリアット。しかし奈苗とホッティーのボディープレスを連続で食らう。パッションは倉垣を捕えるも、倉垣が逆転し、反対にJWP軍が串刺し攻撃から「ファイアー!」の雄たけび。倉垣は奈苗と夏樹の2人まとめてアルゼンチンバックブリーカー。体勢が崩れるも2人まとめてバックドロップに切ってとる。KAZUKIが夏樹をコーナーに据えてダブルニーを落とす。KAZUKIがダイビングダブルニードロップからK-クラッシャー。かわした夏樹がホッティーとキック、三角飛びボディーアタック。ホッティーがKAZUKIの顔面にキック。KAZUKIがこらえてニーリフト。ホッティーもやり返しダブルアームの体勢。KAZUKIが切り返すも2カウント。KAZUKIの脚をとったホッティーだが、KAZUKIがダブルアームの形に入る。こらえたホッティーがショルダースルーもKAZUKIが丸め込む。ホッティーはカウンターのニーをぶち込むが、KAZUKIがニールキックからニードロップの連打。ホッティーもスクリューキックでお返し。飛び出した阿部と奈苗が激しくやりあう。奈苗のハイキックに阿部が崩れ落ちる。奈苗のスプラッシュは阿部が脚を立てて阻止。倉垣が夏樹をリフトアップし場外に投げ捨てる。阿部が場外へのプランチャを敢行。奈苗をリング上に戻してKAZUKIがダイビングニードロップ。倉垣がムーンサルトプレス。阿部がダイビングボディープレスで続く。立ち上がった奈苗が阿部にバックドロップ。奈苗がコーナーに上がるとKAZUKIがカットし阿部が雪崩式フランケン。2カウントで奈苗がクリアーしアルバトロスへ。阿部が切り返してサブミッションに入るがホッティーとカット。阿部が飛びつくと奈苗がキャッチして叩きつける。「ホッティーが決めてやる!」の宣言に場内は疑問符。ホッティーが阿部にゆったりとした回転エビ固めからゆっくりとマヒストラル。KAZUKIがカットし肩車。阿部がコーナーに上がるが夏樹がカットし、ホッティーが阿部に雪崩式バックドロップ、奈苗がダイビングボディープレス、夏樹がパッションロケット、ホッティーがピラミッドドライバーでたたみかける。クリアーした阿部がマヒストラルの体勢も夏樹がカット。倉垣のラリアットでホッティーを倒し、阿部が攻撃を試みる。そこへ奈苗がバックドロップ。ホッティーが倉垣をアルゼンチンから阿部の上に落とす。ホッティーが丸め込むと阿部が返す。15分経過。ホッティーがフィニッシュ宣言も阿部が丸め込み。阿部のマヒストラルはホッティーが潰す。ホッティーに倉垣がラリアット。ホッティーの掌底は誤爆。ここからJWP軍がパッションを分断。阿部がホッティーを丸め込むと、奈苗も夏樹も救出に入れず。3カウントが入り、阿部がようやくパッションを相手に白星をゲットした。試合後、阿部が後楽園での一騎打ちを要求すると、奈苗は「逃げも隠れもしない」とシングルマッチを受諾した。ホッティーが突っかかると、阿部は「オマエのせいでパッションはガタガタなんだよ」と挑発。奈苗は「そんなことない」とホッティーを弁護する。さらにKAZUKIも「やってやる。連れてこれるだけ連れてこい。全面対抗戦だ」とアピールした。
    2009.12.6 第3試合

    (4) 1/30 NEO認定ハイスピード選手権試合
    ○米山香織(8分13秒、不知火→片エビ固め)佐藤綾子●
    ※第2代王者が初防衛に成功。
     3WAYでまさかの挑戦権を獲得した佐藤が米山のハイスピード王座に挑戦。4冠王の米山は、これが同王座の初防衛戦だ。ゴングと同時に佐藤がドロップキックの乱れ打ち。アームホイップからロープに押し込み、カウンターのヒップアタックへ。返した米山が正面からのドロップキックで佐藤の勢いを止めてジャンピングニーを串刺しで放つ。米山はキャメルクラッチからボディーシザーズ。返した佐藤がエルボードロップから相手のヒザを絞めつける。米山はスリーパーに切り返すが佐藤もネックロックで応戦。米山はコーナーに押し込んで顔面を踏みつける。米山は佐藤の突進をかわして押さえ込む。佐藤は腕をとってロープ渡りに米山を誘う。しかしアームホイップで体勢を崩し米山のエルボーアタックを食らう。米山がコーナーに上がると佐藤が蹴落とし場外に送り出す。佐藤はスライディングキックから戻ってこようとした米山を場外に出してコーナーからプランチャ。さらにミサイルキックの連発で米山を追い込んでいく。エルボーの打ち合いから佐藤がジャーマン。佐藤がバックをとると米山がこらえる。コーナーに押し込んだ佐藤だが、コーナーに上がると米山も上がって攻撃。米山が雪崩式で佐藤をマットに叩きつける。米山は佐藤の背中にミサイルキックを命中させダブルリストへ。2カウントで返したさとうにのバックをとるが、佐藤が丸め込み。ラリアットをかわして回転足折固め。米山が返すと佐藤にローリングジャーマン。米山が不知火狙い。佐藤が切り返して丸め込む。2カウントで肩を上げた米山に佐藤が張り手。佐藤が突進すると米山がカウンターのローリングソバットから不知火へ。米山は前方回転で佐藤をたたきつけて不知火。食らった佐藤は肩を上げられず、米山が初防衛に成功した。試合後、夏樹が現れ自分のベルトだとリターンマッチをアピール。米山は「アタシのベルト? どこに名前が書いてあるんだよ? いまはアタシがチャンピオンなんだよ。全国にはまだまだこのベルトに挑戦したい人がいっぱいいるんだよ。その人たちと(次期挑戦者)決定戦でもやって、挑戦してこいよ!」
    2009.12.6 第4試合


    (5) 1/30 日向あずみ引退ロード~スペシャルシングルマッチ
    ○日向あずみ(18分55秒、みちのくドライバー?→片エビ固め)コマンド・ボリショイ●
     12・27後楽園で引退する日向がボリショイと最後のシングルマッチ。ゴングと同時に日向が突進、ボリショイが切り返しロープ渡りに同行させる。場外に出ると日向がボリショイを客席に投げつける。先に戻った日向が「どうしたボリショイ!」と相手を挑発。ボリショイがリングに戻ると手四つへ。グラウンドの攻防から日向が逆エビに入ると、切り返したボリショイがマウントから張り手の連打。日向がダブルアームの体勢からケブラドーラコンヒーロ、吊り天井にもっていく。ボリショイはフェイントを仕掛けてヒザ十字へ。さらに両足をクロスして左ヒザを攻めていく。5分経過。ボリショイのローキックに日向はエルボーで対抗。エルボーの打ち合いから日向がDDT。ボリショイが左ヒザをとると日向がかわしてコーナーへ。そこからの攻撃を試みるもボリショイが掌底で日向を場外に落とす。ボリショイはプランチャで場外の日向にぶつかっていく。ダウンする日向をリング内に戻しボリショイが裏投げ。2カウントで日向が返すとボリショイがタイガースープレックスの構え。こらえた日向にボリショイがウラカンラナ。ボリショイがバックをとると日向がかわしてバックをとる。こらえるボリショイに日向はバックブリーカー。日向はロコモーション式のジャーマンをボリショイに見舞う。コーナーに上がった日向はミサイルキック。日向のアピールからボリショイがDDT。飛びついてきたボリショイに日向がバックブリーカー、背後からのニーを見舞う。ボリショイがみちのくを切り返し卍字固め。
    さらに日向が切り返しクロスフェースロック。10分経過。エスケープしたボリショイはボリショイ式ワキ固め。逃れる日向をセンセイ固め?で捕まえる。ボリショイがタイガースープレックスを見舞い、返されるとドラゴンへ。2カウントで返した日向が隙を突いてドラゴンでお返し。ヒューガコール、ボリショイコールのなか、日向がシャイニングキック、ボリショイが掌底。両者がダウン状態。先に立ち上がった日向がボリショイをコーナーに乗せてスパイダージャーマン狙い。ボリショイが掌底で回避するが、蘇った日向が雪崩式ダブルアームスープレックス。ボリショイが2カウントで返すともういちど日向がコーナーへ。ボリショイを捕まえて雪崩式を狙うが、こんどはボリショイが雪崩式の裏投げを決める。2カウントで日向がクリアー。15分経過。バックのとりあいからボリショイが619を決めて掌底がヒット。日向が2カウントで返すとボリショイが肩に飛び乗る。切り返した日向がみちドラを放つ。日向がもういちど狙うとボリショイがかわす。日向はキックから持ち上げるが、ボリショイが丸め込み。日向のシャイニングキックも決め手にはならず。日向はフィニッシュを宣言しコーナーに上がる。延髄ニーを放ちカバーするとボリショイがブリッジで返す。日向はリング中央でみちドラ。しかしすぐにはカバーにいけず。両者なんとか立ち上がると、もう一発日向がみちドラ。ボリショイがなんとか肩を上げ試合を終わらせない。ボリショイが立ち上がり手を大きく広げる。日向はこれを捕えてとどめのみちドラ。3カウントが入り、日向とボリショイの最後の一騎打ちが終了した。
    2009.12.6 第5試合

    (6) 1/60 JWP認定無差別級選手権試合
    ○春山香代子(23分18秒、キーンハンマー→片エビ固め)さくらえみ●
    ※第13代王者が8度目の防衛に成功。
     無差別級王座の防衛最多記録を更新し続ける春山に、アイスリボンの4冠王さくらえみが挑戦。さくらが奪取すれば、日向あずみを最後のチャンピオンシップの舞台に引きずり出せる試合だが…。さくらは4本のベルトを手に入場。「さくら勝ってくれ!」「さくら頼むぞ!」の声がかかる。JWPにおける通常の無差別級タイトルマッチとは異なる雰囲気か。一方の春山はチャンピオンらしく風格タップリに堂々のリングイン。国家独唱のあと、タイトルマッチ宣言。レフェリーがベルトをみせ確認しようとするが、さくらはコーナーでうつむいたまま振り向かず。握手を求めた春山にさくらは応じず。ゴングが鳴っても両者は睨み合い。隙を突いてさくらがマヒストラル。春山を場外に送り出し、トペからムーンサルトアタックを決めてみせる。慎重にリングへ戻ってきた春山にさくらがドロップキック。チョップの応酬ではさくらが打ち勝つ。
    さくらは春山のエスケープを許さず吊り天井へ。さらに春山の左ヒザを攻撃。春山は背後からスリーパーを決めボディーシザーズへ移行。切り返したさくらに春山は腕をとる。さくらが返して左ヒザにニーを落としていく。春山はヘッドロックに切り返して絞り上げる。春山は髪投げからコーナーに追いこみ踏み潰し攻撃。5分経過。さくらはロープに振られず踏み潰しのお返しから両手を踏みつける。春山がスタナーからエルボー。コーナーへの突進はさくらがかわしてさくらえみ60キロ。キャッチした春山がマットに叩きつけてフロントキックの連発。顔面を狙われたさくらはさくらえみ60キロならぬ「顔は女の命」ボディーアタック。チョップの連打からさくらがエプロンに出て春山をかいくぐる。そしてエプロンからの串刺しボディーアタック。さくらがダブルアームの体勢に入ると春山が警戒。さくらはそのままグラウンドにもっていき締め上げる。春山がリング中央でショルダースルー。さくらはトリッキーなムーブからサブミッション。悲鳴を上げた春山がロープに足を伸ばす。さくらがケブラドーラコンヒーロ。脇腹を押さえつつもさくらがサブミッションの複合技で攻めていく。10分経過。腕を決めての逆片エビに歓声が沸き起こる。春山がなんとかエスケープに成功。春山がトラースキックからブルドッキングヘッドロックもさくらがかわしてエプロンでの攻防へ。さくらのチョップからボディーアタックは春山がキャッチ。春山はコーナーから背中にミサイルキック。リング中央でダブルアームのフェースバスターをさくらに連発。2発目はロープの反動を利用してみせる。そこから春山がフェースロック。さくらがエスケープすると春山はコーナーにもっていきオレンジトマホーク狙い。さくらが切り返しコーナーに上がると春山が撃ち落とす。場外のさくらへ春山がトペスイシーダを爆発させる。春山はエプロンに上がったさくらにダイビングギロチン。さらにリバースDDTでたたみかけドラゴンスリーパー。場内はサクラコールに包まれる。しだいにハルヤマコールも増えていくが、サクラコールが上回る状況は変わらず。春山はコーナーから豪快なダイビングギロチン。春山はさくらをロープに固定し突進するがさくらがかわしてフロントキック。さくらはトラースキックからコーナースプラッシュ。
    返されるとムーンサルト。春山がかわして顔面蹴り。こんどは春山がコーナーに上がってダイビングギロチンドロップ。カバーはさくらが肩を上げる。さくらがドラゴンスリーパーからスイングして春山を叩きつける。コーナーに上がると春山も追走。さくらが雪崩式のパワーボムへ。春山が2カウントでクリアー。さくらは春山を挑発しコーナーへ。春山も上がって雪崩式ブレーンバスターを仕掛ける。腰を押さえるさくらに対し、春山がコーナーへ。さくらが立ち上がると「負けてたまるか!」と張り手を見舞う。さくらがコーナーに上がり絶叫。春山とコーナー上での打撃戦。春山が雪崩式のオレンジトマホークもさくらが切り返しクリオネ、2階からのにゃンにゃンプレス。場内カウントを叫ぶ中、2カウントで春山の肩が上がる。20分経過。場内はサクラコール一色へ。春山が突進するとさくらがチョップ連打。春山が仁王立ちするがさくらがローキックから左右の張り手。春山はトラースキックからラリアット。さくらが丸め込むも2カウント。さくらは逆さ押さえ込みから横十字固め。さらにタイガードライバーを決めるが3カウントには至らない。場内ふたたび大サクラコール。春山がランニングラリアットからキーンハンマー。3カウント寸前でさくらが返す。春山がもういちど狙うとさくらが腕をとって丸め込む。そしてさくらがマヒストラル。これも3カウントには届かず。ダッシュしたさくらを春山がキャッチしてキーンハンマー。さくらが力尽き、3カウント。アウェーのような雰囲気にも屈せず、春山が防衛に成功した。春山「さくらさん、また来てください。執念すごいですね。でも自分もその上を上回ってると思うし、無差別王者としてもっと上にいくんで、またやりましょう」さくら「春山さんに勝つまではこのリングで闘い続けます。絶対にあきらめません。ただひとつあきらめなければならないことがありまして、日向さんとのタイトルマッチに関しては期待を持たせてしまいましたがあきらめます。すいませんでした」日向がリングへ上がる。日向「さくらさん、終わりじゃないよ。持ってるのはシングルだけじゃないよね。タッグのベルトもあるよね。アタシと輝で挑戦します」米山「ベルト3つあるんですけど、3つかけちゃっていいんですか!? ラゾーナ川崎でタッグ3冠戦、決定です!」春山「米桜のマイク、納得いかないんですけど、そういうさくらさんはきらいじゃないです。でもきらいなんですけど。やっぱりきらいでした。でも勝てたんで今回はうれしいのと、このベルト持って来年、トーナメントかリーグ戦をして、同期の中でも気になってる人やパッションの奈苗とか、倉垣にもそろそろきてほしいんで、このベルトをかけてやっていきたいと思います。絶対に他団体には渡しません。自分がずっと防衛していきます!」
    2009.12.6 第6試合

    [結果]2009.12.6 新宿FACE 

    12月6日(日)東京・新宿FACE
    『JWP-CLIMAX 2009~1st』 
    369人(満員)

    ▼第1試合 20分1本勝負
    ○蹴射斗&植松寿絵 VS 黒木千里&×松本都
    (9分59秒/かかと落とし→片エビ固め)

    ▼第2試合 オンリーギブアップマッチ 30分1本勝負
    ×闘獣牙Leon VS ○カルロス天野
    (11分47秒/腕固め)

    ▼第3試合 JWP VS パッション・レッド 30分1本勝負
    倉垣翼&○阿部幸江&KAZUKI VS 高橋奈苗&夏樹☆たいよう&×パッション・ホッティー
    (16分24秒/ラ・マヒストラル)

    ▼第4試合 NEO認定ハイスピード選手権 30分1本勝負
    [王者]○米山香織 VS [挑戦者]×佐藤綾子
    (8分13秒/不知火→片エビ固め)
    ※第2代王者が初防衛に成功。

    ▼第5試合 日向あずみ引退ロード~ 30分1本勝負
    ○日向あずみ VS ×コマンド ボリショイ
    (18分55秒/みちのくドライバーII→体固め)

    ▼第6試合 JWP認定無差別級選手権 60分1本勝負
    [王者]○春山香代子 VS [挑戦者]×さくらえみ
    (23分18秒/キーンハンマー→片エビ固め)
    ※第13代王者が8度目の防衛に成功。
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